この記事では、同企画内で「125クラス(51~125cc)」にカテゴライズされる、ヤマハのスクーターモデルをまとめて紹介します。
YAMAHA CYGNUS GRYPHUS/ CYGNUS GRYPHUS Monster Energy Yamaha MotoGP Edition
Y-028(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
走りと燃費・環境性能を両立する水冷の「BLUE CORE」エンジンを搭載、始動モーターとジェネレーターが一体化されたSMG(スマートモータージェネレーター)を採用。
新設計フレームに新開発のワイドタイヤを装着。約28 L容量のシート下ラゲッジスペース、USBソケットなど装備面も充実。
2023年1月にはMotoGP EDITIONを台数限定で発売、6月にはカラー変更を受けた2023年モデルがリリースされた。
YAMAHA JOG125
Y-029(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
長年親しまれてきた50ccスクーター「JOG」の名前を受け継ぎ、2022年に誕生したのがJOG125。総排気量は124cc、空冷OHC2バルブ単気筒の「BLUE CORE」エンジンを搭載。ヤマハの原付二種スクーターで最高レベルの低燃費と、スムーズな加速を両立している。
車両重量は95kgで現行のヤマハの原付二種スクーターでは最も軽いモデルながらも、ボディ剛性をバランスさせた新設計のアンダーボーン型フレームを採用している。また、シート高は735mmと低いが、シート下のラゲッジスペースは約21.3Lと必要十分な容量。
YAMAHA AXIS Z
Y-030(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
前後10インチホイールを採用したコンパクトで取り回しやすいボディに、力強い124cc空冷BLUE COREエンジンを組み合わせた軽快な原付二種スクーター。
2022年モデルではエンジンを平成32年排出ガス規制適合化し、エンジン始動用モーターとジェネレーターの機能を一体化したSMG(スマートモータージェネレーター)を採用。
また、前後バランスの良いブレーキングを可能とするUBS(ユニファイドブレーキシステム)も新採用され、ヘッドライトの光量がアップされた。
YAMAHA NMAX ABS
Y-031(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
前後10インチホイールを採用した軽量コンパクトで取り回しやすいボディに、力強い124cc空冷「BLUE CORE」エンジンを組み合わせた軽快な原付ニ種スクーター。
2022年モデルでは平成32年排出ガス規制適合化し、エンジン始動用モーターとジェネレーターの機能を一体化したSMG(スマートモータージェネレーター)を採用している。
2023年モデルでは新色が登場。8月22日に発売される。
YAMAHA TRICITY125/TRICITY125 ABS
Y-032(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
フロント2輪、リア3輪の『LMWテクノロジー』で安定感・安心感を特長とする3輪スクーターとして2014年に登場。2023年モデルでは全面的に刷新され、エンジンは平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合。
アイドリングストップ機構の「Stop & Start System」、スマートキーが新採用された他、LEDヘッドライトの照射範囲の拡大や、フットボードスペースの20mm延長などの最適化が図られた。
YAMAHA E01
Y-033(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
2022年7月、2023年2月に実証実験が行われたバッテリー固定式の原付二種電動スクーター。日本以外でも欧州、台湾、インドネシア、タイ、マレーシアでも実証実験用モデルとして順次導入されている。
ヤマハが自社開発したモーターとバッテリーを専用設計されたフレームに搭載。満充電で航続距離約104kmを実現している。完成度の高さから市販化も十分ありと感じさせるもので、実証実験の結果に期待したい。