もちろん、ノーマル状態のほうが査定で不利に働くリスクが少ないことは間違いないが、最近では、カスタムバイクの買取に力を入れているバイク店も多くなった。カスタムには、パーツ代や工賃などかなりの費用がかかるため、それなら自分の理想に近い状態のバイクを最初から求めるユーザーが増えていることが理由と言える。
ここでは、カスタムバイクでも積極的な買取を行うおすすめバイク買取店を紹介し、合わせてカスタムバイクでも高く売るためのコツについてお伝えする。
自分の理想に近づけてきた思い入れのあるバイクだからこそ、ぜひこの記事を参考に納得いく売却を実現してほしい。
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カスタムバイクのおすすめ買取店5選
カスタムバイクは買取ではなかなか評価してもらえないと思っている方も多いと思うが、カスタムバイクを積極的に扱う買取店であれば、適正な評価をしてもらえる可能性は十分ある。ノーマルでは物足りない部分を性能アップさせているため、カスタムバイクのほうが高額になることもあるほどだ。
だからこそ、カスタムバイクを売却する際はお店選びが重要だ。以下、カスタムバイクを売却する際のおすすめ買取店を紹介するので、参考にしていただきたい。
- KATIX(旧:アップス)
- バイク王
- バイクワン
- バイクランド
- バイクブーン
KATIX(旧:アップス)
KATIXは、バイクオンライン一括査定の画期的なサービスで、ここ最近ではかなりおすすめだ。
愛車の写真を撮って送ると、複数社の査定をとってもらえ、簡単に複数社の買取店の比較ができる。写真を送れることがポイントで、単なる車体名や年式だけではわからない情報を買取店側に送信でき、より正確な査定をオンラインでも実現させた。平均オファー数は5〜10件なので、比較数としては十分と考えていいだろう。
また、全国300社以上のバイクショップが参画しており、その中には大手はもちろん、一定の得意分野を持つ専門店も含まれているので、ご自身のカスタムバイクが適正に評価してもらえるチャンスが広がる点はとても魅力的だ。
さらに、KATIXは高額買取される仕組みも強みとしており、通常のバイク買取は、買取店がバイクを買取した後にオークションに出品する。そしてそのバイクをどこかのバイク店が落札するため、中間に多くの業者が絡んでくる。そのため、複数の中間マージンが発生し、最初の買取時点で高値を提示するのは難しい。
しかしKATIXなら、中間にあるオークションを挟まない為、売りたい方と最終的に購入したい業者がダイレクトに結ばれる。これにより中間マージンが無く高額で売却できる仕組みだ。
さらに、カスタムバイクを複数のバイク店が競い合うので、思わぬ高値になる場合も少なくない。もちろん、競い合う場合の価格交渉は、KATIXのプロのスタッフが交渉に参加するので、安心して高額査定を任せられる。
バイク王
バイク買取利用実績No.1を誇るバイク王。当然ながらカスタムバイクもかなりの数を扱っており、豊富な経験からカスタムバイクでも適正な査定が受けられることが期待できる。カスタムバイクは、豊富な知識がなければ適正な査定が難しいが、数多くのバイクを扱ってきたバイク王なら一定以上の知識を期待できるだろう。
また、全国各地で行われる業者オークションの高値相場情報を基準とした査定を行なっているため、安定して高値で買い取れる点を強みとしている点も魅力だ。
万が一商談が成立しなくても出張料や査定料などの手数料は一切かからないほか、成約後のわずらわしい書類手続きもすべて無料だ。
とにかく業界を代表する大手なので、安心できる対応を求める方は一度相談してみてはいかがだろうか。
バイクワン
バイクワンも業界を代表するバイク買取専門店だ。全国無料出張査定を行なっており、ノーマルバイク以外にも事故車バイクや故障車バイクなど、様々なバイクを積極的に買い取っているのが特徴だ。当然、カスタムバイクも積極的に扱ってくれることが期待できるだろう。国産バイクだけでなく、輸入車バイクのカスタム車も買取しているので、輸入車カスタムだからと他店で断られた場合にも候補に入れたいところだ。
まだ売るかどうか完全に決断できてない場合はオンライン自動査定が利用できる。公式HPのオンライン自動査定をクリックすると、バイクオークション相場、業者間取引相場、中古バイク流通相場等を参考に、即座に最新相場をコンピュータが知らせてくれる。
