「第2回 名古屋モーターサイクルショー」に、画期的なドライブレコーダーが展示されていた。ピットガレージダクトが放つ「D-ride」はライダーのドラレコ文化を変える可能性がある。
文・写真：山口銀次郎
文・写真：山口銀次郎
オリジナルミラーにドライブレコーダー＆カメラをビルドイン！
名古屋モーターサイクルショーでピットガレージダクトは、自社開発のバックミラー型ドライブレコーダー「D-ride」を公開した。世界初となる前後独立式のカメラとドライブレコーダーを内蔵したミラーは、車検対応品となる。
オリジナルデザインのミラーは、左右セットで型から起こし製作されたものだ。現段階では1種類のデザイン設定となっている。ステーは、ネイキッドタイプのネジ式ステーと、カウル取り付け型の2タイプを用意。需要が高まれば、次期デザインモデルを制作したいという。
ミラーは左右セットとなるが、ドライブレコーダー機能は右側に集約されている。また、面倒な配線処理も電源一本、車体から引くもよし、USBソケットから引くもよし。簡単な取り付け設定が嬉しい。
ドライブレコーダー機能は通常の商品同様の機能を満たし、イベント録画を開始する衝撃を感知するGセンサーは3段階ほどで設定可能。もちろん、イベント録画以外は、1～5分間で上書きされる機能を備える。記録媒体はSDカードで、ミラー本体に格納される仕組みとなっている。
1080p以上の高感度画質により、通常の記録動作のほか、多機能端末と連携させることで動画製作等の利用にも対応。Wi-Fiでの転送が可能で、オンタイムでの画像チェックも出来る。
今後の商品展開をはじめ、販売価格や発売時期は未定。進捗状況はピットガレージダクトのホームページで更新される模様だ。
