春の交通安全週間、絶賛開催中です
なんだか街中に白バイ、パトカーが多いなぁ、と思ったら春と秋の「交通安全週間」。正式名称は「春の全国交通安全運動」と言うのだそうです。
2022年春は、4月6日(水曜)~15日(金曜日)の10日間。言うまでもなく子どもたちをはじめとする歩行者の安全確保や交通事故防止、歩行者保護や飲酒運転根絶など安全運転意識を向上しよう、という安全運転啓蒙ウィークなんですね。
ちなみに3月に警視庁が発表した「2021年の都内交通事故統計」によると、21年の都内交通事故の死者数は133人(20年比:22人減)で、うち原付を含むバイク乗車中の死者数は35人(同:5人減)。ちなみに、都内でのバイク交通事故死者数は、全体の交通事故での死者数のなかど26.3%(同:0.5%増)と、全国平均の17.6%を上回っています。さらに21年のバイクでの事故死亡発生は2月/4月/7月/12月が同数で最も多く、この春も気をつけなくちゃ、ってこと。
そして先週には、神奈川県茅ケ崎市の「ユーメディア湘南」で、茅ケ崎署の交通安全週間パトロール隊の出発式が行なわれました。これは、ユーメディア湘南敷地内からの出発式セレモニーで、ホンダCB1300Super Bold'orの白バイが4台、取り締まりへ出発する儀式。全員集合し、服装装備点検、車両出発前点検を行ない、警察署長訓示、点呼ののち出発するもの。
これを、なぜユーメディア敷地で行なうか、とユーメディア湘南・梅田勉代表に伺いました。
「いや、たまたまうちにスペースがあるから貸してくれないか、ということで協力させてもらいました。地域でオートバイを売っている企業として、交通安全を願うのは当たり前。オートバイに安全に乗ってもらって怪我なく事故なく楽しんで欲しいですからね」とのことでした。
実はユーメディアは毎年のように、もう30回以上も、交通安全に対するチャリティオークションを開催していて、その収益を茅ケ崎市に寄付するという活動も行なっています。この2年はコロナ禍の影響もあってオークションは開催されていませんが、この間もユーメディアグループから寄付活動は続けられていました。
さらにユーメディアグループ全体で、地域の交通安全センターの役割も担っていて、交通事故のない街づくりにも大きな協力をもらっている、と隊員の方にお話を伺いました。その関係で、敷地使用のお願いがあったのかもしれませんね。
そして神奈川県茅ケ崎警察署長から、ユーメディアグループ、そして梅田社長に感謝状が贈呈されました。下は、社長室に掲示されたその感謝状を、社員の方が撮影して、送ってくれたものです。
「交通安全?カンケーないよ」なんて言う人、まさかいないと思いますが、自分が悪くなくても事故に遭い、ダメージを受けるのがオートバイの宿命。もちろん、交通安全週間だけじゃなく、普段からセーフティライドを心がけましょう、というイベントでした!
写真・文責/中村浩史