葉月美優です。
東京モーターサイクルショーの思い出、BDSバイクセンサーブース編、SHOEIブース編と2本お届けしましたが、まだまだあります!
NGKスパークプラグブースでも、2024 NGK SPARK PLUGᏚ Ambassadorとしてお仕事をさせていただきました。
今年は、製品展示やグッズ販売に加えてNGKスパークプラグトークショーが開催され、なんとみんなの大スター、宮城光さんがゲストとして来てくださりました。
私はそのトークショーのMCを担当させていただきましたが、お客さんと同じように聞き入ってしまうほど、勉強になることが多かったです。
突然ですが、自分の愛車のスパークプラグを交換したことはありますか? みなさんも、スパークプラグは大事なパーツだということは何となくわかると思いますが、「なぜ重要なのか」、「交換目安や、交換しないとどうなるのか」など知っていますか?
ということで今回、宮城さんのバイクのお話と、スパークプラグの重要性、バイク専用スパークプラグの「Moto DX」などをお話ししていただきました。
オープニングトークから、宮城さんのバイクへ対してのプロ意識と熱量を感じました。走行会などのお仕事へは台風ではない限り、雨でも暑くても寒くても自走で出勤するそうです。それは、お客さんと同じ状況を感じるためと仰っていました。走行会中は、お客さんよりも気を張って大変だと思いますが、更に自走じゃ本当に疲れますよね。でも、それも楽しいようで、プロ意識の高さに感動しました。
現在、宮城さんは7台ほどバイクを所有していて、新しいバイクを買うときは買い替えではなく全部増車だそうです。私も同じですが、愛車はなかなか手放せないですよね。しかし、7台を均等に乗るのはすごいです。
さて、NGKスパークプラグトークショーなのでスパークプラグについてもお話していただきます。
スパークプラグがエンジンにとって、大事な部品ということはみんな知っていると思いますが、そもそもどのような役割なのか、その重要性、交換時期などもお聞きしました。
まず、スパークプラグとは、ガソリンを燃焼させるための点火部品であり、ライターのような役割をしています。ガソリン車は、ガソリンと空気を混ぜた混合気が爆発することで動きますが、スパークプラグが火花を飛ばしガソリンと混合気を発火させエンジンを動かしているという仕組みです。
ですので、スパークプラグがないとそもそもエンジンは動かないし、エンジン内の見えない位置にあり、1分間に5000回もの爆発をさせているということで、"縁の下の力持ち"だと宮城さんは仰っていました。小さなスパークプラグが見えないところで頑張り、重要な役割を担っている、まさにその通りですね。
このような、かなり負担もかかるパーツですが、交換目安はどくらいなのでしょうか?
オートバイは大体3000〜5000kmが交換目安となっています。オイルも同じくらいなので、一緒に交換するのが良いですね。しかし、その距離数に満たなくても奥飛火をしているようであれば交換のタイミングです。
奥飛火をしていると、燃焼状態が悪くなり加速性や燃費も悪くなります。
しかし、奥飛火の痕はスパークプラグを見てみないとわからないので、点検をきちんとしていくことも重要ですね。
宮城さんは、車での体験ですがスパークプラグを1番に確認することが習慣になったきっかけをお話してくださいました。
50000kmも部品交換をせずにいたら、ある日車のエンジンがかからなくなり急いで点検してもらったら、スパークプラグの外側電極がなくなっていて、点検交換を怠ったことを怒られたそうです。ただ、宮城さんは遠征も多く忙しさのあまりあっという間に5万キロも走っていたというわけですが、それから何かあるとすぐにスパークプラグを確認するようになったとのこと。
宮城さんのこの体験談で、しっかりメンテナンスしようと感じた方が多いはずです。とても面白いお話を聞くことが出来ました。
そしてライダーが気になるのは、バイク専用スパークプラグの「Moto DX」ですね。Moto DXは、良いところだらけで、選ばない理由はない! というプラグでした!
まずMoto DXは、「加速性」「アイドル燃費」「耐久性」と、ライダーが実感できる大きな3つのポイントがあります。
・加速性アップ
加速時のスロットルレスポンスが良く、30km/hから80km/hまでの加速が一般プラグより、0.2秒速いのです。※こちらは、あくまでノーマル車両用の物なので、エンジンを改造していたりとレース車両やサーキット車両には向いていない可能性があります。私は、全てノーマルのまま走っているので、かなり嬉しいポイントです♡
・アイドル燃費アップ
一般プラグよりもアイドル燃費が2.3%もアップします。これは、宮城さんも実感したとかなり推していました。信号待ちや渋滞時の振動が一般プラグよりも静かだと大絶賛でした。アイドリング状態でもストレスなく、効果を感じられるのは良いですね。
・耐久性アップ
普通、オートバイのプラグ交換目安は3000km〜5000kmでしたね。しかし、Moto DXは耐久性がよく、8000km〜10000kmも走れてしまうのです! これは、ライダーにとってとても嬉しいですね。
※一般プラグは全て、NGKスパークプラグ商品。
※全て250cc 2気筒車両 レギュラーガソリン使用での結果。
このような良いところだらけの、優れたMoto DXの秘密は"素材"と"構造"にあります。
新素材を使用している「D-Shape外側電極」は電極が細く、Dの断面形状をしています。これにより、混合気への流れをスムーズに、着火後も火炎の広がりを妨げません。
また、一般プラグよりも細くサーモクリアランスを拡大されています。サーモクリアランスという、絶縁体先端部の隙間を広げることによって、絶縁体の表面に火花がはって飛ぶ「火花リーク」を防ぎ、くすぶりにも強い新構造となっています。
これらにより、レスポンスの向上や燃費の向上が実現するというわけです。本当に、良いところだらけですよね。
Moto DXのお話の時は、NGKスパークプラグの加藤さんにも登壇していただき、より詳しく解説していただきました。
このような、NGKスパークプラグブーストークショーでした!
スパークプラグにとても興味が沸く、トークショーだったと思います。部位や専門用語も多いですが、わかるととても面白いですね。
宮城さん、現場に来てくださった方、ありがとうございました。たくさんの方に来ていただけて嬉しかったです!
そして、ここまで読んでくださりありがとうございました!
また、NGKスパークプラグについて詳しくお伝えできたらいいな♡
レポート:葉月美優