バイク用のバッグ用品とケミカル用品を得意とするタナックスからツーリングバッグを清掃するためのケミカル用品が誕生! 汚れを落とすだけでなく、汚れにくくするためのコーティング剤もセットになっている。
文:太田安治/写真:盛長幸夫/モデル:平嶋夏海

モトフィズ×ピットギア「バッグメンテナンスセット PG-289」テスト&レポート

画像: MOTOFizz × PITGEAR バッグメンテナンスセット PG-289 税込価格:3410円 容量:200cc(クリーナー)・100cc(コート) 販売元:タナックス tanax.co.jp

MOTOFizz × PITGEAR バッグメンテナンスセット PG-289

税込価格:3410円
容量:200cc(クリーナー)・100cc(コート)
販売元:タナックス

tanax.co.jp

「お疲れさま」のツーリングバッグをリフレッシュ

ライディングウエアはナイロン生地が主流。汚れたら洗濯機で丸洗いできるし、撥水スプレーを吹いておけば防水性も高められる。しかし同じナイロン生地を使っているツーリングバッグは使いっぱなし、という人がほとんどではないだろうか。僕自身、何年もタンクバッグとシートバッグを普段使いしているが、メンテナンスという発想はなかった。

そこでテストしたのが汚れを落とすクリーナーと、撥水性を発揮するコート剤の2本を組み合わせた「バッグメンテナンスセット」。多種多様なツーリングバッグを展開しているモトフィズブランドの新製品だ。

まずブラシなどで表面に付いたホコリや泥汚れを落としてから、クリーナーを吹いてスポンジやクロスで擦り洗い。水で濡らしてから固く絞ったクロスで洗浄剤を拭き取る。

コーティングも同様に汚れを落としてから施工面全体がしっとりするまでスプレーし、スポンジなどで塗りムラを無くすように表面をならす。夏場なら1時間ほど、冬場でも2時間ほど乾燥させれば作業完了。どの工程も面積によって所要時間が変わるが、作業そのものは実に簡単だ。

シートバッグで試したところ、排ガス由来と思われる油汚れがスッキリ落ち、水を掛けても水滴となって滑り落ちる撥水性を発揮。日常使用やツーリング後で「くたびれた」バッグを優しく復活させてくれる。

画像: クリーナー、コート剤ともに広い面積への施工が効率的に行えるスプレー式。作業後の個人的感覚では20L容量のバッグ全体で2〜3回分という印象。

クリーナー、コート剤ともに広い面積への施工が効率的に行えるスプレー式。作業後の個人的感覚では20L容量のバッグ全体で2〜3回分という印象。

画像: コート剤には特殊フッ素樹脂が配合されている。しっかり乾燥・定着させた後に水を掛けてみると、小さな水滴になってコロコロと流れ落ちた。汚れの再付着、防カビにも効果的だ。

コート剤には特殊フッ素樹脂が配合されている。しっかり乾燥・定着させた後に水を掛けてみると、小さな水滴になってコロコロと流れ落ちた。汚れの再付着、防カビにも効果的だ。

画像: 表面の油汚れ、雨染み、カビを落とす洗浄力は想像以上に強力。布やナイロン繊維、PVC、合皮と幅広く使える。ただし本革には使用不可。

表面の油汚れ、雨染み、カビを落とす洗浄力は想像以上に強力。布やナイロン繊維、PVC、合皮と幅広く使える。ただし本革には使用不可。

画像: タナックスがツーリングバッグ専用のクリーナーを発売|モトフィズ×ピットギア「バッグメンテナンスセット PG-289」使用レビュー

テスター太田安治の欲張りリクエスト
液剤をスプレーして拭くだけだが、大型シートバッグのように表面積が多いバッグだと施工から乾燥まで3時間近くかかる。クリーナニングとコーティングが1本で同時にできたら施工作業の負担が減りそう。

文:太田安治/写真:盛長幸夫/モデル:平嶋夏海

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