ハードケースの代表的存在「GIVI」のトップケース(リアボックス)には、テールライトみたいな意匠があるじゃん。基本的にはリフレクター的な役割なんだけど、ケースによってはオプションランプキットをインストールすることで、ストップランプに連動して光らせることができるのよ。車でいうところのハイマウントストップランプ的な。アピール度が上がって安全性も高まる光り物カスタムですよ。というわけで今回は、ランプキットの装着方法、実際の光り具合を紹介していくよ。

モノロック(B37)を光らせてみる

車体側の加工をする前にモノロックも試してみるよ。車体側の加工は3ページ目なので、モノキーの人は飛ばしてね。

装着するのはモノロックB37。こちらは、2023年に登場したばかりのニューアイテムで、直線的なデザインがすごくカッコ良い。

GIVI
モノロック 37L BLADEシリーズ B37NT 未塗装ブラック スモークレンズ 78038

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B37のランプキットは、レンズをごっそり交換するタイプ。内容物としてはレンズユニットケース蓋側端子ケース底側端子ベース側端子。LEDユニットがレンズユニットになっただけで、モノキーV47のセットと同じような構成。

GIVI
リアボックス ランプキット

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トップケース及びベース加工に必要なもの

モノロックでも必要なものはほぼ同じだけど、一点だけ絶縁テープが必要になるよ。ハンマーを打ち込むときのために、ソケットとかの程よいサイズのものがあると便利なのも一緒。

ハンマー
ドリル
4.5mmドリル刃
#1プラスドライバー
精密マイナスドライバー
絶縁テープ

ケース底側の加工

まずはケースの底側。ハンマーで丸い部分を打ち抜いた穴に、底側用端子をはめこもう。

画像10: ケース底側の加工

ばっちりツライチ。こういうとこの精度が嬉しい。

画像11: ケース底側の加工

底側端子がはまったら、反対側の端子にカバーを装着。

画像12: ケース底側の加工

ケースの開口部分の縁に、端子装着用のガイドがあるので、ここにスライドさせるように装着。

画像13: ケース底側の加工

これで底側の加工は完了。

画像14: ケース底側の加工

ケース蓋側の加工

ケース蓋部分の裏側を見ると、プラスネジ3ヵ所でレンズが固定されているので、ネジを外してレンズを取るよ。プラスドライバーは#1ね。

画像16: ケース蓋側の加工

外したレンズ部分を、クリアカバーとベース部分で分割しよう。画像の位置から外していくと、割とすんなりできた。

画像17: ケース蓋側の加工

クリアカバーに、ランプキット付属のレンズユニットを装着。一部が浮いたりしないように、しっかりと確認しながら装着してね。

画像18: ケース蓋側の加工

上側にLEDユニットが内蔵されてる。

画像19: ケース蓋側の加工

レンズ部分を蓋から外したタイミングで、配線を通すための穴をあけるよ。このポンチマークの部分ね。

画像20: ケース蓋側の加工

Φ4.5のドリル刃で穴あけ。回転はゆっくりめにしておくと安定するよ。

画像21: ケース蓋側の加工

そしたら、レンズユニットを配線を通しつつ装着。プラスネジで締結しておいてね。この作業を左右で完了させたら、いよいよ配線。

モノキーの時は左右2本ずつの4本だったけど、B37の場合は3本ずつの6本。

画像22: ケース蓋側の加工

日本の法令上、青線は使用しないので、絶縁テープで絶縁しておこう。

画像23: ケース蓋側の加工

赤線と黒線を端子に接続したらカバーを装着して、台座にはめよう。

画像24: ケース蓋側の加工

左右のレンズで配線の長さが違うので、普通に作業すればあんまり配線の余りも出ない。実に気が利いてる。

画像25: ケース蓋側の加工

ここまで来たら蓋を閉じて動作確認しておこう。

画像26: ケース蓋側の加工

ぴかーん。

画像27: ケース蓋側の加工

ベース側の加工

さてベース側。ハンマーで穴を打ち抜こう。

画像5: ベース側の加工

表から打ち込むんだけど、裏から位置を確認するのをお忘れなく。

画像6: ベース側の加工

そしたらバリを成型。

画像7: ベース側の加工

ベース側端子を押し込めば完成。

画像8: ベース側の加工

ここまで出来たら、ベースとボックスを取り付けて、あらためて点灯するかを確認しておいてね。

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