月刊『オートバイ』&webオートバイの恒例企画「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」を今年も開催します! 1977年から続く、読者のみなさまの投票で今年のナンバーワン・バイクを決めるバイクの総選挙です。
この記事ではAstemo HondaDreamSIRacingの監督も務める伊藤真一さんがホンダ車をピックアップ! 月刊『オートバイ』の企画で毎号ホンダ車をテストしている伊藤さんがどの車種をどういった理由で選んだか、注目です。
※スタッフの推薦は「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」のランキングに影響はしません。
まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、松川 忍

伊藤真一が選んだお気に入りのホンダ車 第1位「X-ADV」

DCTの制御がバツグン! 使い勝手が良くて楽しい!

画像: Honda X-ADV 総排気量:745cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 シート高:790mm 車両重量:236kg 税込価格:132万円

Honda X-ADV 

総排気量:745cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:790mm
車両重量:236kg

税込価格:132万円

普段使いに乗るのなら一番楽しそうなモデル

X-ADVは気に入っている1台です。マニュアルトランスミッションの設定がないモデルなんですが、シフトスケジュールなど、DCTの制御関係がとてもよくできていて、750という排気量もちょうど合っているのか、DCTとのマッチングがとてもいいと思います。同じプラットフォームを使っているNC750XのDCTモデルにも試乗したのですが、X-ADVとはまた違うフィーリングだったのには驚きました。

スタイリングもとても個性的だと思いますし、使い勝手もよくて、走ってみても楽しい。アドベンチャールックのモデルにふさわしく、ダートを走ってみてもネガを感じませんし、ABSの作動フィールもいい。シート下のトランク容量の関係でリアホイールが15インチと少し小さいのですが、走りには何の問題もありません。

今の僕の使い方や行動半径を考えたら、普段使いに乗るのであれば、このX-ADVが一番楽しそうだな、と思います。デビューしてからちょっと年数が経っているモデルですが、今から購入しても後悔しない1台だと思います。

ホンダ「X-ADV」注目ポイント

画像: 745ccのパラレルツインユニットはNC750シリーズに準じたもの。4-6速のギアレシオが最適化され、加速フィールも向上している。

745ccのパラレルツインユニットはNC750シリーズに準じたもの。4-6速のギアレシオが最適化され、加速フィールも向上している。

画像: タフギアイメージの個性的なデザイン。ヘッドライトはLED、ウインドスクリーンは上下5段階、高さ135mm幅で調整が可能。

タフギアイメージの個性的なデザイン。ヘッドライトはLED、ウインドスクリーンは上下5段階、高さ135mm幅で調整が可能。

画像: 5インチの大型カラーTFTメーターを装備。ライディングモードは5種類が用意され、メーター表示デザインも4種類から選択可能。

5インチの大型カラーTFTメーターを装備。ライディングモードは5種類が用意され、メーター表示デザインも4種類から選択可能。

ホンダ「X-ADV」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2200×940×1340mm
ホイールベース1580mm
最低地上高135mm
シート高790mm
車両重量236kg
エンジン形式水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
総排気量745cc
ボア×ストローク77.0×80.0mm
圧縮比10.7
最高出力43kW(58PS)/6750rpm
最大トルク69N・m(7.0kgf・m)/4750rpm
燃料タンク容量13L
変速機形式電子式6速(DCT)
キャスター角27゜00′
トレール104mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・160/60R15
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
燃料消費率 WMTCモード値27.7km/L(クラス3-2)1名乗車時
製造国日本
希望小売価格132万円(消費税10%)

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