レッドバロン「ROM ボディーガード」の特徴
強さと優しさを兼ね備えた愛車の護衛
全国に300店舗以上を擁する日本最大のオートバイ販売店チェーンがレッドバロン。新車/中古車の販売、修理に加え、ヘルメットやウエア類、バイクカバーなども『ROM』と名付けられたプライベートブランドで展開している。
このボディーガードは「雨、紫外線、熱から愛車を守る」をコンセプトとした製品。表面4層、裏面2層の合計6層コーティングを施した厚手のポリエステルタフタ生地と、耐熱300℃の綿生地を組み合わせ、防水性能の長期間維持とエンジン/マフラーの熱による溶けや焦げ、劣化の防止を実現している。
保証書は外箱に印刷されていて、通常使用による3年以内の「生地の破れ」「縫製の切れ」は無料で交換するというのも製品に対する自信の表れだろう。
レッドバロン「ROM ボディーガード」テスト&レポート
裾のロープに伸縮性があり、着脱のたびにアジャスターを絞る/緩めるの手間が掛からない。先にリア側を被せ、前側のループベルトを持って上方向に持ち上げながら前方に引くと裾のロープが適度に伸びて被せやすく、そのまま前輪下に降ろせばロープ自体のテンションによってピシッと決まる。生地にコシと重量があるので風が吹いていても被せやすい。
カバーの裾中央部には左右を繋いで強風時のまくれ上がり、飛散を防ぐワンタッチバックがあるが、台風や長期保管でなければ留めなくても大丈夫だろう。厚手の生地と頑丈な縫製で耐久性は間違いなく高いはず。試用サイズは『XL』で、ニンジャ1000だと少し余裕あり。ハヤブサのような大柄車種や250㏄クラスのオフ車まで対応する。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海