ソロキャンならではのポイントは?
色々紹介する前にまじめな話。
まずはソロキャンプとグループキャンプの最大の違い。「現地で時間をたっぷり使える」とかもそうなんだけど、なによりも重要なのは「何かあった時にだれにも頼れない」ということ。
そこで大事なのは、キャンプギアの信頼性。
つまり壊れにくアイテムだったり、不具合があったときのバックアップを用意しておくってことね。
例えば、マットだと、エアマットだと万が一パンクがありえるからEVAフォームマットにするとか。ライトやライターみたいな替えの利かない重要なアイテムは、予備を用意しておくとかね。
楽しさや快適さも大事だけど、なによりも安全性を確保できるよう、各自でしっかりと準備をしてね。
①一人分の食料をまとめるならセリアのジップロックが超便利
食材を一人分で小分けしておくことで、パッキングもスマートになるはず。そこで一人分食材にベストマッチな収納を探してきたよ。セリアで買ってきたジップロックのSSサイズ。もちろん110円。
一合分の米がちょうど良いあんばいで収まるし、半分に折った一人分のパスタを入れるのにちょうど良い。
②蓋つきコップで虫をシャットアウト
キャンプの朝にコーヒー淹れて、コーヒー飲みつつ撤収準備。一般的なシーンですよね。しかし目を離したすきに、虫がコーヒーに入ってくるのよね。
そこで役立つ、セリアで見つけたコレ。
蓋つきプラカップ。プラカップは軽くて壊れにくくて口元が熱くないので好きなのよね。
蓋があるので虫の侵入はよっぽどないはず。自分はプラコップ派なんだけど、シエラカップ派なら蓋を買うべし。
③ライターはガスと液体の2種類持っておくことで安心感アップ
着火器具って、肝心な時に限ってガス切れしたり着火不良起こしたりするのよね。ライターもそうだけど、バーナーについてる点火部分とかね。
なので複数の着火器具を持ってくことでリスクヘッジ。
せっかくなので役割や燃料系を分けるとさらに安心。ガス補充のできるスライドガストーチをメインに、サブで百均ライターというのが良いんじゃないかな。
ちなみに自分が使ってる旧型スライドガストーチは、火口が詰まって着火不良になった。
そうなっても使い捨てライターが一個あれば大丈夫。軽いし荷物の負担も少ないよ。
④火消し袋はこれからの定番かも
ソロキャンプといえばやっぱり焚き火。配分良く燃え尽きてくれればいいんだけど、そうでもないときは消化に困る。水かけちゃうと翌朝使えなくなるし。
車でのキャンプなら火消し壺が便利なんだけど、バイクで持っていくのは現実的じゃない。そこで最近人気なのが火消し袋。
実際買って試してみたけど、予想以上に使えるよ。ただ、火消し袋の口を閉じる時がしゃれにならない熱さなので、焚き火用の耐熱グローブは必要。
⑤いざとなれば鍛造ペグで薪も割れる
ソロキャンプだと焚き火台も小さいし、時間に余裕もあるし、薪を小さくする方法があると便利なのよね。
オノがあればもちろん最高だけど、キャンプツーリング持っていく人はそうはいないはず。
そこでタガネ。こいつをペグハンマーで打ち込めば縦方向に薪を割ることが出来るよ。
西野編集長が実際にやってみたらしいので、聞いてみた。
自分の買ったタガネ、かなり重かったんですよ。上のやつはまだ軽そうですが。
というか、そんなことしなくても鍛造ペグで薪割れますよ。
鍛造ペグをタガネ代わりにして薪を割るってことですか?
そうです。しっかりしたペグハンマーあれば行けますよ。
これは良い事聞いた。やってみよう。
鍛造ペグをハンマーで薪の中央付近に打ち込んでいくよ。
割れない。釘打ち込んだみたいになった。どうすんのこれ。
全力で頑張ったら抜けたけど、鍛造ペグが曲がった。オノかタガネの方が良いと思うな、ぼくは。
こっち方向に打ち込むんんじゃないですか?
タガネでもそうやって割りましたよ。
あれ、そういうこと? またオレ何かやっちゃいましたか。
ちなみに横方向、つまり短くする方向にカットするならコンパクトノコギリがベスト。120cmのを使ってるけど、薪程度なら余裕よ。