月刊『ヘリテイジ&レジェンズ』が各社の注目の新製品を紹介します。今回はベビーフェイス「レバーガード Type-N」をピックアップ!

ベビーフェイス「レバーガード Type-N」

レースシーンではお馴染みになったレバーガード。老舗パーツメーカー・ベビーフェイスの総アルミ削り出しによるそれも定番製品として知られるが、このほどガード部を新作の樹脂パーツとした“レバーガード タイプN”が追加発売されたので紹介しよう。

ガード部がアルミ製の従来作のタイプA比でタイプNが優れるのは、樹脂化による柔軟性(復元力)の増大、軽量化、ロープライス化の3点。アルミ製でもある程度のしなりは期待できるが、実際のレースでは転倒ダメージ時も樹脂製の方が湾曲したままになりづらくハンドルまわりの破損が少ない。レースへの復帰率も高いと同社。ただし、EWCなど一部レースではレギュレーションに合致しない可能性もあり、タイプAも継続販売するそうだ。

カスタムシーンに置き換えれば、レーシーなイメージを追求するなら新作タイプN、素材感を楽しむならタイプAか。いずれにせよ選択肢が増え、嬉しい悩みがひとつ増えたというわけだ。

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画像1: ベビーフェイス「レバーガード Type-N」
画像2: ベビーフェイス「レバーガード Type-N」

タイプNはアルミ製基部と樹脂製ガード部のハイブリットタイプ。柔軟性と剛性を確保しながら、上手く衝撃を逃がすよう各所をデザインする。ガード部は2段階調整が可能。すべてが純国産品だ。

画像3: ベビーフェイス「レバーガード Type-N」

こちらはオールアルミ製、継続販売中のタイプA。同社お得意の総ビレット品で存在感も際だつ。8250〜1万450円(バーエンドは別売品)。

画像4: ベビーフェイス「レバーガード Type-N」
画像5: ベビーフェイス「レバーガード Type-N」

アルミ・ビレットによるバーエンドも各種用意。上はレースで好まれるφ22mmのショート(2750〜8580円)で、下はストリートカスタムで映えるφ30mmロング(3630〜8910円)。6色のアルマイトカラーのほか、SUS製バーエンド付きもあり。上メイン写真でタイプNに付くのはφ30mmベリーショート(左側・3300〜5500円)だ。

SPECIFICATION

メーカーベビーフェイス
製品名レバーガード Type-N
素材ジュラルミン/ABS樹脂
カラーブラック
バーエンドサイズφ22mm/φ30mm
対応車種国産・輸入主要モデル対応
価格6050〜8250円(バーエンド別売)

取材協力:ベビーフェイス

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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