朝マズメを狙うため、深夜に出発
年内最後のキャンプとして、「サーフ(砂浜)でのヒラメマゴチを狙った釣りキャンプツーリングに行きたい!」って釣り仲間のODAさんに相談したんですよ。
東海地方のサーフといえば遠州サーフ。つまり浜松から御前崎にかけての砂浜が有名なんだけど、冬にバイクでいくとなると結構大変なのよね。
では、弊社の新ブランド「ミグラトレイル」のVANアクティビティを装着したハイエースに、カブを積んでいくのはどうでしょう?
ほうほう、これですね、とても素敵じゃないですか。
フルフラットベッドキットを使えば二人寝れますが、若林さんはきっとテントですよね。
そうね。
以前うかがった竜洋海洋公園オートキャンプ場にあるキャンピングカーサイトなら、車中泊とテントで並んで泊まれそうですよ。
サーフも近いし、なにより高規格で非常に快適なんでここにしましょう。
せっかくバイク積んでいくなら深夜出発で朝マズメ狙えるじゃないですか、最高。
キャンプのパッキングをしたら、夜のうちに忘れず給油。車に積むとはいえ、現地ではカブで移動するからね。
そして合流、積み込み、出発、到着。
着いたよ遠州サーフに。
さすがに早く着きすぎたかな。でも遅いよりは良いので、双子座流星群を探しつつポイント探し。
予想してたけど風が強い。
波は高いし風は強いし、ついでに寒くてなかなかにハードな状況。
調べてみたら風速約14メートル。そうだよね、波すごいもん。風のせいでまともに仕掛けを投げることができない。
結構粘ったけど、正直厳しい。無理。
このあとポイントを探して何カ所か移動したけど、どこも風が強い。竿とリールが離岸流に飲まれたり、砂浜で転びまくってスマホ落としたりして心はボキボキ。
河口に移動
「釣りに行かなかったことにしようかな」とか考えつつも、キャンプ場のチェックインまではまだまだ時間があったので、ダメ元で適当な河口にいって竿を出してみることに。
富士山が見ながら釣りが出来るポイントだった。さすが静岡県。
一投目で根掛かりして意気消沈。そしたらODAさんがなんか呼んでら。
釣れてんじゃん。
48cmもあるじゃん。
ストリンガーで繋いでると飼われてるみたいでかわいい。
このままでは夕飯まで持たないので、落ちてたタライを活用しつつ捌いてもらおう。
なにげに捌くの上手いですよね。
いや、見よう見まねですよ。上手な人は本当にすごいですよ。
充分上手いと思うけどな。
ちなみに自分も釣れたよ。
草フグ。
スレ掛かりで。
無事に夕飯ゲットできたので、もうちょいと遊びいこう。
サーフを見にいったら埋まったよ
キャンプ場のそばにジムニーとかのオフ会で有名っぽいサーフがあるのよ。どんな感じか一度行ってみたくてね。
でも入ってみたらガチでスタックしまくった。
普通に走って見えるけど、半分くらいは足で漕いでる。でも車は普通に走ってった。タイヤが4つあるってすげーな。
マッド(泥)タイヤならなんとかなるのかな。パドルタイヤなら余裕だろうけど、カブに装着は難しそうな上に、普通の道走れなくなるし、なかなか難しいね。
そういえばハンターカブにコネクティングクランプがついてた。メカメカしくてカッコ良い。
これなら砂地でもガレ場でも安心感あるね。
記念撮影。風が強くてヘルメットがころがってった。つらい。
キャンプ場に向かうよ
さて、充分遊んだので竜洋海洋公園オートキャンプ場にチェックイン。webオートバイ西野編集長と初めてキャンプしたのもココだった。懐かしいね。
受付にてしっぺい発見。
見てよ、最高にかわいいでしょ。悉平太郎伝説をもとにした磐田市のイメージキャラクターなのよ。めっちゃ好き。グッズも集めてるんだけど、まさかここで会えるとは。
ほんとかわいくて最高だから公式も見てみて。
脱線しました。
竜洋海洋公園オートキャンプ場ですよ。
