世界的ミニカーブランドのHotWheel(ホットウィール)より、ついにスーパーカブのミニカーが登場したぞ。これまでもトミカからはいくつかスーパーカブがラインナップされていたものの、ついに海外メーカーからも登場。というわけで購入してみたよ。

HOTWHEEL HONDA SUPER CUB

ホットウィールの主力ラインである3インチモデルとして登場したカブ。ホットウィールからは、これまでにもモンキー(Z50)が登場してた(海外発売のみだったかも)けど、カブはたぶん初。
ちなみにモンキーに関しては、amazonで売ってるもののプレ値になってるのでミニカーショップで探した方がワンチャン安そう。

さて、カブ。
先行して海外で発売されてたんだけど、ついに日本上陸ですよ。

画像: ホットウィール(Hot Wheels) ベーシックカー ホンダ スーパーカブ HHF10 amzn.to

ホットウィール(Hot Wheels)
ベーシックカー
ホンダ スーパーカブ
HHF10

amzn.to

これね。

SUPER CUBって書いてあるけど、正確にはSUPER CUB C125。日本でいうところのスーパーカブC125。
パッケージはこんな感じ。

画像1: HOTWHEEL HONDA SUPER CUB

パッケージイラストのライダーはやけにオフロードテイスト。

ホットウィールのカテゴリとしてはベーシックカー。右にある「FACTORY FRESH」という文字とその上の黄色い車のアイコンは、ベーシックカー内でのさらに小分類。でも、よく意味がわからない。意味としては「工場から出荷したてのほやほや」ってことなんだろうけど。

ちなみに前述したモンキー(Z50)をはじめ、ドゥカティとかスピードウェイ(海外のオートレース車両)とか、これまでのバイクものはHOTWHEEL MOTOって小分類だったのよね。でも今回はFACTORYFRESH。
てっきりバイクはHOTWHEEL MOTOなのかと思ってたけど、そういうわけでもないみたい。

開封するとこんな感じ。

画像2: HOTWHEEL HONDA SUPER CUB

スケールについては、特に表記無し。3インチサイズのバイクだとスケールモデルというより玩具的な意味合いが強いので、大抵はノンスケールなんですよね。
一応検索してみると「約1/35」と表記してるサイトがちらほら。ちょっと後で調べてみよう。

画像3: HOTWHEEL HONDA SUPER CUB

海外で販売されてるC125の黒をベースにカスタマイズされたモデルという仕様ですね。
実車の忠実な再現よりもミニカーとしての見映えを重視するのはホットウィールっぽい。

細かく見てみよう。

まずは四方向。ちなみにスタンドはないけど、扁平タイヤなのでなんとか自立するぞ。個体によっては自立しないかも、っていうくらいギリギリだけど。

画像4: HOTWHEEL HONDA SUPER CUB

中央部の分割ラインの隙間がかなり大きい。個体差があるみたいなので、店頭で購入する際はここをチェックすると良いかも。

画像5: HOTWHEEL HONDA SUPER CUB

正直予想以上に細かく再現されてるけど、この三本スポークホイールは気になる。とはいえ、他のバイクモデルでもこの三本スポークデザインはよく使われてるので、ホットウィールのバイクモデルでは定番なのかも。

