欧州ホンダ(Honda Motor Europe)がフランス・ビアリッツのイベント「Wheels and Waves」にてCL500のカスタマイズコンテストを開催。2024年8月31日まで専用サイトにてエントリー車両を一般公開&投票受付を行っている。

これホントにCL500⁉ 各国のカスタムモデルが勢揃い

画像: これホントにCL500⁉ 各国のカスタムモデルが勢揃い

2024年6月12日から16日にかけて、フランス南西部のビアリッツでバイクとサーフィンのイベント「Wheels and Waves」が開催された。

ホンダの現地法人・Honda Motor Europeは、2017年からこのイベントに出展。2020年からは催しのひとつとしてバイクのカスタマイズコンテストを開催し、会場にはコンテストにエントリーした車両がずらりと展示された。

カスタム車両はその年ごとに異なったベースモデルが選ばれ、参加国はそれぞれ自国の販売店やカスタムビルダーと協力して製作。2022年はCMX500 レブル、CMX1100 レブル、2023年はダックス、モンキーMSX125 グロムの3モデルがベース車両となっていた。

5回目の開催となる今回はCL500がベースモデルに選出。イタリア、スペイン、フランス、ポルトガル、イギリス、ドイツ、ベルギー、スイス、トルコの9カ国、計16台のカスタム車両が製作された。

各国のビルダーと販売店が細部までこだわり抜いて製作した多種多様な車両は、一般投票により最優秀カスタムモデルが決定される。投票は専用オンラインサイトから誰でも参加可能、2024年8月31日まで受付中だ。

9カ国のエントリー車両16台を一挙紹介!

1.Alpina 500(スイス)

画像: Alpina 500(スイス)

Alpina 500(スイス)

コンテスト初参戦となるスイスでのホンダビジネス50周年を記念し、CBを想起させるタンクデザインを採用。特徴的なエキゾーストパイプとSC projectのマフラーがポイントとなっている。足まわりはシルバーホイールでエレガントなイメージに。


2.Bik’ ink(フランス)

画像: Bik’ ink(フランス)

Bik’ ink(フランス)

1970年代のストリートスクランブラーをイメージしたモデル。ウイングマークも時代にあわせたロゴを採用。オレンジと赤の配色が特徴的で、タンクやフェンダー、ラジエーター、さらにシートのパイピングもこの2色が採用されている。


3.CL500 Charade Spirit(フランス)

画像: CL500 Charade Spirit(フランス)

CL500 Charade Spirit(フランス)

オフロードスタイルのモデル。アップフェンダーにハンドガード、ナンバーボードが装着され、ブロックタイヤを装備。ホワイトとブルーをベースにホンダ定番のカラーを採用し、さわやかな印象に仕上げられている。


4.Cherry Lady (スペイン)

画像: Cherry Lady(スペイン)

Cherry Lady(スペイン)

タンク、サイドカバー、前後フェンダー、ラジエーターカバー、ホイールリムにキャンディレッドを採用し、シートのステッチも赤で統一。幅広のハンドルとブロックタイヤを装備しオフロードイメージを与えつつシンプルでおしゃれなスタイルとなっている。


5.CL Surfer(ドイツ)

画像: CL Surfer(ドイツ)

CL Surfer(ドイツ)

燃料タンク、前後フェンダーはメタリックシルバーをベースにブルーのストライプがあしらわれる。おしゃれなブラウンのシートとタンクのサイドパッドはレザー製。ダイヤモンドステッチが上品さを演出している。シート下からリアまわりをすっきりさせ軽快なイメージに仕上げられた。


6.CL501R(スペイン)

画像: CL501R(スペイン)

CL501R(スペイン)

フラットトラッカーをイメージして製作されたこの車両、リアのガスショックアブソーバーは調節が可能。フレームは明るいレッド、ボディはホワイトとシンプルかつ映えるカラーリング。タンクには鮮やかな青色でヘルメットをイメージしたグラフィックがあしらわれる。


