「耕うん機ハンドル」、この意味がわかる人は間違いなくオッサンだ。そんな私も漏れなく、この世代にあてはまるお年頃。愛車のスズキ「GSX750S」に伝説の純正ハンドルをつけてみた！
文：黒田健一／写真：関野 温
文：黒田健一／写真：関野 温
耕運機ハンドル（純正ハンドル）装着後の感想
メチャクチャ快適だぜ！ これなら毎日通勤できる！
ほぼノーマルに戻ったGSX750S
伝説の耕うん機ハンドルを装着し、はじめてまたがった感想は極楽だぜ。写真で見るとカッコ悪く見えたハンドルも、実際に装着してみるとマジでイケてる！ これなら長距離ツーリングも通勤も苦にならないだろう。今となっては「耕うん機ハンドル」に感謝しかない。もしこのハンドルを入手できていなかったら、間違いなくこの車両を手放していただろう。
正直、今このハンドルを入手するのは非常に困難を極める。もちろん新品なんてこの世に存在しないだろうし、中古であったとしても粗悪品か、高額なモノのばかり。もしこのハンドルの金型が残っているのなら再生産をお願いしたい。そう願っているオーナーもたくさんいるはずだ⁉
交換前後を比較
GSX1100S 純正ハンドル
▲GSX1100Sのライポジは写真で見るとそんなにツラそうに見えないかもしれないが、実際はハンドル位置が遠く、腕は常に伸びきっているのでとても疲れる。
GSX750S 純正ハンドル
▲背骨が垂直に伸び、グリップ位置も近いので腕に余裕がある。実際に走っていないのでハンドリングに関してはなんとも言えないが、セパハンに戻すつもりはない。
次回は車検を取ってツーリングだ！
文：黒田健一／写真：関野 温
