葉月美優です。
ここ1ヶ月ちょっとが、とても忙しく全然忙しく全然ツーリングに行けないまま、あっという間に暑くなってしまいました。
夏でもツーリングに行く派でしたが、さすがに日中の長距離ツーリングをするには、なかなか厳しい暑さですね。早朝や夜など考えてみたいと思います。
2023年の夏から、私のCBR250RRのタイヤはブリヂストンのバトラックス レーシング ストリートRS10を履いていました。
RS10は、公道とサーキット両用のスポーツタイヤで、グリップ力が高く接地感があり、安心して思い切りサーキットを走ることが出来ます。RS10より更に性能が良い新作のRS11がありますが、残念ながらCBR250RRのサイズはないようです。
RS10でも、十分すぎる安心感と走りやすさで、更に持ちが良くて大好きです!
しかし、CBR250RRではもう公道は走らないので、最近、サーキット仕様のバトラックス レーシングR11に履き替えました(公道使用は可能ですがサーキット向けのタイヤです)。
レーシングタイヤなので、走行前にしっかりとタイヤウォーマーで温めなくてはなりません。
しっかり1時間前からウォーマーを巻いて、80度くらいにします。
バトラックスプロショップ走行会に参加して、いつも走っているつくばコース2000で走行をしました。
バトラックスプロショップ走行会のレポートは後ほどで、まずはR11の感想を。
走り出し、いきなりグリップ力に驚きました。RS10もしっかりグリップしますが、それより遙か上に感じました。しかし、いつもよりコーナリング中の景色がゆっくりに見えるような? 更にヘアピンのコーナー進入で、たくさんの車両に抜かれている気もしました。
あれ、こんなに私遅いの……?
その感覚は、気のせいではありませんでした。
グリップ性能を高いタイヤに変えたことにより、いつもの走り方、ブレーキングではスピードを落としすぎてしまうのです。その結果、コーナーリングスピードもいつもより落ち、立ち上がり時もあまり伸びなくなっていたようです。
更に、もしかしたらバイクのセッティング自体が、このR11に追いついていないかも……? というような話もちょこっと出たり。
ただ、コーナリング中の安心感はものすごくありました。全走行を終える頃には、もっと開けても平気かもと気付き、気持ちよく走ることが出来ました!
R11を履いたときの注意事項や走り方など、ブリヂストンモーターサイクルタイヤの佐藤社長から直々にアドバイスを頂きました。まず始めに空気圧設定から、走りながら微調整して適正値を探してみるといいと教わりました。
実際にサーキットを走っていて、レース活動もする社長の「タイヤ話」は本当に貴重でありがたいと思いました。
今回、R11を履いて走行してみて、いい走行をするには良い道具を使って、でもその分自分も良い道具に対応した走りをしなくてはいけないと良くわかりました! 私も、R11の性能を十分に発揮させて、もっと速く走れるように頑張りたいと思います。これからが楽しみになりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
レポート:葉月美優