7.CL500 Digger(フランス)

画像: CL500 Digger(フランス)

CL500 Digger(フランス)

1980年代のホンダ「XL」や「XR」をオマージュし、オフロードイメージのヘッドライトバイザーやナックルガード、ナンバーボードを備える。エンジン、クランクケースの一部とホイールはゴールドで統一されている。


8.Enduro 500(スペイン)

画像: Enduro 500(スペイン)

Enduro 500(スペイン)

赤の燃料タンクに施されたブラックとゴールドのピンストライプがワンポイントに。さらにサイドカバーにも「ENDURO500」の文字があしらわれている。ヘッドライトガードとバイザーを装備し、クラシカルなエンデューロバイクへと仕上げられた。


9.Flat Track 500(ベルギー)

画像: Flat Track 500(ベルギー)

Flat Track 500(ベルギー)

スイスと同じくコンテスト初参加となるベルギーは、新しいホイールデザイン、カンチレバー式のスイングアームを装備しエントリー。ゼッケンプレートを装備しサイドカバーを外した軽量なボディでフラットトラックのスタイルが表現されている。


10.Irezumi(フランス)

画像: Irezumi(フランス)

Irezumi(フランス)

ノーマルの外観は崩さず、タンク、フェンダー、エンジンなどへのペイントに力を入れた一台。和彫り風の鯉や辰、武将がカラフルにあしらわれ、もとのスタイリングとはがらりと異なる印象を与えてくれる。タンカラーのシートもオリジナルで作成された。


11.Moonground(ポルトガル)

画像: Moonground(ポルトガル)

Moonground(ポルトガル)

シンプル・ミニマリストをイメージした車両はカラーもモノトーンで統一。ナックルガードやヘッドライトガードを装備するも、スタイルに溶け込むパーツが採用されている。サーモンバンテージを巻いたエキパイやサイドカバーの肉抜きデザインなどこだわりポイントは多数。


12.Oceans’ Track(フランス)

画像: Oceans’ Track(フランス)

Oceans’ Track(フランス)

フラットトラックスタイルのこのモデルは白をベースとしたトリコロールカラーを採用。2灯式のヘッドライトを搭載しワイドなハンドルとバーエンドミラーを装備。シートは変更され、テールカウルが追加。レーシーなスタイリングになっている。


13.Sterrato 500(イタリア)

画像: Sterrato 500(イタリア)

Sterrato 500(イタリア)

イタリア語で「オフロード」を意味する「Sterrato」を車名に取り入れたこのモデル。見た目はもちろん、足まわりにはオーリンズ製リアショック・ブロックタイヤを装備し本格的なスタイルに。ワンオフのパーツに加えホンダの純正アクセサリーも使用されている。


14.Terra Battuta(イタリア)

画像: Terra Battuta(イタリア)

Terra Battuta(イタリア)

ロングツーリングでの快適性をアップさせるため、高めのウインドスクリーンとリアキャリアを装備。サイドバッグはもちろん、スケートボードも積載可能なところがポイント。アウトドアテイストなカラーリングを含め、遊び心あるスタイルとなっている。


15.The Poseidon Project(イギリス)

画像: The Poseidon Project(イギリス)

The Poseidon Project(イギリス)

海の美しさをオマージュした一台。車体は海と波のしぶきをイメージしたペイントで覆われタンクの上部にポセイドンが描かれている。シートは船を彷彿とさせる見た目で、そのほかヘッドライトガードやエキパイなども同イメージの装飾が施されている。


16.Bunker imPrint(トルコ)

画像: Bunker imPrint(トルコ)

Bunker imPrint(トルコ)

コンテスト初参加のトルコはレトロなカフェレーサーをイメージした車両でエントリー。フロントカウルはガラス繊維強化ナイロン素材で3Dプリンターを使用して製作。CBR250Rで採用されている倒立フォークやキャリパーを装備し本格的な仕上がりに。

まとめ:大冨 涼

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