ドッペルギャンガー「ストレージバイクガレージ」の特徴
憧れのガレージライフを手軽に実現
ドッペルギャンガー販売元のビーズは、アウトドア用アイテムも展開中。中でも好評を得ているテントの技術を活かして作られているのがストレージバイクガレージシリーズだ。
250ccロードスポーツクラスまで対応する小型サイズから大型ツアラーモデル対応タイプまで全6サイズあるが、ここでは大きめの「330L」を試用した。
組み立てに工具は不要で、Φ20mmのスチール製パイプフレームをテントと同様にパチパチとジョイントさせてからカバー生地を被せ、フレームに結ぶだけ。二人で作業すれば30分程度で完成する。
ニンジャ1000とKLX250の2台が無理なく収まるので、1台なら中でメンテナンスも可能。優雅なガレージライフ気分も味わえる。
ドッペルギャンガー「ストレージバイクガレージ」テスト&レポート
テント型とはいえ収納感覚は屋根/シャッター付きのガレージに近く、使いやすくて安心感も高い。一台収納ならオートバイの左右に人間が動けるスペースが取れ、高さにも余裕があるので、電装系小物の取り付け作業や外装ケアなどのメンテナンスも可能。天井にLEDランタンを吊せば夜間でも作業できる。物置代わりに使えるのも便利だ。
やや面倒に感じたのは出入り口ドアをロールアップして2本のベルトで留める作業。オートバイの出し入れ時はキレイにガッチリ留める必要はないから、ドアをフレーム内側に簡易的に引っ掛けられれば出し入れがスピーディになるはず。一度設置したら移動させることはないはずだから、より防水性と耐候性に高い二層生地仕様があってもいい。
文:太田安治/写真:南 孝幸