週末の雨予報なんて関係なし！ しっかり2日間楽しんできました！
「わぁ♪ すごっ！！」と言いながら沢山笑って、はしゃいだ全日本モトクロス選手権。
しっかり雨にも濡れて汚れたけど、それも含めて思い切り楽しみ「行ってよかった♪」と思えた２日間でした。
5月13･14日に埼玉県川越市にあるオフロードヴィレッジで行われた全日本モトクロス選手権第2戦を観に行ってきました！
今回も開催日直前に前売り券を購入。
前売りはEチケットとローチケ（ローソンで購入できるチケット）の2択でしたが、私はローチケにしました。
値段は女性と学生（高校生以上）が前売り3500円・当日4000円。一般は前売り4000円・当日5000円で2日間通し券になっています。しかもパンフレット付き。
料金表です。
パンフレットが付いてくるのは嬉しいポイントですよね♪
しかも、このパンフレットはHPから事前に見られるようにもなっていたので、会場マップやコースレイアウト・タイムスケジュールはもちろん、ルールや見所なども、会場に行く前に簡単にチェックする事ができるのです！
これは凄く有難いですよね。
ちなみにオフロードヴィレッジは2年前にも観戦した事があるのですが、コースが去年から"逆回り"に変更。
YouTubeでは観ていたのですが（毎戦チェックしてます！）、コース図を改めて見て、実際はどんな風に観られるのか、どこでどんなバトルがあるんだろうと妄想しながら、この週末を凄く楽しみにしていました♪
当日、東京駅から車で向かうこと約1時間。ナビを見ながら「もうすぐ着くな」と思い、窓の外を見ながら橋を渡っていると、メーカーやチームの旗やテントが沢山見えてきて「きたー♪」とわくわく感が増していきます。
こんな景色です。
会場入りしたら、慌てず騒がず観戦準備！
入間大橋の信号を曲がり駐車場に入って行くのですが、ここにはスタッフの方が立っていて誘導してくれます。（2日間通しで駐車場代1000円、二輪は無料）
誘導に従ってどんどん進むと「雨が降るから、後ろの列より前の列に止めた方がいいよ」と、駐車する場所のアドバイスまで頂きました。
駐車したらまず、雨の観戦に向けて準備。
朝は雨が降っていなかったので、長靴とカッパのズボンを履き、上着とビニール袋をカバンに。あとは気温と相談しながら、荷物を分けて完了です☆+°
ここは手間になるのですが、対策するのとしないのでは大違い！
この2日間は元々雨予報でしたが、日を追うごとに曇りの時間が増える予報に変わっていき、持ち物に悩んでいました。
みんなどうしているんだろうと調べると"Jmx Promotion"という全日本モトクロス選手権シリーズをプロモーションするTwitterアカウントで「雨具必須!!」とツイートされていたのです。
このアカウントは初めて観戦する方にもわかりやすい内容が沢山更新されていて、選手のツイートやインタビューが載っていたり、選手だけではなく、メディアやMCをされている方などからの情報、雨のときの実際の動画などもありました。この"Jmx Promotion"をフォローしていれば心配いらないってくらいホントに沢山の情報が発信されています！
Twitter: @JmxPromotion tweet
twitter.comそれを見て私はしっかり雨具を準備してきたので、まだ雨は降っていなかったけどいつでも対応できるよう、また汚れてもいいように装着。
無敵状態になって入場です。
実際にモトクロスが行われる場所の足元は砂。
座ったり歩けば砂まみれになるので、雨具のズボンと長靴はとても快適でした♪
足元はこんな感じ。
「土を浴びる」のが最高に楽しい！
今回、私が一番はしゃいだのは土が飛んでくる場所で観戦した時♪
モトクロスといえば、ジャンプやコーナーも魅力的ですが、アクセル開けて進んだ時に後ろで砂の流れ道が見えるのがまたカッコよく、とにかく迫力があって絵になる事が多いんです。
会場の中で土が飛び散る中、走り去ってジャンプする選手やコーナーをかけぬける選手の姿が近くで観られるポイントは1箇所！
それは、ターン8終わり付近なのですが、ここが個人的に一番楽しかったのです。
白丸の場所です。
ここで観ているとコーナーのアウト側いっぱいを使って走る選手なんて、もうすぐそこ！！
