元SKE48の梅本まどかちゃんがお送りする連載コラム「梅ひよ」。今回は地元・愛知県から長野県へとツーリングしたというお話。前後編に分けてお伝えします。この記事は後編です。
文・写真:梅本まどか
※この記事は、月刊『オートバイ』2022年5月号の記事を一部再編集し掲載しています。

唐突ですが、みなさんは、泊まりでツーリングに行く時の朝ごはんって、何を食べることが多いですか? 私はお昼や夜だとお蕎麦率8割で、朝はホテルとか旅館のご飯。なので、和食とかビュッフェが多かったのですが、今回は朝から道の駅に行き、売っているパンを食べることにしたんです‼‼ 日帰りツーリングとかではたまに、道の駅で朝食をとるのですが、宿泊ツーリングでは初めて。朝から走って楽しんじゃいました♪

画像1: 長野県の道の駅スタンプラリー・ツーリング 後編 「南アルプスむら長谷」~「歌舞伎の里 大鹿」【梅本まどかのコラム 梅日和】

今回行ったのは道の駅『南アルプスむら長谷』。クロワッサンが人気なのですが、朝イチで行ったら全部予約のため買えず…。悩みながらもメロンパンとアップルパイを買って、外のテラス席で食べることにしました。

画像2: 長野県の道の駅スタンプラリー・ツーリング 後編 「南アルプスむら長谷」~「歌舞伎の里 大鹿」【梅本まどかのコラム 梅日和】

ロケーションがすごく良くて、「なんて優雅な朝食なんだろう♪」ってテンション上がっちゃったくらい。自然の中、外で食べるご飯はやっぱりいいですよね。しかも焼きたてのパン! ちょっと風が吹くと寒かったし、物が飛んでいきそうにもなりましたが、それもいい思い出って思うくらい、幸せでした。

腹ごしらえした後は、次なる道の駅『歌舞伎の里 大鹿』へ。そこまでの風景とか道がホントに綺麗! 川が流れていたのですが、その水も空気もホントに澄んでいて最高! 太陽の光が川を照らす様子は、アニメでしか見たことがないような情景で、ホントにうっとりしながら走っていました。しかもお店とか建物が全くない自然の中の道なのに、そこまで荒れてはいなくて走りやすいんです! 何往復かしたくなる気持ちを抑えるのが大変だったくらい、もうツーリングにはたまらない場所でした。

画像3: 長野県の道の駅スタンプラリー・ツーリング 後編 「南アルプスむら長谷」~「歌舞伎の里 大鹿」【梅本まどかのコラム 梅日和】

しばらくすると『歌舞伎の里 大鹿』が見えてきたのですが、これがすごく綺麗でびっくり! 調べてみると、2018年にオープンした道の駅でした。

道の駅ってたくさんあるし、その場所ごとの特色があるけど、ここまで最近できた施設って行ったことがなかったので、道の駅にもそれぞれの歴史とか、作られた時代があるんだなと感慨深くなりました。しかもこの道の駅の隣にも川が流れていて、川の向こう側には土砂崩れしている場所も見えたりするので、「自然」と「歴史」という言葉だけでは表現できない、心にグッと刺さるものがありました。

画像4: 長野県の道の駅スタンプラリー・ツーリング 後編 「南アルプスむら長谷」~「歌舞伎の里 大鹿」【梅本まどかのコラム 梅日和】

こういう気持ちは、走ってきた道なども含めて感じるものだから、ツーリングでしか味わえない気がします。泊まりでのツーリングはあまりできないけど、今回、長野を行き先に選んで良かったなと思えた、たくさんの思い出が残るツーリングでした☆

文・写真:梅本まどか

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