月刊『オートバイ』&webオートバイの恒例企画「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」を今年も開催します! 1977年から続く、読者のみなさまの投票で今年のナンバーワン・バイクを決めるバイクの総選挙です。
この記事ではAstemo HondaDreamSIRacingの監督も務める伊藤真一さんがホンダ車をピックアップ! 月刊『オートバイ』の企画で毎号ホンダ車をテストしている伊藤さんがどの車種をどういった理由で選んだか、注目です。
※スタッフの推薦は「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」のランキングに影響はしません。
まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、松川 忍

伊藤真一が選んだお気に入りのホンダ車 第2位 ホンダ「CB1000R」

画像: Honda CB1000R 総排気量:998cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:830mm 車両重量:213kg(ブラックエディションは214kg) 税込価格:167万900円(ブラックエディションは171万6000円)

Honda CB1000R

総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:830mm
車両重量:213kg(ブラックエディションは214kg)

税込価格:167万900円(ブラックエディションは171万6000円)

デビュー当時から好きな1台、フレームの剛性バランスがいい

CB1000Rはデビュー当時から好きなバイクです。乗り味で言えば、ホンダ車の中では好みの上位に入るモデルですね。フレームの剛性バランス、特に前後のバランスが非常にうまく取れていて、車体をどこでどうしならせるか、よく考えて設計されているバイクだと思います。

個人的にはピボットまわりの剛性が高くて好きです。まるでリアタイヤが台形になったかのように感じられる、高い接地感が持続するところもいいですね。同じ「ネオ・スポーツ・カフェ」コンセプトのCB250RやCB125Rにも似たフィーリングがあります。

ホンダ「CB1000R」注目ポイント

画像: SC57型のCBR1000RR用4気筒ユニットをリファインして搭載。パワーは145PSで、このクラスのストリートファイターとしては十分。

SC57型のCBR1000RR用4気筒ユニットをリファインして搭載。パワーは145PSで、このクラスのストリートファイターとしては十分。

画像: メインフレームはスチール製モノバックボーン、スイングアームは片持ち式のプロアーム。フェンダーはスイングアームマウント。

メインフレームはスチール製モノバックボーン、スイングアームは片持ち式のプロアーム。フェンダーはスイングアームマウント。

画像: 5インチカラーTFTメーターを搭載、ライディングモードは全4種類。スマートフォンとの連携が可能な「Honda RoadSync」も搭載。

5インチカラーTFTメーターを搭載、ライディングモードは全4種類。スマートフォンとの連携が可能な「Honda RoadSync」も搭載。

ホンダ「CB1000R」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2120×790×1090mm
ホイールベース1455mm
最低地上高135mm
シート高830mm
車両重量213kg《214kg》
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量998cc
ボア×ストローク75.0×56.5mm
圧縮比11.6
最高出力107kW(145PS)/10500rpm
最大トルク104N・m(10.6kgf・m)/8250rpm
燃料タンク容量16L
変速機形式6速リターン
キャスター角25゜00′
トレール量100mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・190/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
燃料消費率 WMTCモード値17.2km/L(クラス3-2)1名乗車時
製造国日本
メーカー希望小売価格167万900円《171万6000円》(消費税10%込)
※《 》内はブラックエディション

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