「わぁ、近っ！！速い！！」と観ていると土が飛んできます。
でも、走りを観ていれば飛んでくるのか、どれくらいの勢いなのかは、なんとくわかるので避けたり浴びたり。笑
思っていた以上に飛んでくると思わず笑えてきちゃうんですよね♪
でも、たまに大きな塊が飛んできたりするので、そういう時は気をつけてちゃんと避けないと痛いのですが、私が観ていた横に観戦のベテランのような方がゴーグルをつけていてびっくり！
モトクロスに詳しい方に聞くと「当たると痛いし目を保護する為にゴーグルをつけている人が多くて現地で買う人も結構いるよ！」と。
Twitter: @webautoby tweet
twitter.com周りの人を見ているとこういう物があると便利！だとか、隣の人と喋っている会話で選手の事を知れたりっていうのは現地観戦のいい所ですが、それに加えてモトクロスは選手が他のクラスのレースをお客さんと同じ場所で観ている事が多いのも面白いですよね♪
気づけば近くにいたり、真剣に観ている時意外はファンサービスしていることもあります。
この土埃が飛んでくる事も？！IA1大塚選手の後姿。
ラインいっぱいを走るIA2横澤選手。
前の選手の土が飛ぶ中走るIA1大倉選手。
後ろは宗本選手。
久しぶりのオフロードヴィレッジは観客席が充実してました！
このポイント（8コーナー付近）からもいろいろ観る事が出来るのですが、今回もっと広い範囲が見渡せる観戦ポイントとして、チームの特別観戦席や大きなブロックなど、高い所から見えるポイントが増えていて凄く驚きました！
RACING TEAM TAKAの応援シート。
チームの応援席はチームからチケットを購入しないと入れない席で、横断幕など貼ってかっこよくなっていたり、メーカーでは「Honda応援席」というHondaGO!アプリを入れたら誰でも使える特別席まで用意されていたのです。
オフロードヴィレッジはフラットな場所に作られているのでジャンプする山などコース上は平らじゃないのですが、お客さんが歩く場所はどこもフラット。他の開催場所だと坂があったりするのですが、ここは駐車場までの道だけが急勾配で、入場してしまえば全くないのです。
なので、上から観るとコースのほとんどを見渡す事ができるので全体を把握しやすく、少し見えずらい箇所はありますが応援している選手だけ1周追う事もほぼできてしまいます。しかも座って観られる場所は多くはないので、応援席の存在は貴重です。
スタート地点の近くには上から見渡せるメインスタンド（有料席）が前からあるのですが、1コーナー外側の"Honda応援席"は無料！しかもHondaのライダーさんや監督が来てくれる時間もあるんです。おまけに受付には全日本ロードレース選手権に参戦している荒川晃大選手と伊藤元治選手までいて、めちゃくちゃ豪華で感動しちゃいました。
ホンダ応援席から観たIA2ヒート1スタート直後。
元IA1チャンピオンで今はTeam YAMAMOTOの監督を務める山本鯨さん。
Hondaライダーが来たらみんなでもらった旗を振って応援。見えている右側いっぱいまでコースです。
受付を担当されていた全日本ロードチームモトバムのライダー。白シャツ:荒川選手。赤×黒ウェア:伊藤選手。
レース観戦の大きな楽しみ！それがグルメ！
会場内にはブース出展やご飯屋さんも沢山ありました。
特に食べ物屋さんは丼ものから唐揚げ、ケバブなどご飯からおかずまであり、大人に人気の焼き鳥やビールはもちろん、ベビーカステラやクレープなど子供が喜ぶメニューも。
中には1本300円のチョコバナナを購入するとじゃんけんができ、勝てばもう1本おまけでもらえるお店もありました。
勝って両手にチョコバナナを持ち嬉しそうに歩いている子の笑顔や大きなリンゴ飴をかじりながら土管の上に立ち観戦している子を見てほっこりした場面も。
じゃんけんに買った子達。
また、「美蔵」さんという豚肉創作料理店さんのブースでは豚丼やロースカツ弁当などが売られていたのですが、サポートライダーの顔写真の載っているポスターが飾ってあったりもして、そういう関わりもあるんだ、、、と面白かったです。
ちなみに私は美蔵さんのカレーにヒレカツをトッピングして、屋根のある休憩スペース(無料です)でお昼ご飯を食べたのですがめちゃくちゃ美味しかったです♪
