古くから雨天時のドライブを助けるさまざまな用品を展開している「ガラコ」ブランド。この記事では、クルマのみならずバイクにも使える「ミラーコートZERO」を紹介しよう。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

ガラコ「ミラーコートZERO」テスト&レポート

glaco ミラーコートZERO

容量:40ml
税込価格:839円

バックミラーの水滴付着を徹底的に防ぐ!

雨天時のライディングでストレスになるのが水滴による視界不良。スクリーンやヘルメットのシールドにはポリカーボネート樹脂対応の撥水ケミカル塗布が有効で、走行風を受けると面白いように水滴が飛ぶ。だがバックミラーの鏡面には走行風が直接当たらないのでシールド用撥水ケミカルを塗っても水滴は留まったまま。そこでミラー面専用に開発された撥水ケミカルを試してみた。

施工はミラー面の汚れを落とし、乾燥させてからミラー面に直接噴射するだけ。施工直後は白っぽい膜が張った状態になるが、乾燥するとほぼ透明になり、ムラも出ない。

専用品だけあって撥水性能は驚異的。ホースで水を掛けてもミラー面にはまったく残らず、霧吹きの細かい水滴すら一瞬で滑り落ちる。シールド用撥水剤とはまるで比較にならない撥水性能に圧倒される。

だが弱点もある。撥水コーティング被膜がデリケートなので指で触るだけで被膜が落ちて効果が失われる。また、ミラー面が完全に乾いた状態で施工しないと効果が薄れるから、雨が降り出してからでは手遅れ。天気のいい日にしっかり施工と乾燥を済ませ、施工後はミラー面に触れないように気を配ることが重要だ。

ボトル1本でミラー面10枚以上に施工できてコスパも上々。僕は自動車のミラーや家のインターホンのカメラレンズにも使っている。

画像: ミラー面から10cmほど離してスプレーするだけ。右半分のマスキングテープは水滴の付着度合いを検証するため。

ミラー面から10cmほど離してスプレーするだけ。右半分のマスキングテープは水滴の付着度合いを検証するため。

画像: スプレーボトルの水をストレート状にしてミラー面に当てている状態。弾くとか流れるという感じではなく、不思議なほど水滴が付かない。

スプレーボトルの水をストレート状にしてミラー面に当てている状態。弾くとか流れるという感じではなく、不思議なほど水滴が付かない。

画像: 同様に霧状の水を当てている状態。通常の撥水剤は風圧を受けると水滴が飛ぶが、この製品は水滴そのものが付着しない。

同様に霧状の水を当てている状態。通常の撥水剤は風圧を受けると水滴が飛ぶが、この製品は水滴そのものが付着しない。

画像: 撥水皮膜は指でこするだけで落ちてしまう。角度調整時などはミラー面に触れず、ボディ面を動かそう。

撥水皮膜は指でこするだけで落ちてしまう。角度調整時などはミラー面に触れず、ボディ面を動かそう。

画像: バックミラーの水滴防止! 雨の日のツーリング&ドライブのストレスを軽減できるガラコ「ミラーコートZERO」

テスター太田安治の欲張りリクエスト

施工が簡単で撥水性能も文句なし。弱点は指で触れた程度で剥がれてしまうコーティング皮膜の弱さだが、驚異的な撥水性能と引き換えだと思えば納得。雨中走行を楽しく安全にしてくれる優秀な実用アイテムだ。

画像: 【公式動画】ソフト99 『ガラコミラーコートZERO』 www.youtube.com

【公式動画】ソフト99 『ガラコミラーコートZERO』

www.youtube.com

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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