画像6: HOTWHEEL HONDA SUPER CUB

テールランプの幅が太い気がする。

画像7: HOTWHEEL HONDA SUPER CUB

細かい部分もチェックチェック。

レバーとグリップの間は、削り込むともっとリアルになるかも。ディスクブレーキなのでちゃんとマスターシリンダーもモールドされてる。

画像8: HOTWHEEL HONDA SUPER CUB

フォークカバーとフォークの形状もしっかり再現。ブレーキキャリパーから伸びるブレーキホースは、ブレーキレバー同様に隙間が埋まってる。

画像9: HOTWHEEL HONDA SUPER CUB

チェンジペダルやクランクケース、チェーンカバーもかなり再現されてる。

画像10: HOTWHEEL HONDA SUPER CUB

背面はこんな感じ。ホットウィールロゴは省略されてて、マテルロゴだけ刻印されてる。刻印打つスペースがなかったのかな。

画像11: HOTWHEEL HONDA SUPER CUB

ホットウィールならではの違いもいくつか

まずはホイール。実車同様キャストホイールだけど、3本スポークでリムに赤のラインが入ってる

画像1: ホットウィールならではの違いもいくつか

ボディカラーは、黒一色ではなく黒とガンメタのツートンカラー。サイズが小さいから単色だと立体感にかけるので、あえてツートンにしてるのかも。

画像2: ホットウィールならではの違いもいくつか

お次はシート。赤と黒のツートンカラーに塗り分けられてる。

画像3: ホットウィールならではの違いもいくつか

あと、リアキャリア&タンデムシートがないけど、タンデムステップのモールドあり。

画像4: ホットウィールならではの違いもいくつか

ホットウィールのバイクアパレルならFASTHOUSEがオススメ

というわけでスーパーカブC125が登場したことで、ホットウィールとカブのつながりが出てきた感じ。と、なると逆にホットウィールアイテムでバイク関連のものがないか気になって調べてみた。

オフロード界隈で大注目の「FASTHOUSE(ファストハウス)」というブランドがあるんだけど、ホットウィールとのコラボアパレルもラインアップしてるのよ。

今回紹介したホットウィールのスーパーカブ(ほんとはC125)のパッケージ画像もオフロードスタイルのライダーが乗ってるし。オフとの親和性が高いのかも。

画像: ホットウィールのバイクアパレルならFASTHOUSEがオススメ

というわけでファストハウスのホットウィールコラボモデルですよ。
たくさんあるんだけど、2点ほど。

画像: ファストハウス ラッシュ ホットウィール プルオーバーフーディー ブラック www.dirtbikeplus.jp

ファストハウス
ラッシュ ホットウィール プルオーバーフーディー
ブラック

www.dirtbikeplus.jp
画像: ファストハウス グラインドハウスジャージ ホットウィール ホワイト/ブラック www.dirtbikeplus.jp

ファストハウス
グラインドハウスジャージ
ホットウィール
ホワイト/ブラック

www.dirtbikeplus.jp

最速のミニカーであるホットウィールとの親和性もバッチリ。
このほかにもキャップとか色々あるので、詳しくはコチラ。

ホットウィールからC125。じゃあトミカは?

日本でミニカーといえばトミカ。自分の知る限りだと、これまでに何種類かスーパーカブシリーズが登場してる。

最近だとスーパーカブ(たぶんJA44)とリトルカブ。ほかにも郵政カブや出前仕様スーパーカブ、レアなところではキャンプツーリング仕様のものや、限定モデルなんかも色々あったみたい。

画像1: ホットウィールからC125。じゃあトミカは?

手持ちのトミカスーパーカブ。ホットウィールとならべるとこんな感じ。

画像2: ホットウィールからC125。じゃあトミカは?

ただ残念ながらトミカのスーパーカブシリーズは、のきなみ販売終了済。

現状、販売されてるのは「トミカで行こう! オートキャンプセット」に含まれている、キャンプツーリング仕様のスーパーカブだけ。

画像: タカラトミー トミカ ギフト トミカで行こう!オートキャンプセット 』 amzn.to

タカラトミー
トミカ ギフト トミカで行こう!オートキャンプセット 』

amzn.to

ただ、セットというだけあって、スーパーカブを含めた5アイテムのセット売り
スーパーカブ単体での販売はされてない。

画像: タカラトミー 『 トミカ ギフト トミカで行こう!オートキャンプセット 』 amzn.to

タカラトミー 『 トミカ ギフト トミカで行こう!オートキャンプセット 』

amzn.to

このカブはおそらくJA44のタスマニアグリーンメタリックかな。ちょいと色が明るい気がするけど。

タスマニアグリーンメタリックのJA44はこれね。

画像3: ホットウィールからC125。じゃあトミカは?

