4機種のニューモデルを発表予定、うちバイクは2機種
カワサキモータースUSAのトップページに寄れば、2月1日の現地時間午前6時に、ニューモデル4機種を発表、ということで、カバーをかけられた4機種の姿がティーザーで出されています。そのうち、手前の2つは、そのシルエットから見ればジェットスキーだと分かるので、気になるのはその奥に並んでいる2台のバイクということになります。
トップ画像を明るくしてみたのがこちら。中でも我々が注目したいのは、手前にあるバイクの、カバーの下からチラリと見えているリアホイールです。そう。このホイール、どこかで見たような気がしませんか?
ホイールはミドルクラスのニンジャのものか?
手前の車両のホイールをよーく見てみましょう。ホイールのスポークは非常に細身で、リム部にはライムグリーンのデカールが貼られています。となるとこちらはKRTカラーのようですね。
で、現在カワサキモータースUSAのラインアップにある、このタイプのホイールを使っているモデルは現在2機種…ニンジャ400とニンジャ650になります。そう言われると、カバー越しですが、ボディラインも「そっち系」に見えますね。
見比べると、確かにホイールデザインは同じですね。ただ、カバーからチラリとのぞくホイールのスポークに注目すると、Y字分岐デザインの穴の部分が見えています。ニンジャ650はスプロケットの大きさの関係で、この部分だとドライブチェーンがかぶってしまうのです…。
ということから判断するに、この足回りはニンジャ400のものに近い、ということになります。「近い」という表現にしているのは、ニンジャ400そのものではないかもしれないから。
そう! 北米仕様のニンジャ400、そして650は、どちらもすでに2023モデルを販売中。そんな中で新型を発表…というのは、普通に考えたら可能性は低そうなのです。だからあえて「近い」という表現にしてみました。
発表されるのはひょっとしたら…噂の「アレ」なのか?
もし、この新型がニンジャ400でもない、650でもない…となった場合を想像してみましょう。同じデザインのホイールを使っている現行モデルのKRTカラー、となると残るはこのモデル。
そう、ニンジャZX-25Rです。
しかしながら、北米では現在ZX-25Rは販売されておらず、2気筒モデルに関してもニンジャ400はあれど、ニンジャ250は販売されていません。
そうしたことから推察した場合、我々がつい期待してしまうのは噂の「あのモデル」なわけです!!!
かねてから登場が濃厚と言われ続けている、ニンジャZX-4R!最新情報では、外装系はZX-25Rとほぼ共通と言われていますから、サイズ的にもニンジャ400に近いはず。ホイールも同系統のスポークデザインなので、ひょっとしたら…と、我々はかすかな望みを抱いてしまうわけです!
60PSオーバーだとか、フロントダブルディスクだとか、大型カラーTFTメーターの採用だとか、いろいろと噂されているZX-4Rですが、大本命と言われた昨年のEICMAでは登場しませんでした。早い時期の登場に期待したいところなのですが…。
もちろん、この謎のニューモデルの正体はニンジャ400なのかもしれませんし、ZX-25Rなのかもしれません。あるいは、本誌の予想のナナメ上を行く、まったく別の新型なのかもしれません。その答えはもうすぐ、2月1日に明らかになります。みんなで期待しながら、その日を待とうじゃありませんか! 詳細な情報が入り次第、続報をお届けしますのでお楽しみに!!