月刊『オートバイ』&webオートバイの恒例企画「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」を今年も開催します! 1977年から続く、読者のみなさまの投票で今年のナンバーワン・バイクを決めるバイクの総選挙です。 
この記事ではノア セレン氏が推す3台を紹介。パフォーマンスだけでなく使い勝手やコスパにも優れた、欲張りなライダーにおすすめのモデルたちです。
文:ノア セレン/写真:南 孝幸、島村栄二

ノア セレンが選んだ2024年の推しバイク 第3位 スズキ「アドレス125」

画像: SUZUKI Address 125 総排気量:124cc エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 シート高:770mm 車両重量:105kg 税込価格:27万3900円

SUZUKI Address 125

総排気量:124cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
シート高:770mm
車両重量:105kg

税込価格:27万3900円

柔らかいデザインが素敵な便利に使えるスグレモノ!

2024年の最新モデルではないですが、素晴らしい一台としてどうしても挙げておきたいですね。ステップスルーの125ccで、フラットで低いシートはタンデムライダーも乗り降り楽々。タンクがステップボード下ではなくシート下にあるためステップボード位置が低く、長身の人は足元に余裕があって長距離もラクなんです。

日々の移動に便利なのはもちろんですが、これならばロングツーリングだってタンデムだって楽しみやすいから趣味のバイクとしても大活躍は間違いなし。どんな環境にも馴染みやすい、柔らかいデザインも魅力的だと思います。

スズキ「アドレス125」注目ポイント

画像: シート下収納スペースは21.8Lの容量が確保されていて、ヘルメットの収納に使うこともできる。給油口はシート後端、テールランプ手前にセット。

シート下収納スペースは21.8Lの容量が確保されていて、ヘルメットの収納に使うこともできる。給油口はシート後端、テールランプ手前にセット。

画像: 125cc空冷単気筒のSEPエンジンは燃焼効率を上げ、フリクションロスも減らすことで、パワーを落とすことなく低燃費を実現している。

125cc空冷単気筒のSEPエンジンは燃焼効率を上げ、フリクションロスも減らすことで、パワーを落とすことなく低燃費を実現している。

画像: メーターは大径のアナログ速度計に補助液晶を組み合わせたもの。低燃費走行を目安として示す「エコドライブイルミネーション」も装備。

メーターは大径のアナログ速度計に補助液晶を組み合わせたもの。低燃費走行を目安として示す「エコドライブイルミネーション」も装備。

スズキ「アドレス125」主なスペック・価格

全長×全幅×全高1825×690×1160mm
ホイールベース1265mm
最低地上高160mm
シート高770mm
車両重量105kg
エンジン形式空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
総排気量124cc
ボア×ストローク52.5×57.4mm
圧縮比10.3
最高出力6.4kW(8.7PS)/6750rpm
最大トルク10.0N・m(1.0kgf・m)/5500rpm
燃料タンク容量5.0L
変速機形式Vベルト式無段変速
タイヤサイズ(前・後)90/90-12 44J・90/100-10 53J
ブレーキ形式(前・後)油圧式シングルディスク・機械式ドラム
乗車定員2名
燃料消費率 WMTCモード値53.8km/L(クラス1)1名乗車時
製造国インド
メーカー希望小売価格27万3900円(消費税10%込)

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