ZX-4Rシリーズはスタンダード、RR、SEの3グレード
アメリカと欧州で発表されたZX-4Rシリーズですが、仕向け地によって販売されるグレードは微妙に異なるようです。現在確認されているグレードは3つ。スタンダードのZX-4R、スポーティグレードのZX-4RR、そして豪華グレードのZX-4R SEの3つです。
イメージカラーということもあって、とかくこの「KRTカラー」の印象が強くクローズアップされがちなZX-4Rシリーズですが、それぞれのグレードには独自の魅力がしっかり備わっています。
弟分にあたるZX-25R発売のときは、スタンダード、SE、KRTエディションという全ラインアップが国内導入されましたが、4Rでどうなるかはいまのところ不明。なので、仮に、ですが、3グレードとも国内導入されたら…という想像のもと、各グレードの魅力に迫ってみたいと思います。
まずは全グレード共通装備を紹介!
●399cc直列4気筒エンジン、アシスト&スリッパークラッチ
ZX-4Rシリーズの魅力の核は、やはりクラスの枠を超えたハイパワー4気筒エンジンでしょう。77PS、ラムエア過給時には80PSという驚異のスペックに度肝を抜かれた人も多いのではないでしょうか。ラムエアシステムやアシスト&スリッパークラッチも含めて、全車標準装備です。
●4.3インチカラーTFTメーター、ライディングモード
大きな表示で視認性に優れた4.3インチのカラーTFTメーターも共通の装備。KTRC(カワサキトラクションコントロール)とパワーモードを連携させたライディングモードも用意され、スポーツ、ロード、レイン、好みのセッティングを保存できるライダーの4種類のモードが選択できます。ちなみに表示モードも2種類から選択できるようになっています。
また、専用アプリ「RIDEOLOGY THE APP」を介してスマートフォンと接続できるのもポイント。GPSと連携した走行ルートなどのデータのログや、ライディングモードなどのセッティングも確認することが可能になっています。