高熱となるバイクのマフラーは意図せず汚れが付着したり、焼き色がイメージとは異なってしまう場合がある。この記事では、ヤマルーブの「マフラークリーナー」を使って汚れの落とし方を解説する。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

ヤマルーブ「マフラークリーナー」テスト&レポート

YAMALUBE マフラークリーナー 150ml

税込価格:2,640円

www.ysgear.co.jp

マフラーの焼け色や汚れを落とす

洗車系ケミカルのスリートップは汚れ落とし用の洗剤、小傷や錆を落とすコンパウンド、つや出しと表面保護を担うワックス/コーティング剤。日常的なケアならこれだけで足りるが、ピンポイントな用途に最適化された製品も種類を増やしている。

ヤマハ純正オイル&ケミカルブランド「ヤマルーブ」のマフラークリーナーは、排気熱によるエキゾーストパイプの焼け色や熱によってこびり付いてしまった泥、油を落とすことに特化した製品。研磨剤を主成分とした液体コンパウンドの一種だ。

使い方もコンパウンドと同じで、ウエスに付けて施工面を磨くだけ。注意点はマフラーの温度。エンジンを始動してマフラーを暖めてからエンジンを止め、施工部分が40℃〜30℃になっている間に使うことで高い効果を発揮する。外気温にもよるが、実際は1〜2分の暖気で充分なので特に面倒というほどではない。

試したのはオフロード走行の泥汚れが焼き付き、シャンプー洗車ではまったく落ちないステンレス製のエキパイ部。さほど力を入れずに1分ほど磨いてみたところ表面の泥汚れがほとんど落ち、焼け色もかなり薄くなった。泥汚れがなく、黄色っぽい焼け色だけなら少ない労力で回復するはず。ただし部分的に磨き込むと仕上がりがムラになりがち。広い範囲をなでるように磨けば自然な仕上がりが得られる。

ビフォー&アフター

画像: 施工前

施工前

画像: 施工後

施工後

︎硬めのブラシを使ったシャンプー洗車ではまったく落ちなかった泥汚れ。クリーナーを付けて1分ほど磨くと汚れが落ち、ステンレス本来の色が復活した。

画像: ウエスに適量取って磨くだけ。伸びがいいので実際の使用量はかなり少なく、個人ユースなら簡単には使い切れないはず。

ウエスに適量取って磨くだけ。伸びがいいので実際の使用量はかなり少なく、個人ユースなら簡単には使い切れないはず。

画像: 磨き担当は平嶋夏海さん。ネイルを痛めないように力を入れずに磨いていたが、それでも確実な効果が得られた。ポリッシャーを使えばピカピカ状態を取り戻せそうだ。

磨き担当は平嶋夏海さん。ネイルを痛めないように力を入れずに磨いていたが、それでも確実な効果が得られた。ポリッシャーを使えばピカピカ状態を取り戻せそうだ。

画像: マフラーの汚れの落とし方を解説! ヤマルーブ「マフラークリーナー」使用レビュー

テスター太田安治の欲張りリクエスト

使い勝手は通常のコンパウンドとほぼ同じ。エキパイの汚れと焼け色の除去に特化した製品としてもっと強力な効果を望みたくなるが、「効き過ぎ」による失敗を防ぐためにはこの程度が妥当だろう。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

洗車関連のおすすめ記事

This article is a sponsored article by
''.