イタリアのミラノで2022年11月8日〜13日に開催されたEICMA2022で、ピアッジオはモデルチェンジした新型のベスパ「GTV」を発表した。
ベスパ新型「GTV」の特徴
ベスパ「GTV」は、125ccモデルと300ccモデルが存在するベスパのラージボディモデル「GTS」シリーズをベースに、フロントフェンダーマウントのヘッドライト、バーハンドルといった1940年代のモデルをイメージさせる独特なスタイルが特徴。
ボディカラーは専用のマットラップベージュ、側面には斜めに横切るオレンジ色のラインを配し、足回りはブラックアウト。フロントマスクにはオレンジ色にペイントされたスクリーンが装着され、シートにはボディ同色のリジッドカバーも用意して、往年のレーシングベスパのようなスポーティな雰囲気を強調している。
装備類も最新スペックにアップグレード。キーを差し込むことなくイグニッションを操作できるキーレスシステムをはじめ、最高速度、平均速度、燃料消費量、航続距離といった情報の表示に加え、オプションのベスパMIAシステムを用いれば、スマートフォンとの連携で通話、メッセージなどの機能も利用できる新しい液晶メーターも装着。USB ポート、シート下収納スペースの照明なども備えていて、利便性もこれまでよりさらに高まった。
まとめ:小松信夫