こちらも広い方にお勧めできる買取店の一つなので、興味がある場合は査定候補に入れてみてはいかがだろうか。
バイクランド
バイクランドは、業界規模No2を謳う、上場企業が運営するのでバイクショップだ。買取にはかなりの力を入れており、全国無料出張査定を行なっている。直販センターを営業していることも高額査定が期待できる要因となっており、中間マージンが無くなるため、高額買取できる仕組み作りを実現している。
上に紹介したバイクショップ同様、様々なバイクの買取に幅広く対応しており、カスタムバイクも積極的な対応が期待できるだろう。実際に直販センターを覗いてみると、様々なカスタムバイクが販売されていることがその証拠だ。
こちらのバイクショップもぜひ利用していただきたいお店の一つなので、複数社の査定を取る場合はぜひ候補にいれてみよう。
バイクブーン
バイクブーンは、旧車、ハーレートライク、カスタム車まで幅広いジャンルの買取をしている。中でも、大型バイク、ハーレーダビッドソン、希少車の買取を得意としており、これらのバイクに当てはまれば買取はかなり期待できる。
輸入車バイクの買取は、良い金額が出にくいと言われるが、それは輸入車バイクについての知識が乏しいからに他ならない。バイクブーンは、他で良い価格が提示されなかった輸入車カスタムバイクもキッチリと査定するので安心だ。
最近は、どの買取業者もカスタムバイクを買取するようになってきたが、一部店舗では厳しい査定になる場合も少なくない。しかし、バイクブーンなら、カスタム車は問題なく買取するほか、純正部品が揃っているとさらに上乗せした買取価格が提示される。
輸入車バイクの場合はこちらの店舗も候補に入れてみてはいかがだろうか。
カスタムバイクを少しでも高く売るためのコツ5つ
最近はカスタムバイクでも評価してもらいやすい状況になってきたとはいえ、少しでも高く売るにはオーナー側の努力や工夫も欠かせない。少しでも高く売るためにも、以下の5点を意識してみよう。
- ①できるだけ多くの買取業者で査定する
- ②改造箇所を明確にしておく
- ③キレイにしてから査定する
- ④正確に査定士に伝えて嘘をつかない
- ⑤ノーマルパーツも準備する
①できるだけ多くの買取業者で査定する
カスタムバイクだけに限らないが、バイクを少しでも高く売るには、複数社から査定を取ってもらうことが非常に重要になる。A社では20万円、B社では15万円、C社では40万円と、買取価格はかなり異なってくるからだ。
ただし、近くに多くのバイクショップがない場合もあるだろう。そういう場合は一括査定などを利用し、賢く査定をとってみよう。例えば、本記事でもおすすめしている「KATIX」なら、平均5〜10社のオファーが受けられるというデータがとれているので、比較するにはかなり便利だろう。
また、全国300社以上の参画があるので、ご自身のバイクを得意分野としているショップからアプローチをもらえるかもしれない点も魅力だ。
こうしたサービスを上手に使い、複数社の査定額を見比べてみよう。それが高額査定への第一歩だ。
②改造箇所を明確にしておく
カスタム方法はオーナーの好みで様々だが、マフラーだけ交換とか、ハンドルだけ交換といったライトカスタムから、定番カスタムでバイクをかっこよくまとめている個体もあるだろう。適正な査定を受けるためにも、どんなカスタムなのか改造箇所を明確にして伝えられる様にしておこう。
カスタムは、取り付けるパーツでかなりイメージが変わるが、手法は非常に豊富で以下の7つは定番といえるかもしれない。
- ドラッグレーサー
- カフェレーサー
- トラッカー
- チョッパー
- スクランブラー
- ボバー
- ブラットスタイル
また、組み合わせることでさらにカスタム手法は多くなる。そのため、カスタムバイクの買取では、プロの査定士でもカスタム方法を見落とす場合があるため、正確に伝えることがポイントだ。ここはしっかりと情報整理してから査定に臨むようにしよう。
パーツ名や改造した店舗も伝える
また、どのメーカーのパーツを取り付けており、どのショップで改造したかも重要な情報だ。
