この記事では、同企画内で「125クラス(51~125cc)」にカテゴライズされる、ホンダのスクーターをまとめて紹介します。
Honda PCX
H-046(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
2021年のフルモデルチェンジで新設計の4バルブヘッドを採用したeSP+エンジンをはじめ、フレーム、ストロークを増加したリアサスなど基本メカニズムを一新。ラゲッジボックスの容量拡大、USBソケットを標準装備とするなど、使い勝手の良い装備を充実させている。2023年モデルは平成32年(令和2年)排出ガス規制に対応。シート表皮はブラックに変更されている。
Honda LEAD125
H-048(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
原付二種のリード125は2022年3月にモデルチェンジ。優れた燃費&環境性能と、力強い出力特性を兼ね備えるeSPエンジンをさらに進化させた「eSP+」エンジンを搭載。さらに、「Honda SMART Keyシステム」を採用した。2023年型は車体色にキャンディーノーブルレッドとマットギャラクシーブラックメタリックを追加し、継続色と合わせ全4色設定。
Honda Dio110/Dio110・ベーシック
H-048(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
ホンダのスクーターDioは1988年に50ccモデルとしてデビュー。その名を受け継いだ原付二種のDio110は、2011年に初登場。スポーティなデザインと実用性の高さ、そしてリーズナブルな価格設定は50cc時代から変わらずに脈々と受け継がれてきた。
2021年のフルモデルチェンジで、新設計フレームやスマートキーシステムを搭載。この車体をベースに、2023年モデルでは、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合。多様なニーズに応え、新たにDio110・ベーシックをラインアップに追加。Dio110・ベーシックは全3色、Dio110は全1色のラインアップとなった。
Honda BENLY 110/BENLY 110 PRO
H-049(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
低床設計で荷物の積み降ろしのしやすいリアキャリアを備える原付二種のビジネススクーター。50cc版とは異なり、エンジンは空冷単気筒を採用。ビジネス用途に向けた使いやすい装備は共通だ。
また、「PRO」は新聞配達や宅配用途に特化したモデルでフットブレーキ、ナックルバイザー、前カゴ、大型リアキャリアなどが標準装備となる。2022年10月をもって生産が終了した。
Honda BENLY e:ll/BENLY e:ll PRO
H-050(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
ホンダが法人向けに発売した原付二種のビジネス向け電動スクーター。2023年モデルから一般市販もスタートする。
デリバリー用途で使いやすい車体のビジネススクーターのベンリィをベースに、着脱式バッテリーとモーターユニットを搭載し、後進アシスト機能も備わる。大型キャリア、ナックルバイザー、フットブレーキなどを装備したe:ⅡPROも設定。価格はモバイルパワーパックや充電器を2個含んだもの。