飲食ブース。他の場所にもありますが奥に椅子とテーブルのあるスペースがあるのはここだけ。
美蔵さんのカレー。
また今回は「みんなのモトクロス」をテーマに2日間でいろいろ楽しめるよう、土曜日には日曜日に予選と決勝を行うトップクラスのIA1をはじめ、IA2・LMXと3クラスのトークショーやサイン会も行われていました。
私はモトクロスのトークショーは東京モーターサイクルショーでは見たことがあるのですが、レース会場では今回が初めて！
会場ならではの雰囲気や前日の緊張感があったりするのかなど楽しみにしていました。一番印象に残っているのはIA2クラスのトークショーだけMCが#5 横澤選手だった事です。
IA2クラスのトークショー。
マイクを持っている選手が横澤選手。
その隣から浅井選手・柳瀬選手・中嶋選手・鴨田選手・西條選手・有山選手・平塚選手。
ここには映っないのですがVictor Alonso選手もいました。
以前、モトクロスのトークショーを観た事がない時に気になってYouTubeで検索したのですが、その時も選手がMCをされていたのを思い出しました。モトクロスではよくあるのかな？！
トークショーというより横澤選手の独断と偏見による紹介と、それぞれの選手へインタビューという雰囲気でしたが、選手同士だから言える発言や仲の良さ、お互いが知る選手の個性が面白く、しかもトークショーに参加したライダーは横澤選手を合わせて9人もいたのですが、他のクラスの選手も後ろで沢山笑っているくらい普段の選手のやりとりが垣間見えてホントあっという間の楽しい時間でした。
また今年からIA2に参戦するルーキーの選手もいて、その後にレースを観ると「あ！トークショーにいた選手だ！」とヘルメットとゴーグルをして顔が見えなくても番号でわかり、その選手の顔が浮かんできたり、走りとのギャップを感じたり。
また知っている選手が増えるとよりレースが面白くなるし、1人1人の選手を知れば知るほど見方が変わるので、今回トークショーが観られてホントに良かったです。
ちなみに、全日本モトクロスの表彰式は表彰台に上がった3選手全員にお話をきくのも好きなポイントです。今まではトークショーがなかったので、活躍した選手しか知ることが出来なかったのですが、レース前に見ることができたというのも大きかったなと感じました。
このトークショーが行われる前にはキッズクラスの表彰式があり、参加された選手全員で写真を撮ったり、表彰台に上がった選手は初めてシャンパンファイトをやる子も多く、一生懸命シャンパンを振っている姿や失敗している子、表彰台に立てて自慢げな選手の姿がとても微笑ましく、素敵な空間でした。
IA1の表彰式でジェイさんに勝つのは僕と話す富田選手。
みんなで写真撮影。
シャンパンファイト！
もちろんレースも最高でした！
肝心のレースについてはIA2のヒート1が印象的でした。今回30分＋1周のレースが2ヒート行われたのですが、ヒート1の時に途中豪雨になり、暫くすると止み、また雨が降るというホントに難しそうなコンディションで前が見えなくなったからか、途中ゴーグルを投げ捨てる選手が沢山いた事には驚きました。
レースとなれば接近することも、前の選手を追いかける事も多く、観戦していて飛んできた土でも勢いがいいと痛かったのに、ゴーグルなくても走れちゃうの？！とホントにびっくり！！
それでも選手達は攻め続け、いいバトルも沢山あってホントに感動したし、めちゃくちゃかっこよかったのです。
柳瀬選手を追う浅井選手。
ゴーグルもはずし、どろどろになりながらも走っています。
雨が降ったと思えば太陽が出てきて、路面が渇き始めるほど、特に日曜日は毎回コンディションの変わるレースで、どのクラスもバトルや追い上げが多く、凄く面白かったです！
雨だったからこその戦いが観られた気がして、今回観に行けてホントに良かったと思いました。
全日本モトクロスもまだシーズンが始まったばかり。
気になった方はYouTubeでレースの様子も観られるし、第8戦では同じ場所、オフロードヴィレッジでも開催されるので、初めての観戦にもオススメですよ☆+°
ターン8後の場所でパシャリ。
梅本まどか Twitter公式アカウント
Twitter: @maronchan_1 tweet
twitter.com写真／梅本まどか
