文:大冨 涼
ちびカタナ、バイク屋さんに受診!
「これは直しがいがありそうですね…(苦笑)」(ヨシムラさん)
「この姿に戻したいんですぅ…」(大冨)
今回の修理は3つのミッションを遂行!
部品装着から頑固なサビ取りまで頼れる、やっぱりプロのワザ
制動の要、フロントブレーキのキャリパー交換をするべく、黒田パイセンいきつけのコアガレージに向かうことに。代表のヨシムラさんはバイクを見るや否や満面の笑みで「これは…すごいなぁ」と一言。旧車のプロでさえ笑顔にしてしまうステキ車両・ちびカタナちゃんのお直しポイントを教えていただき、今回は3つの任務を遂行していきます!
まずはフロントキャリパー。プロ監修のもと、あらかじめ用意しておいた激安キャリパーを装着。何を真似たのかキャリパーには「NISSC」の印字が…。
不動のタコメーターは、中身のワイヤーが欠損中。もはやパーツが出るまで可動は困難かと思われましたが、偶然にもコアガレージさんにGS125用のケーブルが余っていたよう。こちらをありがたく頂戴し、タコメーターを修復。アイドリングの調子もラクになること間違いなし!!
そして、今回のメインはマフラーの深いサビ、洗っても落ちないホイールの汚れ! こんな凄まじいサビの跡、本当に綺麗になるんでしょうか… という不安をよそに、ヨシムラさんが謎の液体を用意。果たしてまだ見ぬ美しいGSを見ることはできるのか…⁉
今回のお直しポイントをコアガレージのヨシムラさんに見てもらった!!
1.動かないタコメーター
ケーブルが欠損してしいるタコメーター。パーツが出てこず、GN用のケーブルで代用しようと試みたが、形が合わず結局そのままになっていた。
2.きたないホイール&マフラー
動作的には問題なくとも、やはり見た目は気になるもの。頑固なサビや汚れが付着したホイールとマフラーが、バイクのオンボロ感をよりアップさせている。
3.ぼろぼろのフロントキャリパー
パッドを交換したのは良いものの、ピストンの動きがあまり良好ではなく、新たに持ってきた新品の激安キャリパーに交換していく。