ホンダが東南アジアで販売しているCBRシリーズの150ccバージョンである「CBR150R」。マレーシアでは先日、新たにホンダのMotoGPワークスチーム、レプソル・ホンダが走らせているRC213Vのレプリカ・カラーをまとった「CBR150R レプソルエディション」が発表された。
ホンダ「CBR150R レプソルエディション」の特徴
「CBR150R」は、パワフルなDOHC4バルブの150cc水冷単気筒エンジンをスリムなスチール製フレームに搭載、倒立フロントフォークやABSを備えるディスクブレーキ、シャープなデザインのホイールなどの充実した造りの足回りを合体。
2021年のモデルチェンジで、日本でも販売されている「CBR250RR」と共通したイメージでデザインされた、レーシーな雰囲気満点のフルカウルでイメージチェンジ。東南アジアでは人気の150ccスーパースポーツ。
その先鋭的なイメージのフルカウルボディに、MotoGPではおなじみのRC213Vと同じレプソルカラーで全身が彩られているのが特徴。「CBR150R」持ち前のスポーティさが、レーシーなカラーとグラフィックでさらに強調されている。
インドネシア向けのモデルにはすでにレプソルカラーは存在していて、今回発表されたマレーシアのモデルと、おおむねカラーリングは共通のようだ。
そんな位置付けを現すように、マレー語のキャッチコピー「TANGKAS BERGAYA」を訳すと「スタイリッシュな俊敏さ」という、レーシーさを強調するものだ。この「CBR150R レプソルエディション」、マレーシア国内での800台のみ限定販売となっている。
ホンダ「CBR150R レプソルエディション」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 1983×700×1090mm |
ホイールベース | 1310mm |
シート高 | 788mm |
車両重量 | 139kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 149.2cc |
ボア×ストローク | 57.3×57.8mm |
圧縮比 | 11.3 |
最高出力 | 12kW/9000rpm |
最大トルク | 13.7Nm/7000rpm |
燃料タンク容量 | 12L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 100/80-17・130/70-17 |
ブレーキ形式(前・後) | ディスク・ディスク |
まとめ:小松信夫