文:福山理子
インディアンモーターサイクル
世界最古の歴史を持つインディアン。あまりに素敵なブースなのでコンセプトをお尋ねると、まさかの「特に無し」だそう。それすら、なんともCoolです。
![画像1: インディアンモーターサイクル](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/20/6647f9c7efba32a1a845675d0dfdd192cef58104_xlarge.jpg)
ですが、漢字で書かれた「空冷」「雷撃」かなりカッコ良いし、もの凄いインパクトでした。少しお手伝いさせて頂いたのですが、お客さまに、「雷撃というバイクなんですか?」なんて聞かれたりも。
![画像2: インディアンモーターサイクル](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/20/d1d2188a2f2b8781430be93e5d0ce161071447db_xlarge.jpg)
アメリカンな雰囲気に浮かぶ漢字。さすが歴史あるバイク。腰が据ってる! という雰囲気でした。ふたつの漢字は、空冷のサンダーストロークエンジンを表しているもの。サンダーストローク→つまり雷撃。個人的にはスカウトローグに注目! スカウトシリーズの最新モデルでシンプルなデザインがいかしてますよね。
トライアンフ
![画像: トライアンフ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/20/ad74d55193e384fada8e62f743d8e9d06c865175_xlarge.jpg)
車両を見に行ったはずが、タイミングよくステージに「英国紳士」が登場していて仰天。そして舞台から降りてきたタイミングで女性スタッフさんが「英国紳士モデルブース内登場中! ご自由にお写真お撮りください。」というプラカードを掲げていて、思わず記念写真をお願いしました。
彼に「わかる?」と聞かれたので「前にスクランブラー乗ってたの」と答えました。そうそう、紳士が跨っているバイクはモダンクラシックな「スクランブラー1200XC」。伝統的なデザインが素敵ですよね。
イタルジェット
![画像1: イタルジェット](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/20/c8aaae1719d779284497421414e662502367487e_xlarge.jpg)
なんなの? こんなスクーター、見たことない! 美しいし! しかも丸見え! バイク乗りは、きっと、バイクの外のパーツも中のパーツも大好き。これぞオートバイ! と心揺れました。その名はドラッグスター。125が税込71万5000円で200が税込75万9000円。
![画像2: イタルジェット](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/20/ca5d9a457ae9bc377323e8109c83aa315a8e8c2b_xlarge.jpg)
値段と睨めっこして、うーん、これはどう使う? スクーターとしては高級だから自転車のようには、使えないし、でもこれでスーパーとか行ったらお洒落。なぁーんて、どう乗っていくのか勝手に想像してしまっているくらい、欲しくなっちゃっいました。イタリアって、なんでこんなに素敵なの造ってくれちゃうの! 欲しくなるから、困るわ! な一台でした。
MVアグスタ
![画像1: MVアグスタ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/20/ed5830d09042e3dab626d097040a2580dd4665d1_xlarge.jpg)
毎度毎度、高貴すぎて入っていいだろうか。と、ため息しか出ないMVアグスタのブース。シンプルなブースが反対にアグスタの光り輝くスタイルを演出していて、「はぁ」「はぁ」と、恋したときの声が漏れまくります。あたしの注目は「ドラッグスター ロッソ」。
![画像2: MVアグスタ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/20/04d50726b304a050a634afcce604df40ee9109c9_xlarge.jpg)
3気筒エンジンに3本出しのマフラー、デザインも中身も、もちろん素晴らしいんだけど、このマットな赤色。刺さりました! もはや、ジュエリーのようです。「はぁ」「はぁ」。
フェニックスエンジニアリング
![画像: フェニックスエンジニアリング](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/06/20/c2a219f5a7e98cceca149d17f421cd029c52f630_xlarge.jpg)
タイのバイクメーカー・フェニックスエンジニアリング。「バズーカ砲」みたいと噂のこちら「ガンナー」。少し前に乗らせて頂いたんですが、あたし的には、始めてみるデザインも含めて「え! 丸太で走るの?」なんて具合に遊び心をくすぐられるほんわか気分でした。
お値段も20~30万円台で、とにかくお手頃。車重も軽くてバイク乗りには自転車感覚で乗れちゃいそうです。もともとは50ccのみでしたが、現在は、100cc・125ccも登場。125ccモデルはひと回り大きめで2人乗りも楽々。童心に戻れちゃう一台です。
まとめ・動画
YouTube りこちゃんねる
【東京モーターサイクルショー2022】いっぱい新車に跨って来たよ!
美しいモデルがたくさんある海外メーカーのオートバイ。さらに近ごろは新しいメーカーも続々と上陸していて、見たことのない乗り物を発見できるのも面白い! ちょっと気が早いですが来年のモーターサイクルショーでも、どんなバイクに出会えるか、いまから既に楽しみです。
文:福山理子