文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸/モデル:木川田ステラ
ホンダ「CB400 SUPER FOUR」ライディングポジション・足つき性
シート高:755mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

2017年のモデルチェンジでハンドルが7mm高く、10mm手前に変更され、よりアップライトなポジションとなった。シート高が755mmと低いうえ、座面形状と張り出しのないサイドカバー形状もあって、足つきの良さには定評がある。
ホンダ「CB400 SUPER FOUR」各部装備・ディテール解説

ボリュームあるタンクからテールカウルにかけての抑揚の効いたボディラインは、オーナーを飽きさせない優美なもの。現行型のカラーはキャンディークロモスフィアレッド、アトモスフィアブルーメタリック、ダークネスブラックメタリックの3色。

「ハイパーVTEC Revo」エンジンは2017年に吸排気系の変更を受け、56PSとなったが、同時に扱いやすさにも磨きがかかっている。

マフラーは錆びにくいステンレス製。ハイパーVTECが作動した時のサウンドの変化は、CB400オーナーならではの楽しみのひとつ。

放射状にレイアウトされる10本スポークのホイールは2014年からの装備。現行型はABSも標準装備となっている。

リアサスペンションはリザーバータンク付きの2本ショック。スプリングの色は2005年から2019年の特別仕様車まではレッドを継続していた。

飽きの来ない、精悍な表情のフロントマスク。2017年モデルから、丸目のヘッドライトは明るく省電力なLEDとなった。

視認性に優れた2眼メーター。中央に小さな液晶モニターを装備し、ギアポジションや燃料計などを表示する。

前端の絞り込み、サイドカバー形状、座面の高さなど、あらゆる要素を吟味して足つきと快適性を両立させた傑作シート。

シート下にはレインウエアなどを収納できるスペースも完備。こうした心配りこそがまさしく「王者の余裕」なのだ。

切れ上がったテールカウルに合わせてスラントしたLEDテールランプは2013年からの装備。グラブバーは左右分割式。
ホンダ「CB400 SUPER FOUR」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2080×745×1080mm |
ホイールベース | 1410mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 755mm |
車両重量 | 201kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 399cc |
ボア×ストローク | 55.0×42.0mm |
圧縮比 | 11.3 |
最高出力 | 41kW(56PS)/11000rpm |
最大トルク | 39N・m(4.0kgf・m)/9500rpm |
燃料タンク容量 | 18L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25゜5′ |
トレール量 | 90mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/60ZR17・160/60ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 88万4400円~92万8400円 |
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸/モデル:木川田ステラ

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