現在は単体でのラインナップはないけど、やっぱり日本の誇るトミカには、カブシリーズをまたレギュラーでラインナップして欲しいな。

ノンスケールだけどサイズ感を調べてみよう

さて、ミニカーなので飾って楽しみたいところだけど、どうせならフィギュアを絡ませるとより楽しい気がするのよ。でもスケール表記はないわけで。仕方ないから素人なりに測ってみよう。

スケール=縮尺は長さの単位なので、単純に全長で比較すればおおよそ何分の一スケールなのかわかるはず。
デフォルメも効いてるし、精密さがウリのモデルじゃないので、あくまで目安ね。

画像1: ノンスケールだけどサイズ感を調べてみよう

C125の全長は1915mm。実寸だけどホットウィールは約57.5mm。単純に割り算すると約33.30。ざっくりだけど1/33スケールってことになるね。

画像2: ノンスケールだけどサイズ感を調べてみよう

C125の全長は1860mm。トミカは実寸で約56.5mm。単純に割り算すると約32.92。こちらもざっくり1/33スケールってことでよさそう。

で、フィギュアを組み合わせてみたいところだけど、1/33スケールフィギュアというものが見つからない。
仕方がないので、1/32と1/35のスケールフィギュアで実際に試してみよう。
買ってきたのは、これら。

画像3: ノンスケールだけどサイズ感を調べてみよう

1/35といえばやっぱりタミヤ。あと、1/32は愛知県豊橋市のファインモールドによるアイテム。

タミヤ
1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.347
アメリカ陸軍 戦車兵セット

amzn.to

ファインモールド
1/32 パイロットフィギュア
ドイツ空軍 ハンス・J・マルセイユ

amzn.to

フィギュアの寸法は各々こんな感じ。

画像: ファインモールド1/32は約54.4mm。

ファインモールド1/32は約54.4mm。

画像: タミヤ1/35は約53.0mm。

タミヤ1/35は約53.0mm。

車体を真横にして同一線上にフィギュアを置いて撮影。
ホットウィールもファインモールド1/32も、自立がシビアだったので支えを入れてます。

あと、フィギュアが届くまでの間に我慢しきれずにホットウィールをリペイントしちゃった。リペイントについてはまた来月あたりに。

画像: ファインモールド1/32フィギュアとスーパーカブC125

ファインモールド1/32フィギュアとスーパーカブC125

1/32はスケール的にはかなり近いはず。ただ、手とグリップを比較するとちょっとフィギュアが大きいかも。

個人的な好みだけど、自分の場合はもう少しフィギュアが小さくても良いかな。

画像: タミヤ1/35フィギュアとスーパーカブC125

タミヤ1/35フィギュアとスーパーカブC125

こちら1/35。スケール的には人間が小さすぎるはずだけど、存外違和感なし。手とグリップに注目すると、ちょっと手が小さく感じる。でも全体のサイズ感としては、こちらの方が自分の好み。

とはいえ、フィギュアのサイズ自体は1.5mmくらいしか変わらないので、好みですね。

画像4: ノンスケールだけどサイズ感を調べてみよう

おまけでトミカと1/35の比較はこんな感じ。

1/32でも1/35でも、正直全然アリなんだけど、1/35の方が安価でいろんなポーズを入手しやすいので、そっちがオススメ。

まとめ

ホットウィールからC125がラインナップされたことで、世界的なカブ人気の高まりを実感しますね。
これに続いてスーパーカブシリーズのミニカーがもう少し色々出てほしい。ハンターカブとか、なんなら新型ダックスとか。トミカでもホットウィールでもいいから色々登場してほしいな。

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若林浩志/プロフィール

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