パーツについては同じメーカーでも何種類もリリースされている場合があるため、詳しくどのメーカーのなんという名前のパーツなのか伝えられるようにしておこう。人気パーツであれば高額査定が期待できる。
有名ショップでカスタムされたバイクであれば、それだけの理由で高額査定を引き出せることもある。特に、カスタムブランドのムーンアイズが主催するカスタムカーショーや、オートサロンなどに出品するカスタムバイクショップでカスタムされたバイクは買取に期待が高くなるだろう。
③キレイにしてから査定する
カスタムバイクのように他とは違う雰囲気を漂わせているカスタムバイクは、査定時の見栄えに特に配慮したいところだ。
査定士は初見(第一印象)を大切にする。最初にバイクを見てキレイに磨かれていれば、バイクを大切に扱ってきたと想像し、逆に見た目が汚れたままでは、その時点でバイクの状態が良いのか査定士は不安になる。「もしかしたら隠れた不具合があるかもしれない」と消極的な査定額になってしまうことも十分あり得るのだ。反面、キレイなバイクであれば、不備もなく程度が良いバイクなのではと期待も膨らみ、査定にも熱が入る。
また、キレイに磨かれていれば、カスタムパーツの判断も付きやすく適正に査定が可能なので、メーカーのプレートなどはよく見えるようにキレイにしておくとよいだろう。仮に、汚れていたりサビなどが発生していると、どんなに高価で人気あるパーツとオーナーが話したとしても、メーカー名すら判断が付かなければ査定は厳しいと言える。
キレイにするポイントは、カウルや燃料タンクを磨き上げるだけでなく、樹脂部分も艶出しをするほか、ボディの存在感を高めるエンジンもキレイにしておくと評価を得やすくなるだろう。
④正確に査定士に伝えて嘘をつかない
査定の際、少し良く見せようと、嘘をついても相手はプロなのですぐにばれて査定士の心証を悪くするので、絶対に嘘を言わないことだ。
カスタムバイクの査定時には、少しでも高く買取してもらいたいのは誰も同じだ。査定士の質問内容として、「事故歴がないか」「故障がないか」といった査定に大きく響く事を効かれる場合もあるが、これらをバレないと思って嘘を言っても後で後悔する。
例えば、事故車をそのついでにカスタムして直している場合だったとしよう。多くのパーツをカスタムパーツで固めているので、素人には言われなければ事故車と気が付かないこともある。
しかし、プロは事故車を見るポイントが異なる。事故車はフレームを修復しているので、溶接跡や塗装の状態を確認して判断するため、嘘をついてもすぐにばれてしまう。
また、修理に関しても場つなぎ的に修理して査定したとする。その場では見破られなくても、引き取り後に故障箇所が発覚して減額請求されることも珍しくない。
少しでも良く見せて、高く買取してもらいたい気持ちはわかるが、嘘をつくと後で大きなしっぺ返しが来ることを忘れないようにしよう。
⑤ノーマルパーツも準備する
カスタムバイクは、そのままでも買取してもらえるが、ノーマルパーツを一緒に用意するとさらに上乗せして査定額を提示する業者もある。
取り外しているノーマルパーツには、マフラー、ハンドル、サスペンションなどがあると思うが、これらを倉庫に眠らせているなら、カスタムバイクの査定時に一緒に査定しておけるように準備しよう。確かにノーマルパーツはネットオークションやフリマなどで売却できるが、買い手がつかなければいつ売れるかわからない。
その点、査定時にパーツも一緒に提示すれば、カスタムバイクにプラス査定として一緒に買取してもらえるので、一石二鳥になるだろう。
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売れるカスタムバイクと売れないカスタムバイクの特徴
最後に、積極的な査定が期待できるカスタムバイクと、そうでないカスタムバイクの特徴を整理しておこう。
売れるカスタムバイクの特徴
売れるカスタムバイクとは、人気があるカスタム仕様であることも重要だが、乗り手を選ばずに誰もが乗れるバイクであることもポイントだ。
カスタムバイクは、オーナーの個性が強く出ていることが殆どだが、ノーマルと大して変わらない簡単なカスタムであれば、それほど買取時に気にすることはない。
場合によってはノーマルより高額になる場合もあるので、売れるカスタムバイクの以下3つの特徴を理解しておくとよい。
- 有名ブランドパーツを装着している
- 万人受けするスタイリングになっている
