カブのプロによるロッドショーレポートだぞ
日本最大級のカスタムイベント「YOKOKHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW(ヨコハマ ホット ロッド カスタム ショー)2022」。車からバイクから、カスタムてんこもりなイベントなんだけど、中にはカブのカスタムももちろんあるのよ。
で、いつもお世話になってる愛知県豊橋市のカブ専門店「M&Fカビィ」さんが、ロッドショーに出店してるので、せっかくだから「カブのプロ目線でロッドショーのカブカスタムをチェックして欲しい」って頼んでみたわけ。
無茶言ってる気がするけど大丈夫ですか?
自分がひとのカスタムを評価するような偉そうなことはしたくないんですが、いつも自分の資料用に色々チェックしてますので、その程度であれば良いですよ。
通常業務+出展車両の制作で寝込みそうだけど頑張ります。
というわけでお願いします───。
GANESHA⁺ CT125
まずはGANESHA⁺さんのCT125。オフロードテイストで良い感じですね。影山さん的な見どころは?
ここは、タイとかのカスタムパーツを色々と扱っていて面白いですね。
タイのパーツは意欲的なものが多いですし、注目度も高いので、要チェックですね。
M&F Cuby CT125
おっ、カビィさんのブースですね。
今回はCT125です。過去のCT110をイメージしてカスタムしました。メインフレームカバーはこのために加工しました。新製品のライフルラックに注目していただけると嬉しいですね。
ここに丸いホンダマークがあったはずだけど、見当たらない。すっきり。
あとホンダロゴの配色が違う気がする。
フレームカバーに関しては、エンブレム部分を外すことで往年のCT110をイメージしています。
それにあわせて旧CT110の前期モデルをイメージしたHONDAマークをペイントで再現しています。
丸い部分がブースに落ちてた。外してスムーズに仕上げたというメッセージですね。
以前も紹介させていただいたライフルラック。ついにデリバリー開始ですね。
ありがたいことに問い合わせを多数いただいているので、予約分からにはなりますが、随時在庫を増やしていきますよ。
ハゼファクトリー リトルカブ
埼玉県のペイントショップ、ハゼファクトリーさんですね。さすがペイントのプロだけあって、配色がカッコ良いすね。
世界観があってうまくまとまってますよね。
カブカスタムの世界が広がるのは、カブショップとしては非常にありがたいですね。
OshinSakurai カブ
タンク別体だし、これはかなり古そうなカブですね。
車体はタンク別体のカブですが、エンジンはクジラ、フォークはC100っぽいですね。
ウエルディングにこだわった、ホットロッドショーらしい車両ですね。自分はこういうの、好きですよ。
回り込んだリアフェンダー、垂れ下がったハンドル、まさにワンオフカスタムマシンですね。
キャブの取付がすごく上手に見えます。
キャブはおそらくシャリィ用だと思います。こういう使い方もかっこいいですね。
KenteedProducts スーパーカブ
この車両、SNSとかで何度か見ました。強個性の塊で強烈ですよね。ガーターもワンオフなんですよね、きっと。
自分もSNSで見ましたよ。造形だけじゃなく、動いてるところを魅せていて勉強になりますね。
TomoTuneDesign リトルカブ
すごいですね、これ。往年のアメリカって感じ。
エドロスの空気感を彷彿させますね。
K-SPEED CUB
人気のK-SPEEDさんですね。これ、確かコンプリートマシンなんですよね。
コンプリート車両なので、登録の形式名とかは変わってるかもですね。
公式サイトをみたところ、K-SPEED C100という車両になるみたいです。思いっきり印象変わってて良いですよね。
大きなパーツだけじゃなく、かなり細かいパーツまで手が入ってるんですね。
さて、ここからはカブ以外。とはいえ、ミニ系ね。
ハラペコモータース CD50
ハンバーグ師匠のハンターカブをペイントしたことでも知られる、ハラペコモタースさんですね。
ペイントだけじゃなく、カスタムも半端ないすね。
ハラペコさんとは、仲良くさせて貰ってます。
カスタムもそうですけど、人柄も素晴らしいですよ。
伊藤自動車板金工業株式会社 DAX
お、新型が登場して話題のDAXですね。これはやっぱフレームが見所でしょうか。
もちろんフレームのスムージングや板金は素晴らしいんですが、ステーやマニホールドの作りこみも凄いんですよ。
まとめ
なんせ日本最大級のカスタムイベントだけあって、盛り上がりは半端なかったみたい。メインは車やハーレーになるものの、見ているだけで楽しいし、物販もアツイので、気になる方はぜひ。