サイトは綺麗だし、入浴施設も併設されてるし、なにからなにまで行き届いたオススメキャンプ場な。24時間管理されてて女性のソロキャンプでも安心というのも素晴らしい。
受付をすませてさくさく設営。10m×15mのキャンピングカーサイトだけに、めちゃめちゃ広い。
サーフみたいに風速14メートルってことはさすがにないけど、そこそこ風が強い。テントを張るのもなかなかしんどい。
ワンポールテントをチタンペグで仮止めしてたら風で崩れまくった。
そこで先週記事にしたヘキサステークですよ。
短くてコンパクトだけど、サブステークつうて2本のピン部分で支えるので保持力が非常にめちゃめちゃ強い。
いくら保持力高くても油断は禁物なので、念のためしっかり打ちこんでおくよ。
なんせ12月なので防寒対策としてコット導入。
最低気温は2~4度くらいのイメージだけど、風が強いとより寒くなるからね。
コットの上にマット敷いて、その上にシュラフを設置すれば地面からの冷気を抑えることが出来るはず。
設営完了したので、カブで受付横の売店行って、針葉樹と広葉樹の薪を一束ずつ購入。二種類売ってるのは実にありがたい。
買ったはいいけど、さてどうやって持ってこう。
これくらいならカントリーボックスに積めますよ。
またまたー。
積めたわ。カントリーボックスあなどれない。
そうそう、肉の自販機が増えてた。
ジューシーハンバーグは、「ゆるキャン△11巻に出てくるうまうま100%ハンバーグのモデル」とのこと。美味そう食いたい。浜松餃子やフランクも気になる。
しかし今回の主役はヒラメ。次回は絶対食うもんね。
ミグラトレイル VANアクティビティ
今回の釣行を成立させてくれたミグラトレイルのフルフラットベッドキット搭載ハイエースを紹介させてね。
この通りハンターカブ125とスーパーカブ90がばっちり載ってる。
バイクを降ろすとこんな感じ。左にはサイドボックス収納があって、その上にあるのがベッドパーツ。
サイドボックスはかなり長さがあるので投げ竿もばっちり。
バイクと一緒に寝ることも出来るよ。
こんな感じで、一人で寝るならサイドボックスキットとフリップベッドキットでOK。
で、二人で寝たいとか全面ベッドにしたいっていう用途なら、フルフラットベッドキットを追加するべし。こんな感じ。
フルフラットベッドキットの保持フレーム付け根には、ハイエースのD環を共締めしてた。バイク積載が便利になる工夫ですね。
青いマットはミグラトレイル新作のラゲッジマット。
マットは各種あって、この小さいサイズは、靴の脱ぎ履きに便利。
あと、UNITのホイールチョックキットも付いてた。
チョックってのは、前輪とかを止めるアイテムね。
こういう感じ。フロントが決まるので積載がめっちゃ楽になるよ。
夕飯はヒラメとおでん
日も暮れたので、ディナータイム。キャンプはこの時間が一番楽しいと思う。
釣ったヒラメは鍋にしてみた。でっかい鍋は重くてかさばるので、使い捨てのアルミ鍋をセリアで購入。110円のくせに超便利。
ついでにもう一品。事前に家で仕込んでおいたおでんを、ラージメスティン+おでん仕切りで。
正直、映え狙いだったけどめっちゃ良かったまたやろう。
米が欲しくてメスティンで自動炊飯してたんだけど、失敗した。しょんぼりしてたらODA神より天啓。
雑炊にすればなんとかなるんじゃないですか?
頭良いっすね。生煮えの米を投入してヒラメ雑炊にするのだ。
あんま寒かったのでガンガン焚火してたらケトルが真っ黒になった。
まとめ
風は強くて寒かったものの、やっぱ冬キャンプは楽しいね。あと、車載は想像以上に可能性が広がるね。行ける場所が広がる感じ。
さて、2022年のスーパー・カブカブ・ダイアリーズはこれで終了。2023年は1月1日から始まるよ。新年1発目はチェアリングツー。来年も宜しくお願いいたします。良いお年を。
レポート:若林浩志