2022年モデルとして新たに登場した、インディアンの大型ツーリングツアラーであるパースート。エンジンや足回りなどのディテールがブラックアウトされたクールなスタイルが特徴の1台だ。
文:小松信夫、ゴーグル編集部/写真:柴田直行

インディアン「パースート・ダークホース」の特徴

画像: Indian Motorcycle Pursuit Dark Horse 総排気量:1768cc エンジン形式:水冷4ストロークV型2気筒 シート高:672mm 車両重量:416kg(燃料搭載時) 税込価格:398万9000円 ※カラーはブラックスモーク、ルビーメタリック、スピリットブルーメタリック、シルバークオーツスモーク、パールホワイト、クォーツグレー

Indian Motorcycle Pursuit Dark Horse

総排気量:1768cc
エンジン形式:水冷4ストロークV型2気筒
シート高:672mm
車両重量:416kg(燃料搭載時)
税込価格:398万9000円

※カラーはブラックスモーク、ルビーメタリック、スピリットブルーメタリック、シルバークオーツスモーク、パールホワイト、クォーツグレー

絢爛豪華装備をダーティーにまとめ上げる

快適で安定感の高い走りを実現するため、大柄なボディへフレームマウントの大型カウルを装着。電動ウインドシールドや、ベンチレーション付きのロワーフェアリング、グリップヒーター、シートヒーターなど、ライダーを守る保護機能を追求。

大容量のカーゴトランクとサドルバックなど利便性も高く、AppleCarPlay対応のタッチスクリーンディスプレイやオーディオシステムといった豪華装備も充実。

400kgを超える巨体だが、最高出力122hpという強力な1768cc水冷Vツインで力強い走りが可能。IMUを中核としたトラクションコントロール、ABS、コーナリングコントロールといった電子制御デバイスも搭載する。

インディアン「パースート・ダークホース」各部装備・ディテール解説

画像: 力強さで定評のある排気量1768ccの水冷PowerPlusVツインを採用している。122hpという最高出力に加え、3800回転という低回転域から発揮される178Nmという豊かなトルクもあって、ゴージャスな造りで400kgを超える巨体を活発に走らせることも可能だ。

力強さで定評のある排気量1768ccの水冷PowerPlusVツインを採用している。122hpという最高出力に加え、3800回転という低回転域から発揮される178Nmという豊かなトルクもあって、ゴージャスな造りで400kgを超える巨体を活発に走らせることも可能だ。

画像: 倒立フロントフォークは130mmという長いストローク量を備え、高い安定感と優れた乗り心地を両立させる。フロントのキャストホイールは19インチ径で、スタイリッシュな細身のスポークが目立つスポーツコントラストカットデザイン。ブレーキはΦ320mmセミフローティングローターと4ピストンラジアルマウントキャリパーをダブルで備え、強大なパワーと車重に対応。

倒立フロントフォークは130mmという長いストローク量を備え、高い安定感と優れた乗り心地を両立させる。フロントのキャストホイールは19インチ径で、スタイリッシュな細身のスポークが目立つスポーツコントラストカットデザイン。ブレーキはΦ320mmセミフローティングローターと4ピストンラジアルマウントキャリパーをダブルで備え、強大なパワーと車重に対応。

画像: フレームマウントされた大型カウルは優れた防風性能を発揮するだけでなく、個性的でスポーティなデザインでもライダーを満足させる。LEDヘッドライト、電動で高さ調整可能なウインドシールドを備えるとともに、内側にはスピーカーやメーターなどがスマートに収まっている。

フレームマウントされた大型カウルは優れた防風性能を発揮するだけでなく、個性的でスポーティなデザインでもライダーを満足させる。LEDヘッドライト、電動で高さ調整可能なウインドシールドを備えるとともに、内側にはスピーカーやメーターなどがスマートに収まっている。

