文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、南 孝幸
スズキ「GSX-S1000GT」ライディングポジション・足つき性
シート高:810mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

120km/h以下で巡航すれば、ヘルメットの下半分までを直撃風から守る。足つきもこのクラスでは良い方で、ヒザにゆとりのある自然な姿勢が取れる。着座位置を前後にずらしやすく、体格差への適応力も高い。
スズキ「GSX-S1000GT」各部装備・ディテール解説

GSX-R1000がルーツの998cc水冷直4エンジンはGSX-S1000と同じく最高出力150PSを発揮。クイックシフターも標準装備している。

アグレッシブなサウンドが魅力のシャープなデザインのサイレンサーや、大型のエキゾーストチャンバーを備える排気系はGSX-S1000と共通。

スロットルバイワイヤを採用して制御がきめ細かくなったことに関連し、スロットルバタフライはシングルとしている。

SCAS(スズキクラッチアシストシステム)を新採用。スリッパー機能のみだった前モデルにアシスト機構がプラスされている。

CAE解析を用いて開発されたアルミツインスパーフレームは従来型を踏襲。主要な車体ディメンションも従来型を引き継いでいる。

KYB製のΦ43mm倒立フロントフォークはフルアジャスタブルタイプ。ブレーキキャリパーはブレンボのラジアルマウントモノブロックタイプ。

GSX-R1000譲りのアルミ製スイングアーム。リアサスペンションは圧側の減衰力とスプリングプリロードのセッティングが可能。

防風効果を最大限に発揮するコンパクトなスクリーン。側面上部の小さな折り目は、ライダーの肩を風から保護する効果があるという。

ヘッドライトはコンパクトなフルLED。ロービームで左側のみ、ハイビーム時に両方が点灯。スクリーンは固定式で、中央のV字状LEDはポジションランプ。

アッパーカウル側面のヘッドライト後方にダクトウイングを設けるなど、エアロダイナミクスの向上のためにさまざまな工夫がされている。

電子制御スロットルのスロットル・バイ・ワイヤを採用することで、きめ細やかなアクセルレスポンスを実現。

メニュー選択、操作用の十字キーを左側スイッチボックスに備える。クルーズコントロールの速度調整用スイッチも装備。

ツアラーには必須の長距離走行時の快適性を追求したシート。ポジションに対する自由度の高さや、スポーティな雰囲気にも配慮。

タンデムシートを取り外すと、小物を収納できる程度のスペースも存在。標準装備としてETC2.0車載器も装着されている。

小ぶりなテールに合わせ。クリアレンズのLEDテールランプを装備。ウインカーもコンパクトなLEDとなった。
大型TFTメーターは多機能!

6.5インチのフルカラーTFT液晶を用いた多機能ディスプレイ。車両のシステム、設定、リアルタイムの運転状況を表示可能。

専用アプリを介してスマホとリンクすれば、連絡先、電話、カレンダー、音楽、マップなどを表示可能。利便性もトップクラス。

「マップ」機能で現在地の確認も可能。本格的なナビゲーション機能を求める場合はサードパーティー製のアプリが必要。
【欧州の公式動画】GSX-S1000GT Features & Benefits | Suzuki
www.youtube.comスズキ「GSX-S1000GT」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2140×825×1215mm |
ホイールベース | 1460mm |
シート高 | 810mm |
車両重量 | 226kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 998cc |
ボア×ストローク | 73.4×59mm |
圧縮比 | 12.2 |
最高出力 | 150PS/11000rpm |
最大トルク | 105Nm/9250rpm |
燃料タンク容量 | 19L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25° |
トレール | 100mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・190/50ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・ディスク |
メーカー希望小売価格 | 159万5000円(消費税10%込) |
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、南 孝幸