ハーレーダビッドソン初のアドベンチャーモデルとして2021年に登場。エンジンは排気量1252ccの水冷Vツイン、Revolutiuon Max1250は最高出力152PSという強力なもの。これをハーレーらしい個性に優れた機能性をミックスしたデザインの、余裕のあるサイズで快適性抜群な車体へ搭載。5つのライディングモードなどライダーをサポートするための電子制御デバイスも充実している。
文:濱矢文夫、アドベンチャーズ編集部/写真:柴田直行
ハーレーダビッドソン「パンアメリカ1250スペシャル」各部装備・ディテール解説
ハーレーダビッドソンの公式アプリ「H-D」とは?
2022年に提供が開始された、ハーレーダビッドソンのスマートフォン用公式アプリ「H‐D」。ツーリングのルートを計画・作成できる機能や、友人やツーリング仲間と作成したルートを共有できるレコード機能、GPSナビ機能といったツーリングを楽しむための機能が充実。
加えてハーレーダビッドソンなどが提供するコンテンツやイベントとのリンク機能、店舗の営業時間などを知ることができるディーラー検索機能なども利用可能。今後はさらなるユーザー特典機能も追加される予定。
H-Dアプリでイベント「The Road to Harley-Davidson Homecoming Challenge」を実施
2023年、創立120周年を迎えるハーレーダビッドソン。この記念すべきアニバーサリーイヤーのハイライトとして、世界中のライダーを集め、記念イヤーの本格的なキックオフを告げる「ホームカミングイベント」を、アメリカのミルウォーキーとその周辺で2023年7月16日〜19日に開催するとハーレーダビッドソンは発表している。
この発表に合わせて、ハーレーダビッドソンは公式アプリ「H-D」と公式ページを通じて、「The Road to Harley-Davidson Homecoming Challenge」をスタートした。アプリをダウンロードして登録の上、走行距離を競う「ライドチャレンジ」をはじめとする、さまざまなゲームやアクティビティに参加することで得られるポイントによって、120周年を祝う特典がプレゼントされる。日本独自のキャンペーンもあるので、気軽に参加してみよう。
ハーレーダビッドソン「パンアメリカ1250」シリーズの主なスペック・価格
※《 》内は「パンアメリカ1250スペシャル」
全長 | 2270mm |
ホイールベース | 1580mm |
最低地上高 | 210mm《175mm》 |
シート高 | 850/875mm《869/890mm》 |
車両重量 | 245kg《258kg》 |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒 |
総排気量 | 1252cc |
ボア×ストローク | 105.0×72.3mm |
圧縮比 | 13.0 |
最高出力 | 152PS/6750rpm |
最大トルク | 128N・m |
燃料タンク容量 | 21.2L |
変速機形式 | 6速リターン |
レイク角 | 25° |
トレール量 | 108mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70R19 60V・170/60R17 72V |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | |
STD | ビビッドブラック | 242万3300円(消費税10%込) |
モノトーン | 245万4100円(消費税10%込) |
SP | ビビッドブラック | 287万7600円(消費税10%込) |
モノトーン | 290万8400円(消費税10%込) |
ツートーン | 293万4800円(消費税10%込) |
文:濱矢文夫、アドベンチャーズ編集部/写真:柴田直行