ヤマハ新型「XMAX300」欧州仕様車の特徴
実用的かつスタイリッシュなスポーツスクーター
この2023年モデルの「XMAX 300」は、“Condensed 7days Mobility”をコンセプトにした改良を受け、2017年のデビュー以来6年ぶりのモデルチェンジを受ける。
まず目につくスタイリングは、MAXシリーズの象徴である“Xモチーフ”を、いたるところに織り込むという手法を受け継ぎながら、存在感の強いフロントマスク周りを強調したマスフォワードデザインを取り入れ、今まで以上のマッシブさに洗練されたイメージが融合したデザインとなった。
合わせてヘッドライト、テールランプなど灯火類はオールLED化され、十分な光量と耐久性を確保すると共にスタイリッシュなイメージにも大きく貢献。
ヤマハが2030年までに全製品をコネクトする「コネクテッドビジョン2030」を掲げていることに合わせ、上級モデルである「XMAX 300 Tech MAX」では、スマートフォンと連携してスマートフォンからの情報や、ナビ情報も表示できる4.2インチサイズのカラーTFT液晶メーターを搭載。
安心して取り回しできる優れた足付き性に加えて、ライダーと車体とのフィット感も重視してデザインされた新作シートも採用されている。
エンジンは排気量292cc、高い効率による好燃費と力強いパワーを両立するブルーコア水冷単気筒が引き続き搭載される。この2023年モデルの「XMAX 300」をベースに、排気量を249ccとしたモデルが2023年夏以降に日本国内向けモデルとして発売される予定だ。
なお、「EICMA 2022」では「XMAX 300 Tech MAX」の他に、スタンダードモデルの「XMAX 300」も同時に公開。
さらに、XMAXの125ccバージョンである「XMAX 125 Tech MAX」と「XMAX 125」も、同様のモデルチェンジを受けて公開される予定。
ヤマハ新型「XMAX300」欧州仕様車の公式動画
まとめ:小松信夫