アドベンチャーは足つきが心配で……というライダーも多いと思う。今回登場したレガーレのLS(ロースタイル)シリーズの新作、トランザルプは、足まわりの変更で25mmのローダウンを実現。しかも乗り心地にもこだわっている!
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
レガーレ「ホンダ XL750 トランザルプ LS」ライディングポジション・足つき性
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

LS
シート高:825mm

STD
シート高:850mm
スタンダードの足つきは少しカカトが浮き気味になるの対して、25mmローダウンしたロースタイルはヒザまで曲げられるゆとりがある。感覚的には少しリアが低く感じられるが、腕、尻、足の三点の配置はほとんど変わっていないのでクセはない。
【並べて比較】
LS


STD


レガーレ「ホンダ XL750 トランザルプ LS」注目ポイント

リアの車高が若干下がっているが、前後サスのバランスが取れているので違和感はない。

撮影車はゴールドのフロントホイールを装備。リアホイールはチューブレス対応だ。

LSのリアショックは専用セッティングのナイトロン。サスペンションのグレードは選択可能だ。

上級サスの「R3」仕様は、圧側が高速/低速で調整可能なほか、伸び側、車高も調整可能。プリロード調整アジャスターも備わる。

リアショックの変更に合わせて、フロントフォークは5mm突き出した仕様に変更。これもテストを重ねセッティングされたもの。

オプションで「ボディドクター」入りのシート(3万9800円)を選択することも可能だ。

撮影車は純正アクセサリーのセンタースタンドも装着。試乗車の価格(186万円)は各種純正アクセサリーも装備した撮影時の仕様のものだ。
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