Honda CT125・HUNTER CUB
Honda DAX125
得意とする足まわりのパーツから、高い技術とセンスで作り上げられるカスタムパーツを豊富にリリースするGクラフトが製作した2台は、ドレスアップだけでなく、ロングツーリングや通勤・通学で使って楽しむ125ccに合わせて様々な便利パーツを続々と開発。各パーツの紹介は下記を見ていただき、ここでは一番のポイントでもある前後足まわりを紹介する。
CT125、ダックス125に装着されるサスペンションは世界的にも有名なYSS社とコラボしたハイグレードサスペンションで、長さは純正と同じながら、スプリングをダブルレートしたことで、初期は柔らかく、奥で踏ん張りが効くようになり純正にはない走りを可能に。イニシャル調整、エンドアイ部に車高調整機能（純正長+10mmの範囲）、スプリングプリロード調整機能（伸び側減衰力２５段階調整）付き。さらにCT125はフロントにもハイグレードサスペンションを装着。専用スプリング、オイル、そしてPDバルブ（※PDバルブとは、ダンパーロッドに減衰調整機能を持たないフロントフォークに、カートリッジフォークのようなしなやかさとコシを与えるインナーバルブ）のキット。イニシャルアジャスター付きなので、プリロード調整も可能な優れもの。
2020年に発売されてから早4年、そろそろ純正の足まわりがヘタってきた、もう少し乗りやすくしたい、これからも長く乗っていきたいという方は、O/Hでもいいのだが、その機会に前後同時にグレードアップしてみてはいかがだろうか？ 純正にはないしなやかな動きで走りがさらに面白くなること間違いなしだろう。
ヘッドライトガードやフロントキャリア、フロントバンパーなどを装着することでイカつい見た目となったフロントまわり。各アイテムは見た目だけでなく機能性も両立してくれる。夜間も安心なフォグランプはブラケットのみでフォグランプは別売となっているので購入時は注意しよう。
マルチフロントラック（最大積載重量1.0kg）はハンドルクランプに装着することができ、ドリンクホルダーを装着したり、ポーチを装着して財布やスマホを収納したりと様々な用途で使用可能。センターキャリアタイプ2は荷物を括りつけるのはもちろん、フレームカバーの傷防止にも大活躍。バスケットタイプも同時発売中。
シートはタックロール表皮がカスタム感をアップさせ、段付き形状にすることで、純正が755mmに対し、745mmと30mmダウン。リアキャリアはちょっとした荷物を載せるのにぴったりなサイズ（最大積載重量3.0kg）。写真のようにマルチサイドラックを合わせることで積載能力をアップさせることもできる。
純正のスタイルを崩さないようにこだわった楕円太パイプ（42mm✕32mm）のアルミスイングアーム。純正が3.2kgに対し2.0kg（タンデムステップ非装着時）とばね下重量の軽量化にも一役買ってくれる。タンデムステップのあり、なしはオーダー時に選択可能。スイングアームと同時装着がオススメなアルミチェーンカバーは純正スイングアームにも装着可能。
ここからはダックス125の各部を紹介。ウインドスクリーンは国内で生産から出荷をおこなっているスクリーンメーカーのアクリポイントとのコラボ品。スモークとミラーの2種類がリリース中。純正ではホイールに沿うように装着されるフェンダーだが、オリジナルのアップフェンダーステーを使用することで、アップ仕様に。ヘッドライトにはガードを装着することでまるでアドベンチャーモデルのような見た目に。
フロントブレーキはブレンボ製キャリパーに換装することで、様々なシーンで安心の制動力を確保。ホイールは合わせタイプのアルミワイドホイールで、IRCのTRAILS GP-22を合わせたことムッチリと迫力のある見た目に。ロードパターンからブロックパターンにしたことで、マシンの印象をガラリと変えた。
ダウンチューブは見た目のドレスアップのみに割り切ったカスタムパーツ。Φ19mmのパイプを使うことで、太すぎず、細すぎず丁度いい塩梅に。純正マフラーには対応しているが、社外マフラーの装着に関しては不明。購入時には事前にチェックを忘れずに!!
シートはタックロール表皮がカスタム感をアップさせ、段付き形状にすることで、純正が755mmに対し、745mmと30mmダウン。リアキャリアはちょっとした荷物を載せるのにぴったりなサイズ（最大積載重量3.0kg）。写真のようにマルチサイドラックを合わせることで積載能力をアップさせることもできる。
125ccモデルの車体サイズにピッタリな60mm×25mmのパイプを使用したトリプルスクエアミドルスイングアーム。ピボット部にはベアリングが用意され、チェーン引きは後ろ引きタイプで整備性もアップ。写真はスタビ付きだが、スタビなしも発売中。ワイドホイールは8穴形状を採用することで、ノスタルジックな見た目に。太さは前後共に3.75Jと太すぎず、125の車体にピッタリなバランスとなっている。ワイドホイールキットにはアルミ削り出しの前後ハブも同梱される。
文・写真：山ノ井敦司