- 違法ではない走り重視のカスタムを施している
有名ブランドパーツを装着している
バイクのカスタムパーツメーカーは山ほどあるが、カスタムバイクとして高額買取が期待できるのは、有名ブランドパーツで固めたカスタムバイクだ。
誰もが知っているパーツメーカーであれば、安心して次のユーザーも購入に踏み切れるため、買取も問題ないだろう。また、有名パーツメーカーの商品であればクオリティも心配ない。
例えばマフラーは、エンジン特性を変えるほか、排気音を楽しめるパーツとして人気が高いが、同じようなデザインでも有名パーツメーカーとそうでない商品では、音もエンジン特性も全く異なる。
このほか、無名サスペンションメーカーでも見た目が派手で、カスタムしている雰囲気を高める商品もあるが、機能性は有名パーツメーカーと比べると、その差は歴然だ。
中古カスタムバイクを選ぶユーザーは、どんなパーツでどのようなセッティングになっているか気にする方も多い。そのためカスタムバイクでは、パーツの機能性が高くセッティングも完璧に取れている個体が買取では有利だ。
万人受けするスタイリングになっている
スタイリングを大幅に変更したカスタムバイクも多いと思うが、買取で人気があるのは、誰もが喜ぶような高級パーツでカスタムしたバイクだ。
高級パーツは、一般的に高価であると認知されているので、取り付けられているだけで高額買取になる。まさに、高級パーツでカスタムしている場合が万人受けするバイクカスタムだ。
人気高級パーツは、中古部品として購入する場合もかなりの高額になるので、店頭に並んでいる中古バイクに取り付けてあるだけで人気が高くなる。そのため、人気パーツが取り付けてあるなら純正に戻さずに買取査定したほうが良い(その際、純正パーツも一緒に査定に出せると、なお良い)。
このほか、カスタムで気になるのがハーレーダビッドソンなどの輸入車だろう。カスタムパーツは単体で見るととてもかっこいい商品も多数ある。しかし、実際に取り付けるとイメージと合わないことに気が付き、とめどなく様々なカスタムでまとまりがないカスタムバイクになっている場合がある。
逆に具体的な完成形を最初に決めてカスタムしたバイクなら、まとまりがあり、誰もが欲しがるカスタムバイクとして高額買取も期待できるだろう。
違法改造でない、走り重視のカスタムを施している
カスタムバイクで重要なことは、違法改造ではないことだ。違法改造になると、車検があるバイクなら車検を通せない他、路上で取り締まり対象となり、買取は不可になる。
特に走り重視のカスタムでは、サーキット走行を見据えたカスタムをしている場合もあるが、公道でも使用できる範囲で留めてあると買取は期待が高い。
中でもマフラーは、サウンド変化が楽しめるパーツであり、素材にチタンを使うと見た目もクールで高額買取が期待できる。さらにGPや市販車レースで最近主流となっている短いサイレンサーは人気だ。
もちろん、レース系スタイルに外せないのが操作系だ。確実かつスムーズにシフトチェンジが行え、万が一の時にも補修部品の取り揃えが豊富なパーツでカスタムしていると人気が高い。
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売れないカスタムバイクの特徴
売れないカスタムバイクは、カスタムのバランスが悪いバイクや、耐久性が悪いパーツなどでカスタムしたバイクだろう。
カスタムを楽しむのは、オーナーの楽しみの一つだが、売ることを考えるとある程度他のユーザーも納得できるパーツでカスタムしていなければ高値はむずかしい。特に以下の3つのポイントに当てはまると買取では不利になる。
- 違法なパーツを装着している
- マイナーなパーツを装着している
- 個性が強すぎる
違法なパーツを装着している
買取で不利になるカスタムバイクは、違法改造されたバイクだろう。特に消音器に問題があるような爆音マフラーは、買取は不可と思った方が良い。
違法改造は、公道を安全かつ周りに迷惑をかけないようにするため様々な基準が設けられているが、見た目を変えるカスタムパーツの中には、違法改造になる可能性が高いパーツもあるので注意したい。
中でも多いのが灯火類のカスタムだろう。ヘッドライトは常時点灯が義務付けられているが、走行中にスイッチでON/OFFができる場合や、点灯しないようなカスタムは問題だ。さらにウィンカーも橙色と決められており、クリアーレンズを採用しているなら、バルブはオレンジ色を使用する必要がある。
