多種多様なライディングウエアを展開しているクシタニ。この記事では、厳寒期の走行を想定してつくられたトップモデルを紹介する。 
文:太田安治/写真:南 孝幸

クシタニ「アロフトジャケット K-2845」「アロフトパンツ K-2847」テスト&レポート

画像: KUSHITANI ALOFT JACKET K2845/ALOFT PANTS K-2847 税込価格:ジャケット 7万400円・パンツ 4万9500円 サイズ: M・L・LL・XL(パンツはL/3Wサイズもあり) カラー:ブラック・グレー(ジャケットのみ) 販売元: クシタニ

KUSHITANI
ALOFT JACKET K2845/ALOFT PANTS K-2847

税込価格:ジャケット 7万400円・パンツ 4万9500円
サイズ: M・L・LL・XL(パンツはL/3Wサイズもあり)
カラー:ブラック・グレー(ジャケットのみ)
販売元: クシタニ

クシタニ最強にして軽い着心地のウインターウエア

ツーリングライダーからも絶大な信頼を得ているクシタニは、デザインや保温性能が異なるウインタージャケットを20種類以上もラインアップしている。その中でも、厳寒期に対応した最強モデルが『アロフト』。

ジャケットは前傾姿勢を取っても腰が冷えないよう着丈を長めにしたデザインで、柔らかなポリエステル素材にレインウエアと同等の防水・透湿機能を持つPUラミネーションをプラス。簡単に脱着でき、単体着用できるインナージャケットは保温性に優れたダウン70%/フェザー30%の中綿入りという贅沢な仕立てだ。

上腕部にエアインテーク、背中に大型エアアウトレットを設け、二重の前合わせと胸ポケットは止水ファスナー採用、さらに腰部分に冷気の侵入を防ぐストームガードを装備するなど、ツーリング用として至れり尽くせりの仕上がりになっている。

ウインタージャケットは防風性を確保するため厚手の生地を使う製品が主流だが、どうしても重くなり、着心地も硬くなってしまう。対してアロフトは軽くて柔らかいので圧倒的に動きやすく、長時間ツーリングでの疲労蓄積が抑えられる。

パンツもジャケットと同じ商品コンセプトで、防水透湿素材+インナー着脱可能。上下で約12万円と高価ながら、ヘビーなツーリングライダーなら、徹底した作りと、その結果としての価格に納得するだろう。

着用モデルは176cm・65kg。ウエアサイズは上下ともLで、着丈、袖丈、裾丈に余裕あり。パンツは単体でもオーバーパンツとしても着用できる。腕、腰、膝部分のアジャスターを体型に合わせて絞ることで走行中のバタ付きが抑えられ、保温性も上がる。パンツの裾は大きく開くのでロードブーツとの相性もいい。

画像: 裾から巻き込む風を遮って保温性を高めるストームガードを装備。インナーの前合わせファスナーは、アウターと重ねたときのゴワつきを抑えるため胸から上が右側にカーブしている。

裾から巻き込む風を遮って保温性を高めるストームガードを装備。インナーの前合わせファスナーは、アウターと重ねたときのゴワつきを抑えるため胸から上が右側にカーブしている。

画像: 防水透湿性能を備えた表地に撥水加工を施しているためレインウエア要らず。胸ポケットは止水ファスナーを使った防水仕様。

防水透湿性能を備えた表地に撥水加工を施しているためレインウエア要らず。胸ポケットは止水ファスナーを使った防水仕様。

画像: クシタニ「アロフトジャケット K-2845」「アロフトパンツ K-2847」使用レビュー|防寒性能最強モデルの実力はいかに?

テスター太田安治の欲張りリクエスト
左右のポケットは大きくて使い勝手がいいが、胸ポケット同様の防水仕様ならスマホやティッシュ、ハンドタオルを入れていても安心。首元からの冷気侵入を完璧に遮断するために、襟にアジャスターがあるといい。

文:太田安治/写真:南 孝幸

画像: K-2845 アロフトジャケット | ALOFT JACKET www.youtube.com

K-2845 アロフトジャケット | ALOFT JACKET

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画像: K-2847 アロフトパンツ | ALOFT PANTS www.youtube.com

K-2847 アロフトパンツ | ALOFT PANTS

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