レッドバロン「ROM ボディーガード」の特徴

RED BARON ROM BODY GUARD
税込価格:1万2100円〜2万2000円
サイズ:LA(250〜400㏄スポーツモデル)〜GL(大型ツアラーモデル)まで全11サイズ
強さと優しさを兼ね備えた愛車の護衛
全国に300店舗以上を擁する日本最大のオートバイ販売店チェーンがレッドバロン。新車/中古車の販売、修理に加え、ヘルメットやウエア類、バイクカバーなども『ROM』と名付けられたプライベートブランドで展開している。
このボディーガードは「雨、紫外線、熱から愛車を守る」をコンセプトとした製品。表面4層、裏面2層の合計6層コーティングを施した厚手のポリエステルタフタ生地と、耐熱300℃の綿生地を組み合わせ、防水性能の長期間維持とエンジン/マフラーの熱による溶けや焦げ、劣化の防止を実現している。
保証書は外箱に印刷されていて、通常使用による3年以内の「生地の破れ」「縫製の切れ」は無料で交換するというのも製品に対する自信の表れだろう。

タンクやカウルなどの傷つきを防ぐため、カバー内側上面には撥水加工とブラシ起毛加工を施したポリエステル製ニット生地を使用している。

前後に樹脂製の大型リングを装備。U字ロックやチェーンが通しやすく、この部分からの破れも防止。カバーの前後を識別する目印にもなる。

業界初という特殊な3本針ミシンを使用し、さらに縫い目を水が流れる方向に揃えることで高い耐久性と防水性を実現。

高い耐久性を優先した厚手の生地を使用しているため重量は約3㎏。サイズ的に余裕のある収納袋が付属しているので持ち運びは苦にならない。
レッドバロン「ROM ボディーガード」テスト&レポート


裾のロープに伸縮性があり、着脱のたびにアジャスターを絞る/緩めるの手間が掛からない。先にリア側を被せ、前側のループベルトを持って上方向に持ち上げながら前方に引くと裾のロープが適度に伸びて被せやすく、そのまま前輪下に降ろせばロープ自体のテンションによってピシッと決まる。生地にコシと重量があるので風が吹いていても被せやすい。
カバーの裾中央部には左右を繋いで強風時のまくれ上がり、飛散を防ぐワンタッチバックがあるが、台風や長期保管でなければ留めなくても大丈夫だろう。厚手の生地と頑丈な縫製で耐久性は間違いなく高いはず。試用サイズは『XL』で、ニンジャ1000だと少し余裕あり。ハヤブサのような大柄車種や250㏄クラスのオフ車まで対応する。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海