鮎といえば友釣りが有名なんだけど、ここ数年アユイングというルアーでの鮎釣りが人気らしいのよ。これは手軽で楽しそう。というわけで、アユイングをしに長野県阿智村まで釣りキャンプツーリングをしてきたよ。

鮎釣りの敷居を下げるアユイングをしてみたい

鮎といえばおとり鮎を使った友釣りが代表的釣法。そんな中、鮎釣りの敷居を広げているのがアユイングといわれるルアーを使った釣法なのね。ちなみに釣り界隈では、魚名+ingでルアーでの釣法になりがち。アジング、とか。

詳しくはこちらを見てね。

ルアーなら自分みたいな未経験者でも気軽に始められだし、ダイワのサイトみても、かなり気軽な装備でいけそうだし。
なにより鮎釣って食べたいし。

というわけでアユイングミノー買ってみた。
ルアー選びなんだけど、定番は95SSっぽい。SSってのはスローシンキング。ゆっくり沈む。
苔の生えた岩の下の方にいるので、これで探っていくみたい。

ダイワ
AYUING(アユイング) ミノー
95SS

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根掛かりしづらいSF(スローフローティング)というタイプもあるよ。リップの形状が違うのよね。

ダイワ
AYUING(アユイング) ミノー
94SF

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どちらもフックがついてないけど、これは鮎釣り用のイカリと呼ばれるフックを別で購入して取り付ける方式なのね。

ロッドとリールは、前に渓流用に買った安いトラウト用のやつ。まずは初回だしそんな立派でなくても良いでしょ。

画像1: 鮎釣りの敷居を下げるアユイングをしてみたい

むしろぜひ用意してほしいのが、フェルトソールのシューズ。

こういうやつね。

画像2: 鮎釣りの敷居を下げるアユイングをしてみたい

濡れてたり苔が生えた岩の上を歩くなら必須。根掛かり外したり、ちょっと向こう側に移動ってときに、つい川に足を踏み入れちゃうのよね。
渓流やるならマジで買っておいてね。これ履いてても歩くのしんどいけど、転倒率は段違いなはず。

ウェーディングシューズフェルトソール

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あとはランディングネットも必須。魚をキャッチする網ね。
針にカエシがついてないからマスト。魚が小さいのでネットも小さいのでOK。

で、こんなスタイルに。この手の釣りでいうところのライトスタイルってやつですね。

画像3: 鮎釣りの敷居を下げるアユイングをしてみたい

本来、ライトスタイルというとスパッツとかタイツを履くんだけど、自分の場合はデイトナの耐切創インナープロテクター。
通気性が良いので、濡れても何とかなるでしょ。靴下もデイトナの完全防水靴下。
それと、熱中症を避けるためにも帽子は用意しておきたい。

お次は釣り場選び。
ルアーでの鮎釣りが出来る場所は上記のダイワ公式サイトにリストされてるよ。便利だね。

カブでいけそうなエリアを吟味した結果、今回は長野県の阿知川に行くことに。
行く前には、念のため管理漁協に電話して鮎でのルアー釣りが可能かどうか、エリアはどのあたりとか確認しとくと良いよ。
阿知川の場合は下伊那漁協。電話してみたら親切に色々教えてもらえた。しかも公式サイトに釣りポイントも載ってて至れり尽くせり。

お次はキャンプ場。せっかく長野まで行くんだし、キャンプしないとね。

阿知川近くで釣りのできるキャンプ場さがしたところ、弓の又キャンプ場ってのが渓流に隣接してて、遊漁券の販売もしてるらしい。君に決めた!

というわけでレッツゴウ。

アユイングキャンプツーリングに行くぞ

最近は日の出前に出発することが多かったけど、今回は割と遅めの出発。
暑いので休憩しつつ元気に向かうぜ。

画像1: アユイングキャンプツーリングに行くぞ
画像2: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

ファミマでodaさんと合流。釣ーリングといえばダートフリークのodaさん。今回も付き合ってもらったよ。

JA44は塗装がキラキラしてて晴れが似合うね。

画像3: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

積載チェック。まずはodaさんのJA44。

画像4: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

ダートフリークのカントリーボックスに、kappaの防水シートバッグを組み合わせ。
kappaのシートバッグは断面形状が可愛いし、容量も50リットルあるし凄く良さそうなのよね。
カントリーボックスが容量24リットルなので合計74リットル。

ロッドホルダーは、マウント位置が低いので渓流用ワンピースロッドも無理なく積載できてる。

画像: ダートフリーク カントリーボックス CT125用 a.r10.to

ダートフリーク
カントリーボックス CT125用

a.r10.to
画像: DRC フィッシングロッドフォルダー a.r10.to

DRC
フィッシングロッドフォルダー

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画像: KAPPA ウォータープルーフ シートバッグ WA404R a.r10.to

