月刊『オートバイ』&webオートバイの恒例企画「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」を今年も開催します! 1977年から続く、読者のみなさまの投票で今年のナンバーワン・バイクを決めるバイクの総選挙です。
この記事では、『オートバイ』の企画やロードテストでもおなじみのジャーナリスト、横田氏が選ぶ3台を紹介! いずれ劣らぬ個性派ぞろい。スタリング、メカニズム、パフォーマンス、どれも乗っていて飽きの来ない、ユニークなバイクたちです。
※スタッフの推薦は「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」のランキングに影響はしません。また国産車だけでなく輸入車も含んでいます。
文:横田和彦/写真:南 孝幸、カワサキ

横田和彦が選んだ2024年の推しバイク 第3位 スズキ「KATANA」

画像: SUZUKI KATANA 総排気量:998cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:825mm 車両重量:215kg 税込価格:160万6000円

SUZUKI KATANA

総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:825mm
車両重量:215kg

税込価格:160万6000円

エッジの効いたデザインにカタナのDNAが息づく

ファーストカタナ(GSX1100S刀)に長く乗っていたので、プロトモデルが登場したときから気になっていた新型KATANA。エッジが効いたデザインはファーストの特徴を現代風に再解釈したものと受け取れ、好ましく感じた。

事実、試乗中バイクにあまり詳しくない人から「カタナの新型ですか?」と聞かれたくらいだから、インパクトはファーストに負けてない。メカニズムも年々進化し、現行モデルではライドモードやクイックシフターなどを搭載。タンク容量が少ないといった欠点もあるけれど、ファーストだってクセはあった。だから惚れてしまえばカンケーない!

スズキ「KATANA」注目ポイント

画像: 日本刀をイメージした、タンクからアッパーカウルにかけての美しいラインにカタナのDNAが息づく。写真のマットブルーカラーが与える印象も新鮮だ。

日本刀をイメージした、タンクからアッパーカウルにかけての美しいラインにカタナのDNAが息づく。写真のマットブルーカラーが与える印象も新鮮だ。

画像: メッキシリンダーを採用し、フリクションロスを低減したGSX-S1000譲りのエンジンは150PSを発揮。3つの走行モードを持つS.I.R.S.も装備。

メッキシリンダーを採用し、フリクションロスを低減したGSX-S1000譲りのエンジンは150PSを発揮。3つの走行モードを持つS.I.R.S.も装備。

画像: 現行型から倒立フォークはアウターチューブの色がゴールドに変更された。ブルーの車体色のみ、ホイールの色がゴールド仕上げになっている。

現行型から倒立フォークはアウターチューブの色がゴールドに変更された。ブルーの車体色のみ、ホイールの色がゴールド仕上げになっている。

スズキ「KATANA」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2130×820×1100mm
ホイールベース1460mm
最低地上高140mm
シート高825mm
車両重量215kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量998cc
ボア×ストローク73.4×59.0mm
圧縮比12.2
最高出力110kW(150PS)/11000rpm
最大トルク105N・m(10.7kgf・m)/9250rpm
燃料タンク容量12L
変速機形式6速リターン
キャスター角25゜
トレール量100mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17 58W・190/50ZR17 73W
燃料消費率 WMTCモード値17.0km/L(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時
製造国日本
メーカー希望小売価格160万6000円(消費税10%込)

This article is a sponsored article by
''.