写真:南 孝幸
新色はレッド、ブルー、イエローの3色!
税込価格:58万6000円
発売予定:2023年4月
まずご紹介するのは、鮮烈なイタリアンレッドのニューカラー。タンクとサイドカバーにあしらわれる、いわゆる「スペンサー」グラフィックはホワイトと濃紺の2本ライン。こうして見ると、モンキーの愛らしいボディにもよくマッチしたカラーですね。
実はある意味、このイタリアンレッドはホンダ車には似合って当然のカラーなのです。というのも、このカラーのモチーフとなっているのは2000年に発売されたCB400 SUPER FOURに設定された純正色なのです。このCB400SFは「ハイパーVTEC」が新採用され、一大センセーションを巻き起こしたモデル。ホンダらしさとスポーティさを兼備したカラーです。
そしてもう一色が「キャンディフェニックスブルー」。イタリアンレッドと同様の「スペンサー」グラフィックが施された、ちょっと上質なたたずまいのカラーです。実はこのカラーリングも由緒正しきもの。懐かしさを感じたあなたはホンダ通、いや、CB通でしょうか。
こちらのカラーも、ハイパーVTECが採用された2000年のCB400 SUPER FOURに設定されたカラーのオマージュなのです。CBに似合うカラーはモンキーにも似合う、ということで相性もバッチリ。ホンダ車のDNAを強く感じさせるボディカラーですね。
そして3つめのカラーが「パールシャイニングイエロー」。実はCB400SFの歴史の中では、イエローという色自体はこれまで何度か登場していて珍しい、というほどではないのですが、この「スペンサー」グラフィックと組み合わされたイエローは、実は超レアカラーなのです!
代表的なものだと、グラフィックのない、ノーマルのイエローは初代CB400 SUPER FOURに設定された「パールシャイニングイエロー」や、2007年にカラーオーダープランで採用された「パールフラッシュイエロー」などがありますが「スペンサー」グラフィック付きのイエローは、2001年のカラーオーダープランで、わずか1年だけ設定された注文生産カラーの「パールフラッシュイエロー」のみで、激レアなのであります。そのレアぶりたるや、本誌も当時の写真をアーカイブで探しまくったのですが見つからないほど!
デザインとペイントはあのYFデザインが担当!
そんなモンキーFSでありますが、ノーマルモンキーの「クラシックウイング」バッジを「HONDA」ロゴバッジに変更し、スペンサーグラフィックの似合うスタイルに仕上げています。ちなみにデザインとペイントを担当するのはあのYFデザイン。その仕上がりはまさに一級品です!
タンク上面には、Z125FSならではの車名デカールがあしらわれ、その下にはYFデザインのロゴが誇らしげに入ります。見ていて飽きない、所有感に満ちたできばえ。オーナーさんはきっとこのバイクを1日中眺めていても退屈しないことでしょう。
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大反響のシルバー、ブラックも引き続き販売!
もちろん、スペンサーイメージを体現するシルバー、XE50やスーパーホークIIIなどにも採用されたオレンジグラフィック入りのブラックも、大好評につき継続採用されます。全部で5色展開となりますが、生産は全世界で各色50台ずつの計250台、そのうち日本国内の割り当ては各色20台ずつの計100台…聞けば、最近ではこのモンキーFS、海外からのオーダーも増えているのだとか!
各色とも、ナイトロン製の専用セッティングのリアサスペンションを装備した、上級グレードの「N」もオーダー可能。こちらは68万5000円となります。単体パーツでは販売されない専用品なので、気になる人はお見逃し無いように!
ひととは違った、自分だけの特別なモンキーが欲しい人、CBシリーズに愛着のある人だったら間違いなく「刺さる」このカラー。欲しい人はすぐにでもオーダーした方がいいでしょう。
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問い合わせ:パッセージ レガーレ事業部(048-283-6648)