ホンダはCB400SF/SBを2022年10月生産分をもって生産終了すると発表した。初代モデルは1992年に登場、長い歴史の中でモデルチェンジを重ね、今でもその実力は折り紙付きだ。最終モデルとなる現行CB400SFに改めて試乗、その魅力をじっくり検証してみよう。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸/モデル:木川田ステラ

ホンダ「CB400 SUPER FOUR」ライディングポジション・足つき性

シート高:755mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像: ホンダ「CB400 SUPER FOUR」ライディングポジション・足つき性

2017年のモデルチェンジでハンドルが7mm高く、10mm手前に変更され、よりアップライトなポジションとなった。シート高が755mmと低いうえ、座面形状と張り出しのないサイドカバー形状もあって、足つきの良さには定評がある。

ホンダ「CB400 SUPER FOUR」各部装備・ディテール解説

画像: ボリュームあるタンクからテールカウルにかけての抑揚の効いたボディラインは、オーナーを飽きさせない優美なもの。現行型のカラーはキャンディークロモスフィアレッド、アトモスフィアブルーメタリック、ダークネスブラックメタリックの3色。

ボリュームあるタンクからテールカウルにかけての抑揚の効いたボディラインは、オーナーを飽きさせない優美なもの。現行型のカラーはキャンディークロモスフィアレッド、アトモスフィアブルーメタリック、ダークネスブラックメタリックの3色。

画像: 「ハイパーVTEC Revo」エンジンは2017年に吸排気系の変更を受け、56PSとなったが、同時に扱いやすさにも磨きがかかっている。

「ハイパーVTEC Revo」エンジンは2017年に吸排気系の変更を受け、56PSとなったが、同時に扱いやすさにも磨きがかかっている。

画像: マフラーは錆びにくいステンレス製。ハイパーVTECが作動した時のサウンドの変化は、CB400オーナーならではの楽しみのひとつ。

マフラーは錆びにくいステンレス製。ハイパーVTECが作動した時のサウンドの変化は、CB400オーナーならではの楽しみのひとつ。

画像: 放射状にレイアウトされる10本スポークのホイールは2014年からの装備。現行型はABSも標準装備となっている。

放射状にレイアウトされる10本スポークのホイールは2014年からの装備。現行型はABSも標準装備となっている。

画像: リアサスペンションはリザーバータンク付きの2本ショック。スプリングの色は2005年から2019年の特別仕様車まではレッドを継続していた。

リアサスペンションはリザーバータンク付きの2本ショック。スプリングの色は2005年から2019年の特別仕様車まではレッドを継続していた。

画像: 飽きの来ない、精悍な表情のフロントマスク。2017年モデルから、丸目のヘッドライトは明るく省電力なLEDとなった。

飽きの来ない、精悍な表情のフロントマスク。2017年モデルから、丸目のヘッドライトは明るく省電力なLEDとなった。

画像: 視認性に優れた2眼メーター。中央に小さな液晶モニターを装備し、ギアポジションや燃料計などを表示する。

視認性に優れた2眼メーター。中央に小さな液晶モニターを装備し、ギアポジションや燃料計などを表示する。

画像: 前端の絞り込み、サイドカバー形状、座面の高さなど、あらゆる要素を吟味して足つきと快適性を両立させた傑作シート。

前端の絞り込み、サイドカバー形状、座面の高さなど、あらゆる要素を吟味して足つきと快適性を両立させた傑作シート。

画像: シート下にはレインウエアなどを収納できるスペースも完備。こうした心配りこそがまさしく「王者の余裕」なのだ。

シート下にはレインウエアなどを収納できるスペースも完備。こうした心配りこそがまさしく「王者の余裕」なのだ。

画像: 切れ上がったテールカウルに合わせてスラントしたLEDテールランプは2013年からの装備。グラブバーは左右分割式。

切れ上がったテールカウルに合わせてスラントしたLEDテールランプは2013年からの装備。グラブバーは左右分割式。

ホンダ「CB400 SUPER FOUR」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2080×745×1080mm
ホイールベース1410mm
最低地上高130mm
シート高755mm
車両重量201kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量399cc
ボア×ストローク55.0×42.0mm
圧縮比11.3
最高出力41kW(56PS)/11000rpm
最大トルク39N・m(4.0kgf・m)/9500rpm
燃料タンク容量18L
変速機形式6速リターン
キャスター角25゜5′
トレール量90mm
タイヤサイズ(前・後)120/60ZR17・160/60ZR17
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格88万4400円~92万8400円

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸/モデル:木川田ステラ

画像2: 【PR】バイクの窓口(株式会社オークネット・モーターサイクル) www.moto-auc.com

【PR】バイクの窓口(株式会社オークネット・モーターサイクル)

www.moto-auc.com

ホンダ「CB400 SUPER FOUR」おすすめ関連記事

This article is a sponsored article by
''.