文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:赤松 孝
サクマエンジニアリング「CBR250RR+ローサイドカー」ライディングポジション
ライダーの身長:176cm
パッセンジャーの身長:165cm

強前傾のCBR250RRだが、ライダーが体重を乗せてハンドルを操作できるので、意外にもサイドカーとの相性はいい。カーとバイクの間が狭いので、身体をオフセットするような操作の時はさすがに少し窮屈だった。
サクマエンジニアリング「CBR250RR+ローサイドカー」各部装備・ディテール解説

「ロー」サイドカーは30年以上前のモデルをオマージュしたスタイリングが特徴。試乗車は乗車スペースを広げ、実用性も高めている。

タイヤ、ホイールも最新のものを採用し、バイクとの接続部に使用するフレームも新設計。試乗車の価格は中古のCBR250RRがベースで120万円と手頃な設定。

スーパースポーツのCBR250RRとの相性は想像以上に良く、スタイリングもバイクに似合ったスポーティなもので、走りも俊敏。

軽二輪モデルに装着するサイドカーの場合、長さ2.5m、幅1.3mというサイズの規定があるため、サイズは非常にコンパクト。

サイドカーの塗装はCBRのボディカラーに合わせたもので、マットブラックにレッドのストライプをあしらったスポーティなもの。

コンパクトなサイドカーだが、中のスペースは大人が乗っても十分なもの。シートのクッション性も高く、乗り心地はかなり快適。

サイドカー部分のタイヤには14インチサイズを採用。スポーティなデザインのアルミホイールも標準装備されている。
バイクとの接続部に使用する、システムの要となるフレームは完全新設計。機敏な操縦性と高い安全性を両立。

車体左側のウインカーはサイドカーに移設されており、点灯時はサイドカー側が光り、バイクの左ウインカーは点灯しない仕組みになっている。

サイドカー側のテールランプには汎用のシンプルなものを採用。機能をしっかり確保しながら、手頃な価格を実現。
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:赤松 孝