KRTカラーに続いて、今度はトップガンカラー!
初代ニンジャ・GPZ900Rの登場から来年(2024年)でちょうど40年。記念すべき年を祝うべくスペシャルエディションを、と、月刊オートバイ本誌でも期待を込めて予想CGを展開しておりましたが、その予想が的中しました! なんと、ニンジャ1000SXと、さらにニンジャ650に「トップガンカラー」をまとった40周年アニバーサリーエディションが登場したのです!
2021年に、川崎重工業の創立125周年を記念して、SBKマシンのZX-10RRに、かつてのZXR750をオマージュしたカラーと、いわゆる「トップガンカラー」を用意して、ジョナサン・レイとアレックス・ロウズがこれに乗りました。ニンジャ40周年と聞いて、ひょっとしたら…と、このカラーの登場に期待した方も多かったのではと思います。
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ジャパンモビリティショーではZXRカラーをまとったZX-10RとZX-4RRの40thアニバーサリーエディションが先に登場しましたが、今回EICMAでトップガンカラーの40thアニバーサリーエディションも登場となったわけです。
モチーフとなったのは1985年のGPZ900R・A2
今回の40thアニバーサリーエディションは、レーサーレプリカ系のマシンに施したZXRカラーではなく、スポーツツアラー系のモデルに元祖ニンジャのGPZ900Rのカラーリングを施したもの。カワサキの偉大なブランドの40周年ということもあって、総力を挙げて祝おう、というカワサキの心意気を感じます! カラーリングのモチーフは1985年のA2。いわゆる「トップガンカラー」です。
これは映画「トップ ガン マーヴェリック」で実際に使用された劇中使用車のGPZ900R。1986年公開の映画「トップガン」の大ヒットに合わせ、ニンジャも一躍有名になりました。ちなみに、このカラーは純正のA2とは色の配置がちょっと違っていて、国内仕様の1984年式GPZ750Rにあったカラーリングにも似ていますが、それともちょっと違ったものになっています。
カワサキの想いがこもった細やかな仕上がり!
話を40thアニバーサリーエディションに戻しましょう。ニンジャ1000SXは、往年のA2カラーをまとうと同時に、ホイールにはシルバーのリムストライプが入り、切削加工ホイールを採用していた初期の900ニンジャの面影を感じさせる仕上がりとなっています。
そしてタンク上にはニンジャ40周年記念のエンブレムが! 往年のチャンピオンステッカー風のデザインが、また所有感を高めてくれますね。
ちなみに650にもこのエンブレムは用意されていて、こちらはタンク前方・イグニッション下にあしらっています。オーナーが眺めてニヤニヤできる位置ですね。
カウルサイドの「Ninja」ロゴもレッドにシルバーのシャドーが入ったもので、往時をしのばせます。個人的にはその下、ウインカー横の「Liquid Cooled」のロゴが、当時のニンジャと同じ書体を使っていて、実に芸が細かいなー、と感心してしまいました!
まだこの2台は先ほどEICMAで発表されたばかりなので、国内への導入があるかどうかは不明ですが、ZXRカラーも国内導入予定が発表になったことですし、ぜひともこちらも国内導入してほしいところです。さらなる詳細は12月1日発売の月刊『オートバイ』1月号でもお伝えしますので、お楽しみに!