画像1: インディアン「パースート・ダークホース」解説|タンデムでのラグジュアリー性も高い個性派クルーザー
画像2: インディアン「パースート・ダークホース」解説|タンデムでのラグジュアリー性も高い個性派クルーザー
画像: 上段に視認性に優れるアナログの速度計、回転計をマウント。その下段に、ライドコマンド機能を備える。AppleCarPlayにも対応した7インチ・タッチスクリーンディスプレイを装備していて、iPhoneとの連携でさまざまな機能を利用できる。ディスプレイ左右に配置されているのがオーディオシステムのスピーカー。カラー液晶の電子制御プリロードアジャスターは、荷物やパッセンジャー情報に合わせたライディングモードが選べる。

上段に視認性に優れるアナログの速度計、回転計をマウント。その下段に、ライドコマンド機能を備える。AppleCarPlayにも対応した7インチ・タッチスクリーンディスプレイを装備していて、iPhoneとの連携でさまざまな機能を利用できる。ディスプレイ左右に配置されているのがオーディオシステムのスピーカー。カラー液晶の電子制御プリロードアジャスターは、荷物やパッセンジャー情報に合わせたライディングモードが選べる。

画像3: インディアン「パースート・ダークホース」解説|タンデムでのラグジュアリー性も高い個性派クルーザー
画像4: インディアン「パースート・ダークホース」解説|タンデムでのラグジュアリー性も高い個性派クルーザー
画像: 燃料タンクは22.7Lという大容量のもの。ツアラーらしい余裕のある航続距離を可能にしている。

燃料タンクは22.7Lという大容量のもの。ツアラーらしい余裕のある航続距離を可能にしている。

画像: ゆったりしたサイズのクルーザーらしい形状のシートは、カーゴトランクと一体になったタンデムバックレストと合わせて快適性抜群。シートヒーターをライダー側・タンデム側の両方に装備していて、シート側に設けられたコントロールパネルやメーターパネルから温度を調節することが可能だ。

ゆったりしたサイズのクルーザーらしい形状のシートは、カーゴトランクと一体になったタンデムバックレストと合わせて快適性抜群。シートヒーターをライダー側・タンデム側の両方に装備していて、シート側に設けられたコントロールパネルやメーターパネルから温度を調節することが可能だ。

画像: 十分な耐候性を備えるリモートロック式ストレージ。合計容量133Lというビッグサイズで、大きな荷物も余裕をもって収納できる。カーゴトランクは簡単に脱着が可能なので、気軽に用途や気分に合わせることもできる。

十分な耐候性を備えるリモートロック式ストレージ。合計容量133Lというビッグサイズで、大きな荷物も余裕をもって収納できる。カーゴトランクは簡単に脱着が可能なので、気軽に用途や気分に合わせることもできる。

画像: モダンなスタイルの中にも、アメリカンクルーザーらしい伝統的なディテールを残すパースートのスタイリング。

モダンなスタイルの中にも、アメリカンクルーザーらしい伝統的なディテールを残すパースートのスタイリング。

インディアン「パースート・ダークホース」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2609×990×1444㎜
ホイールベース1668mm
シート高672mm
車両重量416kg(燃料満載時)
エンジン形式水冷4ストV型2気筒
総排気量1768cc
ボア×ストローク108×96.5mm
最大トルク178Nm/3800rpm
燃料タンク容量22.7L
変速機形式6速リターン
タイヤサイズ(前・後)130/60B19・180/60R16
メーカー希望小売価格398万9000円(消費税10%込)

インディアン「パースート・リミテッド with プレミアムパッケージ」

クロームパーツでゴージャスな雰囲気に

パースートシリーズにはパースート・ダークホースのほか、エンジン、マフラーをはじめとする各部にクロームパーツを多用して、クラシカルでゴージャスな雰囲気を強調したパースート・リミテッドも存在する。両車の基本的なデザインやメカニズム、装備は基本的に共通。ただしカラーバリエーションは異なりリミテッドは全4色で、価格もリミテッドはダークホースより5万円プラスされた税込価格403万9000円とされている。

文:小松信夫、ゴーグル編集部/写真:柴田直行

This article is a sponsored article by
''.