KAPPA
ウォータープルーフ シートバッグ
WA404R

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自分のスーパーカブ90はこんな感じ。

画像5: アユイングキャンプツーリングに行くぞ
画像6: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

個人的最強シートバッグのDH-750にキャンプ用品や着替えを一通り搭載。今回は水に入るから着替えが多いのよね。荷物の多いときはDH-750の大容量65リットルが頼もしい。
左右のウェビングには、ガソリン携行缶やロッドホルダー、ドリンクホルダー、救急セット、色々詰め込んだメスティン、偏向グラスなんかを装着してる。種類ごとに分けて装着できるからマジで使いやすいのよ。

で、サドルバッグには焚き火台や着火剤なんかを入れてる。これは、釣り場でシートバッグを開けなくても良いように。反対側にはタックルボックス。
サドルバッグが10リットルなので、シートバッグとあわせて75リットル。奇しくもodaさんと同じような容量になってた。見た目は随分違うけど。

最後にハンドルバッグに交換レンズやUSBケーブルなんかを入れてる。

ヘンリービギンズ
デイトナ
シートバッグ SYSTEM
DH-750 19000

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### スクーター用ポーチ

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デイトナ
ヘンリービギンズ
サドルバッグ DHSシリーズ

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さて、ここからはひたすら長野の阿智村まで走るよ。

ダム発見。ダムを見ると気分が上がる。

画像7: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

普通に走ってたつもりが舗装林道に入ってた。自分の方向音痴っぷりが怖い。

画像8: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

渓流が見えてきた。今回の主役はキミだ。

画像9: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

天気も良いしライダーもかなり走ってた。ツーリングはイイゾー。

画像10: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

阿智村に到着。事前に調べておいたローソンで遊漁券&熱中症対策に飲み物を購入。

画像11: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

凍ってるカルピスウォーター、最高に美味いよね。

ヘンリービギンズのドリンクホルダーは内部に保温素材が使われてるのですごく良いよ。
少しでも冷えた状態を維持したいからね。夏の直射日光の前には完璧とまではいえないけど、それでも結構違ってくる。

画像12: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

めっちゃ暑かったけど、こいつのおかげでかなり助けられた。オススメ。

ヘンリービギンズ
デイトナ
ドリンクホルダー 79382

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帽子に購入した遊漁券をセット。見回りの人に「遊漁券もってますよー」ってわかりやすくアピールした方が良いからね。

なにより、通っぽい。

画像13: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

鮎はおるかな。

偏向グラスもってったけど、流れのせいで全然わかんないや。

画像14: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

アユイングのYouTube動画で研究したけど、いまいちルアーの流し方がよくわからない。

画像15: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

odaさんもせっせと探ってる。

画像16: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

YouTube動画では「見えたアユを狙う」みたいなこと言ってたけど、まずもって見つけられない。
暑くてつらいし別のポイントに移動しようかと思ってたらodaさんがヒット。

いやびっくりしたね。

人のランディングで興奮したのはいつ以来だろう。
「カエシがないからネットで!」って叫んじゃったもん。なんかネット使わず余裕でブッコ抜いてたけど。

いやはや。ルアーで鮎釣れるんだね。凄い。持ってるわこの人。
先週も60cmオーバーのシーバス釣ってた気がする。

で、odaさんのオススメポイントを譲っていただいたので小一時間ほど粘ってみる。

画像17: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

なんだろう、全然わからん。

とりあえず一匹は釣れたし、諦めて僕は塩焼きの準備をしますよ。

薪だとかさばるので、今回は豆炭ってのを使ってみたよ。着火時に花火みたいな匂いがして実に有害そう。
あと火力は優しい感じで割とラチが明かない。

画像18: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

釣りしながら念入りに焼いて完成。

画像19: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

一口もらったけど、めちゃめちゃ美味い。アマゴやイワナとは違う、鮎でしか味わえない美味しさがあるよね。

odaさんがほくほくと鮎食べてるので、ボウズな自分はローソンで買った冷やしつけ麺を食べるよ。
敗北の味。

画像20: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

あと、敗者のノンアルビール。自分で釣ってたら美味かっただろうな。

画像21: アユイングキャンプツーリングに行くぞ

弓の又キャンプ場へ

阿知川から10分ほど走って宿泊地の弓の又キャンプ場に。ここは弓の又川に隣接してて、川遊びや釣りも楽しむことのできる、素敵なポイントなのよ。

画像1: 弓の又キャンプ場へ

さくさく設営。マエヒロドームとoneティピー。デイトナの人気テントそろい踏みですわ。

画像2: 弓の又キャンプ場へ

今回の主役はもちろんアユイングなんだけど、マエヒロドームとoneティピーを並べてのキャンプもやってみたかったのよね。

画像: デイトナ neGla ワンティピー amzn.to

デイトナ
neGla
ワンティピー

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画像: デイトナ マエヒロドーム amzn.to

デイトナ
マエヒロドーム

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マエヒロドームは前室の広さをさらに活用するために、グランドシートを新調。ギアトップのXXL(260×210cm)。20Dシルナイロンですごく軽くてコンパクトで良かった。
端っこにハトメにあるけど、残念ながらマエヒロとは位置が合わないので注意。

