【新シリーズ】NEXT LINE(ネクストライン)
SHOEIがアパレル製品を本気で展開する!?
SHOEIは大阪モーターサイクルショー2023の開幕に合わせて新シリーズ「NEXT LINE」を発表。NEXTの「X」をモチーフとした“クロスロゴ”を用いて、今後ヘルメットのみならずアパレルなども展開していくことを明らかにしました。
現地では数量限定でクロスロゴが大きく入ったエコバッグを配布していて、これが驚くほど目立っていた! 会場に訪れた方はたった一日で「SHOEIの新しいロゴだ」とばっちり覚えたことでしょう。
スタッフさんに話を伺ったところ、男性の来場者の方がかっこいいと言ってくれるのは想定していたようなのですが、思った以上に女性から「かわいい!」と反響があったそう。たしかにモデルさんが着ているTシャツやパーカーはとてもいい感じでした。今後の展開に期待大!
OPTICSON(オプティクソン)
新世代ヘルメットは勝負の一年
2022年のモーターサイクルショーで発表、同年12月に発売されたスマート・ヘルメット「オプティクソン」。昨年は「何かすごいのが出てるぞ!」と体験コーナーは盛り上がっていましたが、今年は市販が開始されたことで、現実的に品定めや、真剣に購入を検討している人が多い印象を受けました。
日本の老舗が手掛けるスマート・ヘルメットの第一歩、2023年に普及するのか否かで今後のヘルメット事情は大きく変わってきそうです。お値段は本体 税込13万7500円・専用バッテリー 税込1万1000円也。
X-Fifteen(エックス-フィフティーン)
MotoGPなどレースの世界で培われた間違いない性能
2023年1月にデビューしたばかりのレーシングフルフェイス「X-Fifteen」は、グラフィックモデルも含めて大々的に展示されていました。
風洞実験を重ね、前作「X-Fourteen」を上回る空力性能を実現。時速350kmでの安定感は、公道はもちろんサーキットでも一般ライダーが体感できるものではないですが、そこにロマンがあって、洗練された機能美も感じます。
ソリッドカラーは税込7万4800円。大手メーカーのヘルメットは一度モデルチェンジすると、少なくとも数年、多くは5年以上継続販売されます。そういった意味で「X-Fourteen」は今年買うのがいいかもしれません!
文・写真:西野鉄兵