左スイッチボックス交換で、ハザード&パッシングが出来るハンターになるぞ
昨今のバイクってハザートとかついてるじゃない。でもハンターカブは、ハイロー切り替えとホーンとウィンカーだけ。
ハンターにもハザードをつけれないものなのかなと、いつもお世話になってる愛知県豊橋市のカブ専門店M&Fカビィさんに相談してみた。
ハザード装着は、簡単ですよ。基本的にはスイッチボックスとウィンカーリレーを交換するだけで実装できるんですよ。
ありゃ、思ったより簡単なんですね。
これはスイッチボックス交換と同時に付属のウィンカーリレーに交換するタイプです。
ウィンカーリレー交換の必要がない、より簡単なものもありますよ。
自分はウィンカーブザー付きのウィンカーリレーにしてるので、できればリレー交換の無い方が嬉しいです。
ウィンカーブザーは便利ですからね。
これがスイッチ交換だけでいけるタイプです。
これはどこのメーカーなんですか?
実はこれ、ホンダの海外モデル用純正パーツなんですよ。
ハンターカブとは別の車種のものなんですが、装着するだけでハザードもパッシングも使えるようになるんですよ。
スイッチがないだけで、元々ハザードを出す能力はあるってことなんですかね、よくわかんないけど。
もちろんホンダ純正なので信頼性は抜群ですよ。
あと、在庫限りの商品なので値段も抑えめにしています。
最近パーツ買いすぎてヤバイので、安い方が良いです。これでお願いします。
ハザード&パッシング機能付左ハンドルスイッチへの交換手順
というわけでスイッチ交換してもらうよ。
必要なもの
結構多いですね。
スイッチの交換自体は#2プラスドライバーだけで可能なんですが、スイッチの位置決めをするためにハンドルに穴あけ加工をする必要があります。
そのため、電動ドリル、ポンチ、2mmドリル刃(下穴用)、5mmドリル刃、が必要になります。あと、面取り刃もあると便利です。
スイッチの爪を折るという方法もありますが、スイッチが回転するといけないので、あまりオススメはできないです。
なるほど、電動ドリルがない人は、ショップにお願いした方が良さそうですね。
取り付けてもらうのも良いですし、ハンドルだけ持って行って穴あけだけ依頼するというのもアリですよ。
コネクタを外そう
純正スイッチを外す前に配線を外しておきましょう。
指で指してるあたりにコネクタがあるよ。丁寧に外そう。
あとは、下部にあるネジをプラスドライバーで外しましょう。
これで、純正スイッチをはずせます。
外すのって意外と簡単ですね。
ハザード&パッシング付きハンドル左スイッチの取り付け
ハザード&パッシング付きハンドル左スイッチの装着前に、付属の型紙を切り取ってください。
切り取るとこんな感じ。
型紙を純正ハンドルの穴位置に合わせることで、適切な位置に穴開けできますよ。
純正の穴を基準に位置合わせして、テープで貼り付けよう。
ドリルで下穴をあける前に、ポンチで位置をマークしておいてください。
これをしないと、ドリル刃が滑って失敗しますよ。
ポンチで位置を決めたら、2mmのドリルで下穴をあけるよ。
その後、5mmのドリル刃で穴をあけるよ。
穴の縁を滑らかにするために、面取りビットを掛けておきましょう。
あとは、穴位置に合わせてハザード付スイッチをつけるだけ。
あとはカプラーを接続するだけ。
カプラーを装着する際に、純正のゴムカバーが干渉するので、カットーなどで数センチ切れ込みを入れるとうまく装着できますよ。
あと、ノーマルよりも配線が長いので、余った部分は邪魔にならないよう折りたたんでタイラップで留めておいてください。
ハザード&パッシング機能付きハンターカブになったよ
というわけで完成───。
どうですかこれ。なんか左ハンドルスイッチが豪華になったよ。
ハザードスイッチを押すとハザード点滅。これは道に迷って路肩に寄せる時に便利ですね。
パッシングもばっちり。ハンターカブのハイビームって下側なのね。
ウィンカーリレーについて
ちなみに自分のハンターカブはキタコのウィンカーブザー付のウィンカーリレーをつけてるんだけど、問題なく動作したよ。
純正リレーのお客さんにも装着してますが、純正のままでも問題なく動作しますよ。
レポート:若林浩志