GEERTOP
グランドシート

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これで、寝る時もぽいぽい物を放り込めるって寸法よ。

画像3: 弓の又キャンプ場へ

ほーら快適。

画像4: 弓の又キャンプ場へ

なんせカブが入るくらい広いからね。活用しないと。

そうこうしてたらodaさんも設営完了。oneティピーは左右のとんがりが可愛くて良いよね。

oneティピーって、にバンドックとかパンダより少し大きいのよ。少しの違いなんだけど、数値以上に中が広くて快適そう。

画像5: 弓の又キャンプ場へ

うん、綺麗にとんがってる。

画像6: 弓の又キャンプ場へ

とんがりのおかげで中も広々。あと、ソロ向けワンポールテントってほとんどの製品がフルメッシュインナーなのよね。なので見た目の重さは軽くなるけど、寒さにはあまり強くない。
でもoneティピーはフルクローズもメッシュも両方できるのよ。

ちょっとこの辺はまた詳しく掘り下げるけど、今までになかったフルスペックなソロ向けワンポールがoneティピーってわけ。

画像7: 弓の又キャンプ場へ

サイトに梅の木があった。かわいい。

画像8: 弓の又キャンプ場へ

設営も完了したので弓の又川に向かおう。向かおうって言っても、サイトの目の前にこういう感じで川が流れてる。

画像9: 弓の又キャンプ場へ

めっちゃ素敵よ。

画像10: 弓の又キャンプ場へ

受付で遊漁券を購入すれば釣りもできる。

我らは釣れなかったけど、翌日の明け方に結構な大物を釣ってる人がいたらしい。
渓流も朝マズメが大事なのかな。

画像11: 弓の又キャンプ場へ

ところで阿智村って「環境省認定日本一星空が綺麗な村」ってことで、星空が有名なのよ。

雲は結構出てたけど、さすが日本一。さらに前日はスーパーブルームーンってこともあり、月がめっちゃ輝いてた。

画像12: 弓の又キャンプ場へ

撮影すると、明るいのに星があって不思議な感じ。

画像13: 弓の又キャンプ場へ

月がすごく明るいけど、星は見えるし、不思議な感覚。

画像14: 弓の又キャンプ場へ

翌日は渓流で遊んで帰宅するのだ

キャンプ場が快適なので起きてのんびりしてたら、めっちゃ暑くなってきた。9月とはいえ日差しは凄いね。

暑いしとっとと帰ろうと思ってキャンプ場を出発。ところが出発してすぐに素敵な渓流を発見しちゃった。阿智村のポテンシャル、凄い。

弓の又キャンプ場に戻って遊漁券買って渓流フィッシングのはじまりだぜ。

画像1: 翌日は渓流で遊んで帰宅するのだ

めっちゃ良い感じなんだけど、半端なく暑い。odaさんは元気だなあ。

画像2: 翌日は渓流で遊んで帰宅するのだ

アタリがこないみたいでズンズン移動していってしまった。さようならー。

画像3: 翌日は渓流で遊んで帰宅するのだ

そうそう、今回分かったこと。渓流だと声が届きにくいのね。かなり頑張って呼びかけたけど、全然伝わらなかった。川遊びの際はご注意を。

あらためて川を観察。オタマジャクシがうようよしてる。

画像4: 翌日は渓流で遊んで帰宅するのだ

odaさんが向かった方向は日を遮るものがなにもないので、逆方向に向かおう。
こっちの暗くなってる方向。きっと涼しいはず。

画像5: 翌日は渓流で遊んで帰宅するのだ

なるほど、日陰だと苔が生えてるのね。もっといけばどんどん良い感じになってきそうだけど、足場が怖いので無理せず帰るよ僕は。

画像6: 翌日は渓流で遊んで帰宅するのだ

適当にこういうとこにぽいぽい放り込んでみたけど反応なし。

画像7: 翌日は渓流で遊んで帰宅するのだ

充分楽しかったので今度こそ帰路につこう。

熱中症対策はお忘れなく。

画像8: 翌日は渓流で遊んで帰宅するのだ

帰りもやたらと天気が良かった。やっぱりキャンプも釣りも楽しいね。ボウズだったけど自然の中で過ごすのは癒されますよ。

odaさんは鮎釣ってたけど。

自分はまるでボウズだったのでまた渓流釣りにいかねば。

画像9: 翌日は渓流で遊んで帰宅するのだ

まとめ

帰路で寄った道の駅にて。ツーリング中に鉄カブに遭遇するのは珍しいので、せっかくなのでお隣に。

画像: まとめ

レポート:若林浩志

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