ウィンカーの点滅回数も1分間に60回から120回程度と決められており、ハイフラと呼ばれる装置を取り付けていると、違法改造で買取は難しくなる。
このほか、ナンバープレートの取り付け位置も平成28年の道路運送車両法改正で折り曲げたり回転させて取り付けることが不可になったほか、カバーで覆うことも違法改造となった。
ハンドルも注意しなければならない。取り付け高さも保安基準で決められており、交換した場合は、ノーマルより高さが4cmを超えてはならないことと、幅もノーマル比±2cmと決まっている。
このように、保安基準はかなり多くの部分で細かく決められているので、カスタムした部分が保安基準に抵触していないか確認しなければ買取不可となる場合があるので注意が必要だ。
マイナーなパーツを装着している
カスタムしたバイクに、名も知られていないパーツを取り付けていても、高額査定には結びつかない。むしろ、パーツのクオリティによってはマイナス査定を取られる恐れもある。
名も知られていないパーツには、格安なパーツが多いが、安いパーツは色褪せが早い場合や、サビなどが発生していることも少なくない。
特にオリジナル商品を似せて販売される商品は、パーツのクオリティが低いことが多く、最初は満足できる見た目だが、次第に劣化が激しくなり、カスタムのせいで見た目が古臭くなっている場合もある。そのため、格安パーツでカスタムして見た目が悪くなっていると、査定では期待できないと思っていいだろう。
中華パーツはマイナス査定になる場合も
カスタムパーツでかなり幅を利かせているのが中華パーツの存在だ。特にカウルやマフラーを中華パーツに交換していると、一気にマイナス査定になることが多い。
全ての中華パーツがマイナス査定になるとは限らない。レバー類やステップなどを中華パーツに交換していても、それほど査定に影響は出ないだろう。
しかし、大型パーツを中華カスタムパーツに交換すると、バイクを占める部分が中華製になるので、オリジナルの度合いが薄くなる。このことから、大型パーツに中華パーツを使用するのは大きなマイナス査定だ。
個性が強すぎる
バイクを購入すると、自分のオリジナルバイクを完成させたいと考えているはずだ。そのため、個性が強いカスタムバイクは、以前のオーナーの色が濃すぎるため買取ではマイナス査定になるだろう。
重要なことは、1台のバイクを100人に見せた時に何人欲しがるかだ。ノーマルであれば、かなりの人が欲しがるだろう。しかし、カスタムしている場合は、カスタムの度合いにより、欲しいと感じる方は絞られる。
そして、個性が強すぎるバイクの場合、100人中1人や2人しか欲しがらない可能性があるだろう。つまり、買取しても1%から2%程度しか売れる可能性がなければ、買取店は高額査定を出すわけがない。そこで、個性が強いカスタムバイクを売るのであれば、出来るだけ純正パーツを準備しておく必要がある。
カスタムバイクの買取でよくある質問
Q.カスタムバイクは査定アップするのでしょうか。
A.カスタムパーツによっては、ノーマルより高値になることもあります。また、カスタムパーツやノーマルパーツを一緒に査定することで査定アップすることもあるので、査定時にカスタムパーツについて聞いてみるとよいでしょう。
Q.カスタムバイクにキズがありますが、修理したほうが良いでしょうか。
A.カスタムバイクに限らず、キズを修理しても買取価格で修理費用を回収できません。買取に出すからと言ってキズを修理すると損をするので何もせずに査定したほうが得です。
まとめ
バイクは純正の買取のほうが高評価と言われているが、実際はカスタムしたバイクを求めるユーザーが増えていることもあり高額査定が期待できる。
そこで、カスタムバイクを売却するなら、欲しい業者を探す為に出来るだけ多くの買取業者で査定することだ。欲しい業者さえ見つかれば、自慢のカスタムバイクを高額で買取してくれる。
ただし、万人受けするパーツを装着していることや、取り付けのクオリティが高額買取には重要なポイントであることを覚えておこう。
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文:小泉嘉史