社外シートでイメチェンしたよ
いつも使ってる、丸直で貼り変えてもらったシートも凄く気に入ってるんだけど、たまにはイメチェンしたい思ってこんなのを買ってみた。
茶色の表皮に黒のパイピング、それにダイヤステッチのおかげでものすごく印象が変わって良い感じ。本来は、角目のスーパーカブカスタム用なせいか、座面の高さとか傾斜具合は変わるけど、それはそれで新鮮で良し。
基本的にはコスパも良くて大満足なんだけど、なんせ3000円もしないシートなのできっと防水処理とかはされてないはず。キャンプで朝露に濡れてビタビタになることもあるし、ここはいっちょ防水加工に挑戦してみるよ。
シートの防水加工に必要なもの
というわけで材料を集めるよ。
防水ビニール
まずはこれが主役。防水ビニール。amazonで購入したけどプライムだと最低注文数が2個からだし、そうじゃないと送料が結構かかる。
ちなみに、薄手で追従性が良くて水を通さなければなんでも良いので、業務用のラップとかでっかいポリ袋でも良さそう。
ガンタッカー
これも必須。シート表皮を固定するためのガンタッカー。要するにでっかいホチキス。DIYで椅子の張替えなんかにも使えて便利。
amazonで色々探すと千円台から売ってるので、そういうのでも十分じゃないかな。
ステープル
ガンタッカーの針。幅だけじゃなく足の長さも重要よ。自分は手持ちの足長10mmを使ったけど、シートのはじっこでは針先が飛び出したりしたので、足長6mmの方がオススメ。
ステープルリムーバー
シートの針外し。なくてもなんとかはなるけど、あった方が楽に作業できるよ。
防水処理作業を始めるよ
さっそく作業を始めるよ。
amazonで購入した防水ビニール。2個あるので、またいつか使おう。
そうそう、外したステープルがちらばらないようにステンレスバットとかの皿があると便利。
バイクから外したシート。まだ買ったばっかだから綺麗なものですよ。
ヒンジ部分が邪魔なので、あらかじめ外しておこう。
まずは、シート表皮を固定しているステープルを外していくよ。
ステープルリムーバーでこんな感じ。結構しっかりついてるので、割と大変。
構造上、シートの外側からリムーバーを掛けることになるけど、あまりに外れにくい場合は内側方向から掛けると撮りやすい場合もあるよ。
外したステープルは、そこらに飛び散らないようまとめておこう。そこらに落ちてたら普通に危ないし。
で、ステープルを全部外したら、表皮をペロンとめくってこんな感じ。
ウレタンなのか低反発スポンジなのかよくわからないけど、おもったより発泡の目が出てない。
こんな素材感。いまさらだけど、あんまり水を吸わなさそうね。
表皮の裏側はこんな感じ。ダイヤキルト部分のふくらみはスポンジを縫い込んで出来てる。横に出てる白いスポンジね。
防水ビニールを被せるよ。より美しく仕上げるなら、水溶きノリとかでしわなく綺麗に貼りこんでも良いかも。ただ、そうすると修復が大変そうなので、ただ被せるだけにしておくよ。
こんな感じ。大きいしわが出来ると座り心地に影響するかもしれないので、表皮を被せる時には可能な限りシワを取っておこう。
剥がして被せ直すだけなので、特に苦労なくはまった。せっかく表皮を剥がしたなら、型紙をとっておいて、表皮の作り直しができるようにしても良かったかも。
あとはガンタッカーでバチバチと打っていくよ。
コツとしては、シート先端部分と後端部分にステープルを打って位置を決めておくとスムーズよ。
ただちゃんと立体裁断されてるし、最初からついてたシートなので正直簡単に戻せるよ。
防水ビニールの余りについては、ある程度仮止めした段階で大雑把にカットしておくよ。
で、バチバチ打ってこんな感じで張り込み完了。
最後に、微妙にはみ出した防水ビニールを丁寧に切り取っていくよ。
少しでも見栄えを良くしたいからね。
これにて完成。
まとめ
防水ビニールを追加するだけだから、作業自体は結構簡単。これで豪雨のツーリングも安心だぜ。
レポート:若林浩志