文・写真：西野鉄兵／モデル：カナイメグ
5製品を一挙発表！ 現時点では参考出品、2024年秋頃の発売か!?
東京モーターサイクルショー2024のデイトナブースには、カスタムバイクをはじめ、ヘンリービギンズのバッグ、マックスフリッツのウエア、ダートフリーク製品、GIVIのケース、ノーランのヘルメットなどさまざまなものが展示されています。
そこでひと際目立っていたのが、初公開されたデイトナ製ヘルメットです。
バイクに関するあらゆるパーツや用品を展開するデイトナですが、自社のオリジナルヘルメットはこれまでありませんでした。
それゆえに見慣れたDAYTONAのロゴもヘルメットの額に備わっていると妙に新鮮です。
現時点では参考出品とのことですが、一挙に5型も発表。「DN-001 レーシングスポーツ」「DN-002 コンパクト」「DN-003 ノーマル」「DN-004 リミテッド」「DN-005 ウィルダネス エクスペリエンス」というラインナップとなっています。
ものすごく簡単に説明すると「DN-001」「DN-002」はインナーバイザー搭載型のフルフェイス。デザインは異なっています。
「DN-003」は、インナーバイザーを搭載していない一般的なフルフェイス。「DN-004」はインナーバイザーを搭載し、チンガードを開くことができるシステムヘルメット。「DN-005」はアドベンチャー向けのフルフェイスで、インナーバイザーを搭載しています。
▲「DN-003 ノーマル」。今回発表されたラインナップのなかではもっともベーシックなモデルとなるフルフェイスヘルメット。
前述のとおり、デイトナは欧州ナンバーワンメーカー「ノーラン」の製品を長きにわたって輸入販売しています。
では今回発表されたオリジナルヘルメットはどういった層を狙った製品なのか？ 担当者の方に話をお聞きしたところ、主にエントリーユーザーへ向けたものだといいます。
価格帯は2万円前後、可能な限り税込2万円までに抑えたいとのことでした。実際に製品に触れてみたところ、必要充分な機能が備わっていることはすぐに分かりました。
近ごろはあらゆるものの値段が上がっていますが、ヘルメットの価格も如実に高まっていますよね。トップブランドやハイエンド製品にこだわらない、というユーザーに向け、シンプルかつ使いやすいものを。プレミアムな製品が多いノーランとは完全に棲み分けができたものだといえそうです。
発売時期は2024年9月～11月を目指しているそうです。実際に5製品が販売されるかを含め、詳細は未定ですが、楽しみですね！
文・写真：西野鉄兵／モデル：カナイメグ
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