月刊『オートバイ』&webオートバイの恒例企画「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」を今年も開催します! 1977年から続く、読者のみなさまの投票で今年のナンバーワン・バイクを決めるバイクの総選挙です。
『オートバイ』では外車の海外試乗速報をメインに活躍するジャーナリスト、河野正士氏が選ぶ3台は、独創性に富んだモデル揃い。日本車では味わえないデザインと走りのキャラクターは外車ならではの魅力にあふれています。
※スタッフの推薦は「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」のランキングに影響はしません。なお「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」は国内メーカーのモデルのみの総選挙企画となります。
文:河野正士/写真:赤松 孝、南 孝幸、インディアン

河野正士が選んだ最新おすすめ外国車 第1位 ロイヤルエンフィールド「ヒマラヤ」

一度乗ってみる価値のある好バランスが光るモデル

画像: Royal Enfield HIMALAYAN 総排気量:452cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 シート高:825/845mm 車両重量:195kg 税込価格:88万円~89万9800円

Royal Enfield
HIMALAYAN

総排気量:452cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:825/845mm
車両重量:195kg

税込価格:88万円~89万9800円

過酷な場所を走るため磨き抜いた扱いやすさ

ベテランから初心者まで幅広いキャリアのライダーを狙ったモデルは数多くあれど、その両者が求める、相反する要求を高い次元でバランスさせているのがロイヤルエンフィールドの新型車「ヒマラヤ(450)」だと思う。彼らは単気筒エンジンという究極にシンプルな構造で、ヒマラヤという過酷な場所を走るために必要なパフォーマンスを選び抜き、扱いやすさを磨き込んだのです。これほど目的が明確なバイクもほかにはありません。

でも彼らが求めたのはヒマラヤを凌駕するためのアレコレではなく、山々に敬意を表しながら、憧れの地・ヒマラヤに多くのライダーを導くためのもの。そんな究極にニッチな目的のために選び抜いたディテールだからこそ、どんなライダーが乗っても扱いやすく、たくましいパフォーマンスを造り上げているのです。そんなバイク、イマドキ珍しい。

日本の免許制度や車検制度を考えるとなんとも中途半端な排気量ですが、教習所に通っても、排気量を落としてでも、アドベンチャーが門外漢であっても、乗ってみる価値がある。それほどオンロードでもオフロードでもバランスが良いバイクだと思います。

ロイヤルエンフィールド「ヒマラヤ」注目ポイント

画像: シェルパ450と名付けられた水冷DOHCシングルはドライサンプ式で、スロットルはライドバイワイヤ。パワーは約40PSを発揮。

シェルパ450と名付けられた水冷DOHCシングルはドライサンプ式で、スロットルはライドバイワイヤ。パワーは約40PSを発揮。

画像: クラシカルな外観だがマテリアルは最新のものが用意されており、丸形ヘッドライトとウインカーはLEDが採用されている。

クラシカルな外観だがマテリアルは最新のものが用意されており、丸形ヘッドライトとウインカーはLEDが採用されている。

画像: 丸型の大きなメーターはカラーTFT。ライディングモードはパフォーマンス/エコにリアABSのON/OFFを組み合わせた4通り。

丸型の大きなメーターはカラーTFT。ライディングモードはパフォーマンス/エコにリアABSのON/OFFを組み合わせた4通り。

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